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「なくしたもの思い出しゲーム」
「なくしたもの思い出しゲーム」がキャッチコピーで2000年に発売されたゲームをご存知だろうか。
ゲームタイトルは「ぼくのなつやすみ」。
ゲームの内容は、こちらである。
母親が臨月を迎えたため、8月の夏休みの1か月間、田舎の親戚の家へ預けられた9歳の少年「ボク」を操作し、昆虫採集や虫相撲、魚釣りなどをしていくゲームである。時代設定は1975年(昭和50年)で、北関東のどこかに存在する森や山に囲まれた架空の田舎「月夜野」(つきよの)が舞台となっている。蛍が舞い、河鹿の鳴き声が聞こえる清流といった、現代の日本が見失ってしまった原風景が再現されている。
まさに幼少期を田舎で過ごした事がある人には刺さる内容だ。
自然豊かな田舎町で、四季を感じながら過ごす田舎での生活が懐かしく思う今日この頃。
私自身、現在は都会に住んでいるが、もとは田舎出身であり、高校生の頃にこのゲームをプレイした時は懐かしさと思い出が蘇ってきて感動した記憶がある。当時はPS2版をプレイしたのだが、何故か大学生の時に中古のゲーム屋で売ってしまった。
しかし、最近になって無性にプレイしたくなったので、手軽にプレイできるPSP版を中古で購入した。
高校生の時と35歳になった現在の感性はまた異なり、この年になってプレイすると、どこか泣けてくる。
虫網を持って朝から夕方まで走り回った幼少期の記憶が鮮明に蘇り、風鈴の音や虫の鳴き声、全てにおいて最高である。
そして、ゲームのキャッチコピーである、「なくしたもの思い出しゲーム」がまさにドンピシャではまっていると実感する。
ぼくのなつやすみ:通称「ぼくなつ」はシリーズ化されており、私が今回購入したのは「ぼくのなつやすみ2」。
シリーズの中でもっとも好きな作品である。
まだ購入したばかりだが、毎日少しずつプレイしていこうと思う。
そして、今年の夏は実家に帰省し、あの頃をリアルに思い出してみようと思う。
興味がある方は是非「ぼくのなつやすみ」をプレイしてみてださい。
そして、「なくしたもの」を思い出してみてはいかがでしょうか?