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「自分が焼いていないコーヒーを飲むこと」

仕事柄たくさんのコーヒーを飲むことが多いですが、大切にしているのは自分が焼いた豆ばかりを飲まないということです。

なぜなら、たくさんあるコーヒーに触れることで自分が作ってしまっている先入観やおいしいという概念を払拭するためです。

もちろん焼いた豆は味をとって不具合がないか確認します。
それは自分が焼いたものは全てするので、そのルーティンは変わりません。
しかし、自分の焼いたコーヒーのみを飲んでいるとなんとなくいいように感じたりするので、ひとが焼いたコーヒーも飲むようにしています。

一緒にカッピングをした方ならご存知かもしれませんが、個人的にカッピングやコーヒーの味わいを見るのが好きということはあるんですが。

知らないコーヒーや味わってみて「おいしい!」って思うとなんでおいしいのか、真似できないかといつも考えています。
それは全てにおいてそうだと思っていて、料理や仕事の仕方などを見て試してみるなんてことはたくさんあります。
失敗も多いですが。笑


今回は、 @bathtubcoffee さんの新しい試みである@itsasmallcoffeeworld から届いたコーヒーをカッピングしました。
*私のコメントは何枚目かの写真にあります。今回は味わいを知りたかっただけなので、特にフォーマットを使わず、点数をつけずに思うがままコメントを書かせていただきました。

今回のコーヒーはなんとドイツの @bonanzacoffee さんのものが2種。
前回ベルリンに行ったときに訪れたコーヒー屋さんでクリーンな印象のコーヒーが多かったところですね。
原宿の @dotcomspacetokyo さんでさせてもらったカッピング会に参加していただいた方は覚えていただいているかもしれません!
そして、カナダの @hatchcrafted さんのコーヒー2種。

どちらもそれぞれ特徴があり、普段自分が焼いているものとは異なった焼き方でとてもおもしろいものでした。
直球のクリーンなコーヒー、変化球のあるコーヒー、とてもわかりやすい香りのコーヒーなどとてもわくわくするコーヒーでした。

自分が焼いているとどんなコーヒーでも、ベースの味わいが似てきたりします。
全体の時間や排気、development timeによる味わいが固定されていて似てくると思うんですが。

しかし、自分の目指すところは、それを意図して出すことであって、焙煎機によってパーフェクトにそれを使い分けることが一つの目標です。

デザインする味わいを正確に作り上げることですね。

そのためにいろんなコーヒーを飲むこと、たくさん失敗すること、たくさん修正することで毎日一歩ずつではありますが、前進しているように思います。

全ては変わるもの。
いつも同じとは限らないので、決めつけないことにしています。

それを受け入れることで、新しい何かが生まれたりします。

今回のこのカッピングで改めて先入観に捉われないことの大切さを感じました。

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