BOYFRIENDを見てしみじみ
Netflixで配信されている恋愛リアリティーショー「BOYFRIEND」をとても楽しく拝聴しました。
自分自身がゲイ当事者なので、世間一般からゲイ(バイセクシュアル)男性がどう認知されているのか、もしくは認知されていないのか、はよくわかっていないのですが、この恋愛リアリティショーによって、オネエタレントでもドラァグクイーンでもGOGOBOYでもない、日本社会に生きている、ごくありふれたゲイ(バイセクシュアル)男性の存在が可視化されたな、と感じました。
それぞれにご飯を食べたり、遊んだり、働いたり、恋をしたり、家族との関係に悩んだり、友情を育んだり、という、当然の営みをしている様子を見て、そうなのよ、みんな普通に生活してるのよ。という当たり前のことを改めて思いました。
SNSの世界だけを見ると、賛成とか反対とか、応援とか差別とか、あらゆる思いが錯綜しているのですが、ゲイ(バイセクシュアル)男性は現実に社会で働き、生活しているので、個人の理解の前に、存在してるのだという事実に気づくことがとても大事だな、と思いました。
それと同時に、可視化されていなくて困っている人や苦しんでいる人もまだまだたくさん存在するんだろうなあ、ということにも思いを馳せました。
あ、別に社会問題と結びつける必要はなく、ただ単純に恋愛模様や若者たちの共同生活の様子を見るだけでも、色々と感じることができる作品だと思いますので、とてもおすすめです!