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046.学生指揮者とは?吹奏楽経験者と盛り上がる話。
こんにちは。裕太郎です。
過去を振り返るシリーズ!
今回は吹奏楽時代に務めていた「学生指揮者」について執筆したいと思います!
◎学生指揮者とは?
中学、高校と吹奏楽部に入部していましたが、中学3年時、高校3年時と学生指揮者をやってました。
学校によるかもしれませんが、私の母校では生徒の自発的な運営を促すためにか、指揮者を含め殆どの運営を学生が担当していました。
その一つに学生指揮者という立場があるのですが、何をするかというと、基礎練や曲の指導や、練習メニューなど考えたりしていました。
最終決定は顧問の先生が握ってますが、自由に考えて行える環境でした。
私は高校時代男子校でしたが、なんと部員数は多い時で50人ほど!
しかも9割が初心者で、面白いのが、元陸上でした、元野球部でした、元サッカー部でしたという状態から皆スタートするわけです。笑
なので、雰囲気はゴリゴリの運動部です。
学生指揮者とは、名前の通り「指揮者」であり、リーダーシップを張って理想の音楽の形に導く立場にあります。
なので、バンドの要に当たる役職です。
オーケストラで言うとコンサートマスター(コンマス)と呼ばれ、吹奏楽でもコンマスと呼んだりします。
以降はコンマスと呼びますが、その立場ゆえに「幹部」と呼ばれる、部長、副部長、コンマスというくくりで活動し、定期的に顧問の先生のところに行って報連相やら、どんな運営方針でいくかなどを話したりしてました。
よく叱られるのも幹部です。笑
さらに、1番大変なのが50人の音を聞き分けて指示しなければならないこと。。
学生指揮者といえど、ど素人な私なので、これはとても苦労しました。笑
音楽の作り方って、、え、、どーーやってやるの!?状態。笑
結局感性でやり過ごしてしまったのですが。。笑
たくさん部長からお叱りのお言葉を毎日浴びながら、ギリギリやり抜きました。笑
◎何で私が学生指揮者に?
そんな大変な指揮者を何故やったのかというと、推薦されたから!
諦めると言うのがあまり好きじゃなく、他薦されたからには断りたくない。
そして、やりたい人!と言われた時にほとんど手が上がらなく、決めないと帰れない空気が耐えられなくて、手を上げたから。
というのが理由です。笑
結果、やってみて貴重な経験ができてよかった!
◎学生指揮者の練習①
学生指揮者はど素人から始めますが、指揮を振る上で一つ大事になるのが、指揮のわかりやすさ!
指揮法があり、「打点」と呼ばれるリズムを作り出すための点を打ちます。
どこが打点になるかと言うと、下に振り下ろした手が上に跳ね返る瞬間の位置です。
打点が分かりづらいと、演奏者からクレームが来ます。笑
動画を一応貼りましたが、
打点を打つことで、演奏者はテンポを感じたり、微妙な表現の違いから、どんな音を要求されているのかを察します。
この時の感覚が熱々のヤカンに触れた時の条件反射に似てるため、熱々のヤカンを触った想定でよく練習してました!
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◎学生指揮者の練習②
続いての練習は、筋トレです!
演奏会当日になると、多い時で数時間指揮を振り続けます。
さほど重要ではないと思いますが、筋肉も一応使うので筋トレもしてました。
どうやってやるかと言うと、
授業中に両腕を机の下に置いて、上に押し上げるトレーニングです。
こうする事で、指揮の跳ね上がる時の筋肉「腕橈骨筋(わんとうこつきん)」を鍛えられます。
(女の子がドキッとする筋でしょうか?)
この筋肉を鍛える事で、長時間降り続けられます。
一次期、腕筋がマッチョでした。
別名、ビール持ち上げ筋とも呼ばれるみたいです。笑
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◎アンドロイドの指揮者!?
色々振り返ってみましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
最後にdocomoのCMですが、アンドロイドが指揮をする動画があったので貼っときます。
指揮者の仕事もAIに取って代われてしまうのでしょうか!?
音楽の世界に、より興味が湧いて頂けたら嬉しいです。
それでは!