JB-POT合格への勉強法と2024年度問題の追憶
1. はじめに
私は現在、麻酔科専攻医2年目であり、2024年度実施の第21回JB -POT認定試験で8○位で合格しました。JB-POT認定試験(後述以降JBPOTと略)の難しさはその試験の不透明さつまり、過去問がないことではないかと思います。事実、Twitter(現X)界隈やこのnote記事でも、「2回目で合格した」という発信を度々目にします。そしてJBPOTの試験対策としては結局、実臨床つまり心臓外科麻酔を多くかけることに越したことはないという結論をされている記事を目にしました。
私は第21回JBPOTが初回受験であり、受験までに心臓麻酔経験数は4件であり、TEEには触ったことがありませんでした。また、私の所属する麻酔科医局は医局員自体はある程度多いようですが、同期や先輩等でJBPOTを受けるような同志はおらず、過去問等の支援は全くない状態で合格しました。つまり、机上作業だけでJBPOTは合格できます。その方法論をお示しします。
亀○○○病院や小○記○病院等での無料JBPOT合格体験記と同様の内容で、有料化されたnoteの記事を私も数件、今回の受験で買ってしまいました。この記事を購入された方が後悔しないような記事がかけました。そして、ここまで詳細に記した記事を私は他に知りません。ただ、私の強い思想のせいか、冗長な記述になっている箇所もありますがご愛嬌ということで。
値段設定はそのようなJBPOT産業に蔓延るnote記事の相場の中央値として、1000円とさせていただきます。
このnoteを購入され、実践され、第22回以降で合格されることを願っています。
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