GoogleアナリティクスのUTMパラメータ(カスタムURL)一括自動生成Excelテンプレート【複数URL対応】
こんにちは。今回はGoogleアナリティクスを用いた分析で利用する、UTMパラメータ(カスタムURL)についての記事です。複数のURLを一括でURLパラメータ付きに変換するExcelテンプレートを作成しましたので共有します。
UTMパラメータとは
この記事を見る方はおそらく知っている方が多いと思いますが、念のため記載します。このUTMパラメータ(カスタムURL)は、Googleアナリティクスに対して、サイトの流入経路を伝える[記録する]ためのものです。
ちなみにUrchin Tracking Moduleの略称だそうです
これを用いる事により、広告のほか、QRコードからサイトに訪問した場合、メールから来た場合なども、記録することが出来ます。
UTMパラメータの例:
https://test.site.ne.jp/testsite/?utm_id=cafe001&utm_source=Google&utm_medium=cpc&utm_campaign=promo2022&utm_term=ケーキカフェ&utm_content=S01
サイトのURLである~~/testsite/の後にある、?以降がパラメータです。この、「〇〇=★★」によって、Googleアナリティクスに情報を伝達します。
【上記の例:Google広告からの流入】
キャンペーン ID(utm_id):cafe001
参照元(utm_source) :Google
メディア(utm_medium) :cpc
プロモ名称(utm_campaign):promo2022
検索広告キーワード(utm_term):ケーキカフェ
クリエイティブ判別用(utm_content):S01
Googl公式のUTMパラメータ生成ツール
Googleが用意している専用サイトがあります。これもすでにご存じかつ利用している方も多いと思います。下記は公式の解説ページです。
しかしながら、多くの広告を運用している場合、1つ1つ用意するのも面倒ですし、後で効果検証する際には、何らかの表で管理・記録している場合が多いのではないかと思います。
ExcelでURL生成するテンプレート
管理とURL生成を同時にするために、ExcelでURLパラメータを生成出来るものを用意しました。正直Excel関数が使える方であれば、簡単に作れるものですが、わざわざゼロから用意するのも面倒な場合もあると思いますので、フリーテンプレートとしてご利用ください。
※商用でも個人でも煮るなり焼くなりご自由にお使いください!
Excel UTMパラメータ生成の使い方
Excel内に例もあるので、見ればわかる仕様ではあるのですが、念のため簡単な解説も記載致します。
B列にURLを記入、C列~H列にパラメータを記入します。
I列(あい列)に、変換されたURLが表示されます。
こちらをコピーしてリンク先URLとして使用します。
※D~F列は必須入力ですので、入力していない場合、
J列に警告が出ます。
GAの画面で実際に確認する
テストサイトにて、念のため実際の動作を確認しました。Googleアナリティクス4(GA4)、ユニバーサルアナリティクス(UA)両方で確認しています。※画像はGA4
すぐに確認したい場合、UAであれば、リアルタイムのトラフィック、GA4であれば、イベントのpageviewの中身を確認する事ですぐにわかります。
最後に
他にも良い方法はたくさんあるとは思いますが、もし使えそうでしたらご自由に使っていただけたら幸いです。