【「正論」って凶器になるね】
自分はこれまで失敗ばかりしてきた。
特に大学生になってからは毎年、というか年が経つたびに失敗が増えてきた気がする(笑)。
その度に人に怒られ叱られ、ぶつかった。
そして自分自身の弱点を指摘されて、明らかにされ言い返したくても正論だから言い返せない。
だって、自分の足りないところであり、直していかないといけない部分であるから。
「報連相は細かくすること。」
「ポジティブでないと皆に迷惑がかかる。」
「悪いところはすぐに修正しないと。」
「自分の軸をもって生きろ。」
自分の足りないところであり、社会人として生きていけない。
他人に迷惑をかける人生になる。
他の人たちはこういったところは出来ているのに自分は何やっているんだ。
自分の悪いところを見つめるのは苦しい。
苦しい。
辛い。
だけど、今の現状を変えないと。
自分の悪いところは変えないと。
自分を成長させるのであれば、必ず通る道だから。
失敗をいつまでも引きずらずに次に生かさないと何も前に進めないし、同じ失敗を繰り返すだけ。
だから、自分の悪いところは見つめて直していく。
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こんな感じで自分はずっと言い続けている。
でないと、今の自分を変えられない。
でも、自分はやっぱりそんなに強くなかった。
「自分を成長させること事は正解」
「自分を成長させない奴は悪」
失敗を積んで他人に指摘されてきたからこそ、自分に対して善悪を付けていた。
自分だけでなく他人にも。
今の自分を受け止めるという一番大切なことに気づけていなかった。
同じように自分の周りの人たちにも、善悪を押し付けてその人自身を受け止めることをしなかった。
もちろん「正論」は大切だ。
世の中を生きていくために。
ただ人は正論だけで生きていける人ほど強くはない。
人は感情で生きている生き物だ。
だからこそ、自分の弱いところを見ることは凄くつらい。
それがより正論に背くようなことであれば
そこで正論をぶつけてしまうと人は崩れてしまう。
人はそんな強くない。
自分も弱い。
だからこそ感じた。
全員に求めなくてもいい。
ただ自分が信頼している友人、家族や恋人。
距離感が近い人は悪いところを
指摘することなく、
正論をぶつけることではなく、
どんな形であれ苦しんでいる辛い気持ちに寄り添ってあげることが何よりも大事な事。
成長させてくれる存在も大切だけど、善悪つけずに今の自分を受け止めてくれる存在が何よりも大切にしていきたいね。
これからの自分にもそうしていくし、自分と関わる人にもうそうしていこう。