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PC-Nikkor 35mm f2.8(シフトレンズ)がとてもいい
こんにちは、三谷です。フリーランスフォトグラファーです。
私は住宅などの建物の撮影をすることが多いこともあり、基本的にどんなときもどんなときも写真は傾かせた~くない~。
水平垂直が出ていないと「あ~直したい!」とむずむずしてしまうタイプです。
それは仕事に限らず、街ブラのスナップや家族で出かけたときに撮る写真でさえもです。常に水準器を表示させて、カメラを真っすぐ構えられるようにしています。
とは言え、「人物も入れて建物の上、空も見せて撮りたいからカメラを上に向けないと」とか、「被写体に正対したいけど左右のバランスが悪いから少し振りたい」なんてことはよくありますよね…。
カメラはアオりたくないし、振りたくなのに…もうどうしたらいいの!
安心してください。シフトですよ。
そんなときにPCレンズなんです。
シフトレンズについてはちょっと説明を割愛させて頂くのですが、写真だけは貼っておきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1721698261286-dnct8jTE8y.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1721698313662-SWnw7JukmR.jpg?width=1200)
街ブラやプライベートなんかで最近よく使っているのが、タイトルにもあるように、PC-Nikkor 35mm f2.8というシフトレンズです。
ちなみにPCはなんの略かというと、[ perspective control ] です。
パースペクティブコントロール。
ネイティブに言うと、パウスペクティブクントロォル。←これは嘘。
要するに、パースペクティブをコントロールするということです!(何も要してない)
通常、カメラを構えたときはだいたいの場合、少し上か下にカメラを振る必要があると思うんです。ファインダーを覗いてアイレベルで撮影するときなんかは特にそうですよね。
でもですね、シフトレンズを使えばおおよそそうはなりにくい。
水平垂直のまま、上下、左右に上げ下げができるようなイメージです。
(これはレンズのイメージサークルの範囲内で、写真として切り取る位置を調整しているという少し複雑なお話)
それができればもうこっちのもんですよ!
私はいつも、できるだけカメラを水平垂直に保ちながら、レンズをシフトさせてスナップ撮影しています。
作例として、最近撮ったものを貼っておきますのでなんとなく、「そういうことか…」と感じて頂けたら嬉しいです。
ちなみに僕が使っているPC-Nikkor 35mm f2.8は1980年式のレンズなので、もう40年以上前のものですね。中古で2.5万円くらいで買いました。
正直解像感は高くないですので、もしかしたらお仕事では使いづらいのかもしれません。(私は昨日映像撮影の仕事で使いましたが…解像感などが求められない撮影であれば使えると思います)
真っすぐ撮りたい真っすぐなあなたに、ピッタリのレンズです。
それではまた次のnoteでお会いしましょう~。
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