Work Laugh Balance
この業界にいわゆるワークライフバランスなんてものはない(まあそんなこともないけど)
とはいえ、働くときに思いっきり働いて、閑散期には少し休めるという、メリハリのある感じがいいところだと個人的には思っている。今どきこれだけ自由に働ける職場も少ないし
その意味では、ワークイズライフとか、ワークアズライフとかの方がしっくりくる
そんな職場で気絶する勢いで仕事をしてきたわけだが、ジュニアとはいえ業界経験が長くなるにつれて感じることがある
日常に笑いがない
表情が失われていく
友達と遊んだり、同期と無駄口を叩いたり、笑う機会がないわけではない。それでも、圧倒的に感情的なものに触れる機会が少ないまま論理と数字の世界を生きていると、こころが時間を止めたように思えてくる
お笑いとかYouTubeを見てもどこかエンタメを消費しているような感じがして、刹那的な笑いはあれど、まるでロボットがプログラミングされたまま笑っているような気がしてくる
感動的な作品を観たいと思っても、好きなゲームをしたいと思っても、結末を予測したり没頭する時間はないと悟ったりして、楽しさに飛び込むことをいとも簡単にためらうようになった
エンタメを生きがいとして生きてきたのに、いつの間にかエンタメに救われない自分になってしまった
そんな風に感じる日々を過ごして、今は思う
何のために仕事をしているのだろうか、と
いや、夢追い人よろしく青臭いセリフを吐き出して逃避行に興じれるほど無邪気ではないので、仕事を無策で辞めたりはしない
でも、この道を極めたい等の特別な思いがなければ、この仕事だけに全力を捧げるなんて持たない
そんな思いは持ち合わせていないし、むしろ目標は別のところにある
そういうわけで、半人前がなに生意気なことを言ってんだとか、舵を切るにはまだ早いとか、どこかの誰かに言われそうですけど、自分の人生は自分で決めるほかないので、目標に向けてバランスを取っていきたいと思います。自分が笑顔になれるように
ということでAmazon Prime Saleで小説を買い込みました