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「濃度で変わるコーヒーの楽しさ」


コーヒーのおいしさの指標は人それぞれ。

そう云われる所以は、おいしいと思う濃度感が個々で違うからです。

もちろん濃度感を変えると出てくるフレーバーや味わいが異なってきます。

そうすることで、苦味の強いコーヒー、酸味が溌剌したコーヒー、濃いコーヒー、薄いコーヒー、バランスのいいコーヒーが生まれるんですね。

しかし、問題になってくることは濃度を濃くしたり、薄くしたりすることで、出てくる阻害要素です。

濃くすることで渋み、薄くすることでえぐみが出てきたりします。

プロセスをみていきましょう。

①濃くするために豆量を増やす
液体は濃くなり、未抽出よりになるため渋さがでてくる
②濃くするために挽き目を細かくする
液体は濃くなり、過抽出よりになるためえぐみがでてくる
③薄くするために豆量を減らす
液体は薄くなり、過抽出よりになるためえぐみがでてくる
④薄くするために挽き目を粗くする
液体は薄くなり、未抽出よりになるため渋みがでてくる

他の方法でも、例えば、レシピ、お湯の温度、豆への刺激などによっても、濃度は変化可能です。

これを組み合わせたり、味わいをみていくと濃度感がちょうどよく、渋みやえぐみを緩和する方法を思いつくように思います。

例えば、アイリッシュコーヒーやアイスコーヒーを作るときでも、濃い液体を適正な状態に近づけることができます。

そうすることで阻害要素がなく、ゴクゴク飲めるコーヒーができるんですね。

濃度を変えるために、プロセスを変え、フレーバーや味わいを変え、尚且つ阻害要素がなければもっとコーヒーを楽しめる気がします。

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