VTuber と喧嘩みたいになったの納得いかないのでやりとりを並べて整理する

※ この記事では X (x.com) を Twitter、ポストをツイートと呼びます。
※ 原文まま と記載している部分は、ツイートなどの原文を一言一句変更せずに引用しています。
※ 原文とは異なる と記載している部分は、ツイートなどの原文から VTuber の名前や企画名などを記号等に置き換えたり、意図が伝わりやすいように語順を並べ替えたりして引用しています。

この記事の動機

タイトルの通り、Twitter でのツイートを発端に VTuber と喧嘩、いわゆるレスバのようなことが起こってしまった。しかしそのやりとりや前提において、私にほとんど非がない一方で相手の VTuber に非がありまくると感じており、このまま「喧嘩両成敗」とか「まあまあ二人とも落ち着いて」となるのは非常に納得がいかない。

そこで、やりとりを並べて文章にすることで自身の思考と感情を整理するとともに、将来振り返ることができるログとして、また、こういったやりとりあるいは思考整理に興味がある人に見える文書として残すこととした。

この記事の目的

  • やりとりを時系列順に並べ、事実を整理する

  • やりとりを元に、当時の両者の思考や感情を推察する

  • 整理や推察の後にも、私に非がないと言い切る自信があるか確かめる

なおこの記事を通して私自身が当該 VTuber に抗議したり、対話や謝罪を求めたり、ましてや誹謗中傷したりする目的はない。
また、この記事を読んだ人が当該 VTuber に対して同様のことをすることも望んでいない。

私に対する意見、ご指摘、苦言および当該 VTuber に対する慰め、同情、激励などは各々の判断でご自由にしていただきたい。

概要

  • ある VTuber が歌枠リレー企画を発案・主催した

  • 出演 VTuber 募集段階からハッシュタグに表記揺れがあり、2 種類存在した

  • 募集期間中に主催 VTuber が片方のハッシュタグを正式なものと決定し告知した

  • 歌枠リレー企画当日になっても 2 種類のハッシュタグが混在していた

    • 出演 VTuber の一部が自身の YouTube Live のタイトルに誤ったハッシュタグを記載していた

    • 主催 VTuber 自身も、企画開始直後に誤ったハッシュタグを使って実況ツイートをしていた

  • 主催 VTuber 自身が誤ったハッシュタグを使っているツイートを見て、私は「結局ハッシュタグばらばらやんけ」とツイートした

    • ※ このツイートにはメンションやハッシュタグ、主催・出演 VTuber の名前や企画名などを含めていない

    • ※ 直前にハッシュタグをつけて感想をツイートをしていたため、出演 VTuber がハッシュタグ経由でプロフィールまで辿って直近のツイートを一覧した場合は文脈を推測可能

  • 主催 VTuber はこのツイートに対して「よくあることだからマイナスなこといわないの!!!!」とリプライした

    • ※ 原文まま

  • 主催 VTuber 曰く、このツイートを見た出演 VTuber の一部が、誤ったハッシュタグを使用していたことに気付き、申し訳なく感じていたらしい

  • 直後、主催 VTuber は私に対し「ライブ配信のタイトルに誤ったハッシュタグを使用していた出演 VTuber がとても申し訳無さそうにしているので、このような、失敗を自覚させうるツイートは控えてほしい」という旨のメッセージを送信した

    • ※ メッセージは、ツイートやリプライではない、一部の人しかメッセージを確認できないチャットツールで送信された

    • ※ 原文とは異なる

  • また、「本企画の正式タグは {正しいハッシュタグ} です。{誤ったハッシュタグ} を間違て使用している方いらっしゃるので、{正しいハッシュタグ} でツイートしてくださると助かります」という旨のツイートをした

    • ※ 原文とは異なる

    • ※ 波括弧部分は実際のツイートではハッシュタグが記載されていた

  • ここで私は納得がいかず (後述)、以降やりとりが続いた結果喧嘩っぽくなった

詳細

企画発案・出演 VTuber 募集時点でのハッシュタグ混在

  • 出演 VTuber 募集段階からハッシュタグに表記揺れがあり、2 種類存在した

  • 募集期間中に主催 VTuber が片方のハッシュタグを正式なものと決定し告知した

この段階については、私は大きな問題があるとは思っていない。

表記揺れによりハッシュタグが 2 種類混在してしまった原因がここにあることは確かだが、片方のタグを正式なものと決定して、以降主催 VTuber による告知ツイートは正しいハッシュタグに統一されていた。

「複数のハッシュタグが混在した」という問題に対し「どちらか一方に統一する」という対応を主催者として行っており、主催者の責務を果たしていると言えると考えている。

企画直前・当日・進行中のハッシュタグ混在

  • 歌枠リレー企画当日になっても 2 種類のハッシュタグが混在していた

    • 出演 VTuber の一部が自身の YouTube Live のタイトルに誤ったハッシュタグを記載していた

    • 主催 VTuber 自身も、企画開始直後に誤ったハッシュタグを使ってツイートをしていた

主催 VTuber 自身が企画直後に誤ったハッシュタグを使ってツイートしたことについては、そのタイミングで行われていた出演 VTuber のライブ配信のタイトルが誤ったハッシュタグを含んでいたことに起因すると予想している。
ただし、タイトルのハッシュタグをコピペしてしまったのか、それとも出演 VTuber にミスを気づかせないように敢えてそうしたのかは主催 VTuber 本人にしかわからないため判断できない。

上記の原因については個人的な予想であるため事実の説明にはあたらないが、とにかく企画当日・企画進行中にも主催 VTuber と出演 VTuber が誤ったハッシュタグを使用していたことは事実である。

ただし、この時点でもまだリカバリーは可能であると考えられるし、これも大きな問題ではないとは思っている。

YouTube Live のタイトルはいつでも編集することができる。既に視聴者には誤ったハッシュタグを含むタイトルが表示されており、そのタイトルをそのまま使ったツイートなどは訂正できないが、タイトルの編集以降は誤った表記でツイートされることを防ぐことが可能である。

また、主催 VTuber 自身が誤ったハッシュタグを使った企画開始直後のツイートは 2 件であり、ツイートの削除あるいは訂正文のツイートなどが十分可能であると考えている。

そもそも: ハッシュタグの混在自体は悪いことなのか

ハッシュタグが混在していても良い場合はこんな話にはならない。

念の為、この歌枠リレー企画において誤ったハッシュタグを使用することやハッシュタグが混在していることが問題であり、ハッシュタグの統一が望ましいことである理由を明記しておく。

  1. 主催 VTuber が混在する 2 つのハッシュタグのうち一方を「正しいハッシュタグ」として決定した

  2. 企画進行中にも正しいハッシュタグの利用を促すツイートをした

  3. 主催 VTuber が告知段階で「Twitter でのトレンド入りを目指している」と宣言していた

1. と 2. によって、混在していた 2 つのハッシュタグは主催 VTuber にとって「正しいハッシュタグ」と「誤ったハッシュタグ」に明確に分類されていることがわかる。

また 3. によって、ハッシュタグが混在していると視聴者の感想ツイートや実況ツイートによるトレンド入りが難しくなることは容易に考えられるため、統一が望ましいとわかる。

これらのことから、本歌枠リレー企画においてハッシュタグは統一すべきものであり、主催 VTuber もハッシュタグを統一することを目指していると考えられる。

私のツイートとそれに対する主催 VTuber のリプライ

  • 主催 VTuber 自身が誤ったハッシュタグを使っているツイートを見て、私は「結局ハッシュタグばらばらやんけ」とツイートした

    • ※ このツイートにはメンションやハッシュタグ、主催・出演 VTuber の名前や企画名などを含めていない

    • ※ 直前にハッシュタグをつけて感想をツイートをしていたため、出演 VTuber がハッシュタグ経由でプロフィールまで辿って直近のツイートを一覧した場合は文脈を推測可能

  • そこで主催 VTuber はこのツイートに対して「よくあることだからマイナスなこといわないの!!!!」とリプライした

    • ※ 原文まま

  • 主催 VTuber 曰く、このツイートを見た出演 VTuber の一部が、誤ったハッシュタグを使用していたことに気付き、申し訳なく感じていたらしい

ここからが私が納得できない部分である。

¶ まず私の下記のツイートについて考える。

私「結局ハッシュタグばらばらやんけ」

このツイートは企画内容に関する感想ではないこと、間違いを自覚させたり訂正を促したりする目的がない単なるつぶやきであることの 2 点から、メンションやハッシュタグ、主催・出演 VTuber の名前や企画名などでの検索に影響しないよう、これらを含めなかった。

すなわちこのツイートの存在を認識するためには、私をフォローしたりリストに追加したりすることでタイムライン上に私のすべてのツイートが表示されるようにしておくか、私のプロフィールページまでアクセスするしかない。
※ リツイートは 0 件であるため考慮しない。
※ ツイートの URL をだれかがタイムライン以外で共有している可能性もあるが、主催 VTuber からのリプライのタイミングなどから可能性は低いと考えている。

この性質上、このツイートを主催 VTuber や出演 VTuber が認識するためには自らの意思で私のツイートを一覧する必要があり、その結果どのような感情を抱いたとしてもそれはわざわざ見に来た側の責任であると考えている。 (これが明らかな誹謗中傷ツイートであればこの限りではない)

ただし、このツイートの直前にハッシュタグをつけて企画の感想をツイートをしていたため、出演 VTuber がハッシュタグ経由でプロフィールまで辿って直近のツイートを一覧する可能性が十分にあることは想定していなかった。とはいえそれを想定してツイートを控えるのは配慮ではあるものの、ツイートをすることが配慮にかける行為とは思えない。

 ¶ では次に主催 VTuber によるリプライについて考える。

主催 VTuber「よくあることだからマイナスなこといわないの!!!!」

前提として、「自身が主催している企画の不備を指摘されると嫌な気持ちになる」ということは一般的であると認識している。よって、「マイナスなことを言わないでほしい」という気持ちは理解できる。

一方で、前述の通りリプライ先の私のツイートが望んで見に来ないと見えないツイートであることと、訂正を促す文面や文句、誹謗中傷でもない個人的なつぶやきであること、また私と主催 VTuber は気の置けない友人などではないことを踏まえれば、「マイナスなこといわないの!!!!」という表現は「マイナスなことを言わないでほしい」という気持ち・要望を伝えるものとして不適切であると感じる。

加えて企画当初から続いているハッシュタグの混在を「よくあること」と表現していることも疑問であるし、ましてや「マイナスなことを言わないでほしい」という要望の理由が「よくあることだから」であることは理解不能である。

これらの理由から、私は本歌枠リレー企画に関する一切の協力 (視聴・出演 VTuber のチャンネル登録・ハッシュタグを用いた感想ツイートや実況ツイートなど) を含む関与を行わないことにした。

なおこの意思決定についてツイートや主催 VTuber へのリプライなどは一切行っていない。

Twitter 外での主催 VTuber からの連絡・要望

  • 主催 VTuber 曰く、このツイートを見た出演 VTuber の一部が、誤ったハッシュタグを使用していたことに気付き、申し訳なく感じていたらしい

  • 直後、主催 VTuber は私に対し「ライブ配信のタイトルに誤ったハッシュタグを使用していた出演 VTuber がとても申し訳無さそうにしているので、このような、失敗を自覚させうるツイートは控えてほしい」という旨のメッセージを送信した

    • ※ メッセージは、ツイートやリプライではない、一部の人しかメッセージを確認できないチャットツールで送信された

    • ※ 原文とは異なる

  • また、「本企画の正式タグは {正しいハッシュタグ} です。{誤ったハッシュタグ} を間違て使用している方いらっしゃるので、{正しいハッシュタグ} でツイートしてくださると助かります」という旨のツイートをした

    • ※ 原文とは異なる

    • ※ 波括弧部分は実際のツイートではハッシュタグが記載されていた

前の節で説明した段階ではこれ以上の言及は控えることにしたが、このメッセージには我慢ならず、下記のような文をツイートした。もちろんハッシュタグや主催 VTuber の名前なども含めていない。

私「自分の至らなさ故の問題を他人に押し付けないでくれ。そういう不誠実な人間は尊敬できない。」

ここで私が納得できないのは以下の 3 点である:

  1. 私が「結局ハッシュタグばらばらやんけ」というツイートをすべきではなかったとする理由が「誤ったハッシュタグを使用していたことに気付いた出演 VTuber が申し訳無さそうにしていること」であること

  2. ここまで一貫して、ハッシュタグが混在している状況に対する主催者としての謝罪がないこと

¶ まず "1. 私が「結局ハッシュタグばらばらやんけ」というツイートをすべきではなかったとする理由が「誤ったハッシュタグを使用していたことに気付いた出演 VTuber が申し訳無さそうにしていること」であること" について

大前提として誤ったハッシュタグを使用していたことに気付いた出演 VTuber は申し訳無さそうにすべきであると考えている。なぜなら前述の通り混在するハッシュタグのうち一方を主催 VTuber が正しいハッシュタグとして決定し、当該出演 VTuber はその企画の出演者でありながら誤ったハッシュタグを使用していたからである。

すなわちこれは私がツイートをすべきではないことの理由にならない。

また、当該出演 VTuber が申し訳無さそうにすることは出演者の立場として当然でありながら、その対応は主催 VTuber が訂正の指示とともに「大きな問題ではないし訂正可能だからそんなに気にしないでいいよ」のようなフォローをすることであって、視聴者の個人的なつぶやきを制限することではないと考える。

¶ 次に "2. ここまで一貫して、ハッシュタグが混在している状況に対する主催者としての謝罪がないこと" について

私宛である主催 VTuber による「よくあることだからマイナスなこといわないの!!!!」というリプライや「失敗を自覚させうるツイートは控えてほしい」という別ツールでのメッセージにとどまらず、他の視聴者 (しかも主催 VTuber の視聴者だけでなく出演 VTuber の視聴者を含む) に対するツイートにおいても、「ハッシュタグが混在していて申し訳ないんですが」や「混乱させてすみません!」のような、主催者としての不手際を詫びる表現が一切出現しない。

誤解を招かないように明記しておくと、この件について不快な思いをしたから謝罪してほしい、ということではない。企画を主催して集客する立場として「当日までハッシュタグを統一できなかった」という失敗を認めずにお願いをするのは、一般論的にいかがなものかと思うと同時に、集客された側としてもバカにされた気分である。

はじめての企画主催で、準備や連絡、当日の運営や開会式配信での挨拶など考えなければならないことがたくさんある中で気持ちに余裕がない、という状況は察することができる。しかしそれは無礼な態度をとって良い理由にはならない。

誹謗中傷を受けた VTuber が「VTuber にも心がある」「画面の奥に、ネットの先に人がいる」と散々言うように、こちらも人である。VTuber と視聴者という関係性であろうが、お互いに一定の敬意を払うべき人であり社会の一員である。

主催 VTuber による思慮に欠ける言動が続いたところで、私は我慢ならず「自分の至らなさ故の問題を他人に押し付けないでくれ。そういう不誠実な人間は尊敬できない。」とツイートした。

我慢できなかった私のツイートに対する主催 VTuber からのリプライ

ここから先が、概要には含めなかった「喧嘩みたいになってしまった」に該当するやりとりである。

前述の私のツイート「自分の至らなさ故の問題を他人に押し付けないでくれ。そういう不誠実な人間は尊敬できない。」は、繰り返すがハッシュタグや主催 VTuber の名前なども含めていない。
また、投稿のきっかけは主催 VTuber の今回の言動ではあるが、このツイート自体は主催 VTuber だけについて言及したものではない。実際、私は自分の至らなさ故の問題を他人に押し付ける不誠実な人間を、この主催 VTuber に限らず尊敬できない。

このツイートの文を本件に当てはめれば、「自分の至らなさ故の問題」とは「主催 VTuber が当日までハッシュタグを統一できなかったこと」や「主催 VTuber 自身も誤ったハッシュタグ用いていたこと」、あるいは「間違いに気づいた出演 VTuber のフォローが自分ひとりで十分できないこと」(これについては予想のため、十分にフォローできている可能性もある) である。
「他人に押し付け」るとは、私のツイートによって出演 VTuber が申し訳無さそうにしたり、主催 VTuber が嫌な気持ちになったことの原因を私のツイートとし、そういったツイートをしないよう求めることである。(しかも最低限の礼節をも欠いた文面で)

これに対して主催 VTuber は、またもわざわざこのツイートを見つけ出して次のようにリプライした。
※ 原文とは異なる

主催 VTuber「尊敬とかじゃなくて、企画中はハッシュタグをつけてツイートしてくれた視聴者のプロフィールを見にいく出演 VTuber さんやその視聴者さんもいるから、せめて企画終わった後にしてほしかったなって。
私が至らないのはわかってるよ。
伝わらなかったのならもう大丈夫です。」

「せめて企画終わった後にしてほしかった」というのは、ツイートは個人の自由であり、検索のためにハッシュタグを設定している企画において検索にかからないように配慮しているツイートをわざわざ見に来るのは見る側の責任によるところが大きいのではないか、という部分に目を瞑れば納得はできなくとも一理ある。

しかし「伝わらなかったのならもう大丈夫です。」とは、よくもその立場、言動で言えたものだ。
こちらから主催 VTuber に意見や訂正の要求などは一切しておらず、繰り返すがタグも名前もない個人のツイートをわざわざ探し出してリプライをしてきたのはそちらだというのに、「言うべきことは言った」といった態度でやりとりを終わらせようとしていると感じられた。

私のこのツイートを主催 VTuber が自身のことであると捉えてそれにリアクションするのであれば、一般化したり「尊敬」という遠回しな単語を使ったりしたことが理解を難しくしたと考え、意図を正しく伝えるために次のようにリプライした:

私「濁した書き方だと伝わらなかったかな。
企画当初からの表記揺れを主催者が当日に続けている体たらくぶりで、タグもメンションもない個人のつぶやきまで「よくあることだから」と言い訳して統制しようとする傲慢さや独善的な態度が嫌いです、という意味です。」

それに対する主催 VTuber のリプライが以下である:

主催 VTuber「そこの部分に関しては、私の準備時間が足りなかったことや確認不足によるものだということはわかります。
注意についてもライトに伝えたつもりでした。
文面だときつく伝わるのはお互い一緒だと思います。
私だけならまだしも、今回の場合それで出演 VTuber さんやその視聴者さんが気にしてしまっているのが現状で、そのツイートでぐぐたくさんが悪く思われるのも嫌だったので連絡させていただきました。
それが伝わらなかったのが悲しかったです。

検索に引っかからないようなツイートに対して反応してしまったこと、私が至らなかった部分に関しては悪いと思っています。そこに関しては申し訳ございません。でも私もこういう他者にもわかりやすく書かれる書き方は苦手です。」

この時はどこから突っ込めば良いのかわからずこれ以上のリプライや説明を諦めたため、やりとりはここで終わっている。一晩置いた今でもこれ以上やりとりを続けるつもりはないが、読み解いていこうと思う。

¶ まず「注意についてもライトに伝えたつもりでした。文面だときつく伝わるのはお互い一緒だと思います。」という部分について

どうやら主催 VTuber から私に対する注意、つまり「よくあることだからマイナスなこといわないの!!!!」というリプライや「ライブ配信のタイトルに誤ったハッシュタグを使用していた出演 VTuber がとても申し訳無さそうにしているので、このような、失敗を自覚させうるツイートは控えてほしい」というメッセージの表現・文面が「きつく」感じられたから私が怒っている、と考えていると読み取れる。そうであればその認識は間違いである。

"Twitter 外での主催 VTuber からの連絡・要望" の節に記したように、正当性がないと思われる理由で個人のツイートを統制しようとしたことや、企画を主催して集客する立場として自身の失敗を認めずに要望のみを伝えたことに対して、平たく言えば「バカにされた」と感じているのである。

ましてやまるで「あなた (筆者) にも反省すべきところはあるでしょう」と私の反省を促しているともとれる「お互い一緒だと思います」という発言には怒りを通り越して呆れるばかりです。

¶ 次の「私だけならまだしも、今回の場合それで出演 VTuber さんやその視聴者さんが気にしてしまっているのが現状で、そのツイートでぐぐたくさんが悪く思われるのも嫌だったので連絡させていただきました。」について

これは全くの嘘であると断言することはできないが、少なくとも当初の動機とは異なる、二次的な理由であると考えている。一部の出演 VTuber がハッシュタグの誤りについて気にしてしまっていることを理由にツイートを控えるよう要求した当初の文章はこうである:

主催 VTuber「ライブ配信のタイトルに間違ったハッシュタグをつけてしまっていた出演 VTuber さんがとても気にしてしまっているから、このような、失敗を自覚させうるツイートは控えてほしいかも」

私が悪く思われることを心配しているのではなく、企画進行中に出演 VTuber が気を落としてしっていることへの申し訳無さや企画進行への影響を第一に考えての発言だと、少なくとも私は感じた。

加えると、私が出演 VTuber やその視聴者から「悪く思われる」ことがあったとすれば、それはとんだお門違いである。
企画当日までにハッシュタグ統一の告知があり、それ以降の主催 VTuber による告知ツイートではハッシュタグが統一されており、開会式配信でも正しいハッシュタグについての言及があった。それでもなおライブ配信のタイトルに誤ったハッシュタグを設定している出演 VTuber の落ち度や、一次情報源である主催 VTuber の告知ツイートを確認せずに誤ったハッシュタグを使用し続ける視聴者の落ち度を差し置いて、私の「結局ハッシュタグばらばらやんけ」という個人的なツイートをもとに私を「悪く思う」出演 VTuber や視聴者が仮に、万が一存在するのであれば、そんな VTuber や視聴者と関わりたい、よく思われたいとは一切思わない。また、そんな VTuber や視聴者と良好な関係を築こうとする VTuber とも関わりたくない。

¶ 次に「検索に引っかからないようなツイートに対して反応してしまったこと、私が至らなかった部分に関しては悪いと思っています。そこに関しては申し訳ございません。」について

この記事で繰り返し説明しているため一文に留めるが、私が主催 VTuber の一連の言動に納得していないのは、ハッシュタグの統一ができていなかったことについてではなく、正当性がないと思われる理由で個人のツイートを統制しようとしたことや、企画を主催して集客する立場として自信の失敗を認めずに要望のみを伝えたことについてである。

¶ 最後に「でも私もこういう他者にもわかりやすく書かれる書き方は苦手です。」について

私のリプライでの「傲慢さや独善的な態度が嫌いです」という部分に反応して「あなた (筆者) が私 (主催 VTuber) の嫌いなところを言うなら、私も言い返してやる」という意図で書いたと予測しているが、そうだとしたら全く頓珍漢な文である。

大前提、私のツイートには企画のハッシュタグも主催 VTuber の名前も含めていない。そして 1 件目の「結局ハッシュタグばらばらやんけ」というツイートをわざわざ見に来て嫌な思いをしているのに、2 件目の「自分の至らなさ故の問題を他人に押し付けないでくれ。そういう不誠実な人間は尊敬できない。」というツイートもわざわざ見に来ている。自ら望んで私の最新のツイートを閲覧しているのである。

「見たいものを自分で選ぶ」ことを基本とする Twitter において「自分の気に食わないものを見に行って反論する」というリテラシーの低い行為を顧みない思慮の浅さがうかがえる。

3DS のうごメモ時代からインターネット文化に触れている "インターネット通 (つう)" であることを普段の活動で売りとしていることも相まって呆れる他ない。本件での彼女からのリプはいわゆるクソリプであり、彼女の行為はさながら当たり屋であった。

記事を書ききって、自分で読み直してみた所感

やりとりを時系列順にならべて当時の思考や感情をなぞることで、私が感じていた不快感や理不尽さを整理し、言語化することができた。
また、やり場のない怒りを文章に変換することで、幾分か気が紛れたようにも思う。

また、自分がミスそのものよりもミスに対するリカバリーの杜撰さや応対の誠実さなどに人一倍強いこだわりがある人間であることを再認識した。

その上で、本件ついて自分に非はないのかと考えたところ、やはり主催 VTuber の準備不足、コミュニケーション能力不足、あるいは読解力、論理的思考力の欠如が原因であるという結論に至った。

唯一私が非を認めるとすれば、主催 VTuber との対話が成立すると思い込んでいたところであろうか。

主催 VTuber のことは、可愛く歌ったり喋ったりするアマチュア女性タレントとして一方的に見るだけに留めて、推し活のような関与をすべきではなかったのかもしれない。

最後に

中学・高校の頃の恩師から繰り返しきつく言われ、今でも私の行動指針の一つとなっている言葉に「筋を通せ」というものがある。
自分がやると宣言したことはやりきる、人に受けた恩は返す、など具体例を挙げればきりがないが、突き詰めると「ごめん と ありがとう が言える人である」という表現に落ち着いた。

人とぶつかってしまったら「ごめん」と言う、落とし物を拾ってもらったら「ありがとう」と言う。これは幼稚園児にもできる。
しかし、立場やプライドが邪魔をして「ごめん」や「ありがとう」が言えない、言いたくないという場面もたくさんある。
そういうときこそ誠実に「ごめん」「ありがとう」が言えるかどうかが、子供と大人の違いではないだろうか。

「ごめん」と「ありがとう」は、自分と相手の勝ち負けを決める言葉ではなく、自分と相手が互いに敬意を払うべき存在としてその場に存在していることを認め合う言葉だと、私は考える。


なお、目的の章にも記したが、この記事を通して私自身が当該 VTuber に抗議したり、対話や謝罪を求めたり、ましてや誹謗中傷したりする意図はないし、この記事を読んだ人が当該 VTuber に対して同様のことをすることも望んでいない。

私に対する意見、ご指摘、苦言および当該 VTuber に対する慰め、同情、激励などは各々の判断でご自由にしていただきたい。

Twitter: https://twitter.com/TakumaNitori
E メール: ta.kawashiro@ggtk.app


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