【カンクン編】メキシコ・ユカタン半島10日間DIY旅行
前回のトゥルム編はこちら:
カンクン初日の過ごし方
Airbnbチェックイン
トゥルムを出発し、カンクンのADOバスターミナルにはほぼ時間通りに到着します。その足で、Airbnbへ徒歩で向かいチェックインを済ませました。
そして、朝晩は作業をする予定でしたので、数日は簡単なものを作れるよう近所のスーパーへ食材調達に行きます。
カンクン市内からカンクン国際空港へのADOバス予約
帰りのフライトは既に決まっておりADOバスのチケットを公式ウェブサイトで事前に購入しました。
オンライン予約で30%程度の早割を受けられました。残席数や予約時期によって割引率が変わるようです。
しかし、オンライン購入の前売り券はキャンセル不可。予定が変わる可能性がある場合はすこし注意が必要です。
サイトはスペイン語のみでDeepLアプリで翻訳しながら進めました。最初はブラウザのページごと翻訳かけていましたが、ページを進むたびページロードに失敗して上手く動きませんでした。
カンクン二日目〜三日目
二日目は、移動やトゥルムでのアクティビティで疲れが溜まっていたのか遅くまで寝てしまいました。三日目は、昼過ぎからスコールと雷で不安定な天気でした。
近所を散歩したり、アクティビティやお店を検索したりAirbnbでのんびりとした時間を過ごしました。
カンクン四日目
ローカルバス
今日はホテルゾーンを探索します。Google Mapではローカルバスの経路案内が出なかったので、Moovitというアプリを使用しました。
このアプリはダウンタウンとホテルゾーン間を移動するR1/R2バスを含む幅広い路線に対応しておりとても便利でした。
バス停には青色の看板があります。ホテルゾーンだと大体ありますが、ダウンタウンはないところもあり、Moovitというアプリで乗車場所を確認できたのは助かりました。
バスはエアコン付きと窓開けタイプの2種類に乗り、どちらも12ペソでした。乗車券を渡されないこともありますが、特に問題はありませんでした。
下車時は、近くにブザーがあれば鳴らして、ない場合はドライバーに目的地を言って停めてもらってました。
後ろの方にいて混んでてドライバーが気付かなかったり、停まらない場合はは「Stop!」と声をかける方もいるそうです。
乗車時にドライバーに目的地を伝える案内をよく見かけますが、ドライバーの記憶頼りなので乗客が多かったり乗車時間が長いと忘れてたりします。
カンクンのビーチ
マリンビーチとドルフィンビーチに行きました。マリンビーチはトゥルムのパラダイスビーチに似たサラサラの砂浜で、比較的静かで穴場感を感じました。
ドルフィンビーチは観光客が多く押し寄せ、絶景を楽しめるものの、ゴミのポイ捨てが少し気になりました。
近隣にあるエルレイ遺跡は訪問時にメンテナンス中で、次回訪れたいスポットの一つです。
カンクン五日目
メルカド28
この日は、ダウンタウンを散策し、メルカド28に足を運びました。観光客向けのお土産が豊富に揃っており、店舗間で売ってるものは似たり寄ったりで交渉可能な雰囲気でした。
何かを急いでいる。細部までしっかり作り込まれています。
街中にも至る所にウォールアートがありますが、メルカド28内にもしっかりとあります。
ブリトー
そういえば、ブリトーを食べてないことに気付き、ブックマークしてたTaco Expressへ行きました。
メニュー表は珍しく写真付きです。カナダもそうですが、外国は基本文字だけのメニュー表が多いのでとても嬉しいです。
ブリトーはポーク、チキン、ミックス(ポーク&チキン)の三つの種類からミックスを選び注文しました。
5分ほどで出来上がり、たっぷりライムを絞っていただきました。お肉が多く、とてもジューシーでペロリと数分で完食。とても美味しかったです。Chipotleと味が全然違う!
ついでに、同じ並びにあったセブンイレブンの近くでUSD->MXNに少し両替しました。ここは周辺の両替所よりわずかに良いレート19.42でした。他は19.40かそれよりちょっと下。
メルカド23
その後、メルカド23に行きました。PUNTO FRIOというローカル向けのマーケットが隣接しており、トルティーヤ専門店から八百屋や精肉店などが並んでいます。個人的にはメルカド28よりも見応えがありました。
トルティーヤ専門ではひっきりなしに注文が入る。
ここは八百屋さん。kg(キログラム)単位なのがとても嬉しいですね。北米も量り売りですが、なぜかlb(ポンド)単位でkgではないのです。いまだに慣れません。
バーに行けばドリンクサイズがoz(オンス)表記になるので、余計わからなくて未だに雰囲気で注文しています。
帰りにAguas Fresca(アグアフレスカ)をテイクアウトしました。フレーバーはストロベリー。簡単に言えばフルーツ味の水。
スムージーに続くトレンドとして、北米にもじわじわ来ているよう。
カンクン六日目
シュノーケリングツアー
今日はカンクン(メキシコ)を一日満喫できる最終日。事前にViatorを通じて、カリブ海のシュノーケリングツアーを予約していました。https://www.viator.com/tours/Cancun/4-in-1-Cancun-Snorkeling-Tour-Swim-with-turtles-reef-statues-and-shipwreck/d631-32277P4?medium=social-share-copy
Airbnb宿泊でしたが、ダウンタウンにある徒歩圏内のホテルを行き帰りのミーティングポイントとして指定できました。カスタマーサポートのチャット画面から直接リクエストできます。
当初は、MUSA(海底博物館)全体を回るツアーを考えていましたがカンクン発は時間が合いませんでした。
Isla MujeresというMUSAに近い離島での現地集合も選択肢にありましたが、フェリーの手配やバスの乗り換えなど考えることが多いなか、割と好条件のツアーを見つけられ良かったです。
現地に着くと、保険の署名とドック料金20USDの支払いを済ませベンチで待機します。
しばらくするとフィンとライフジャケットを渡されました。あとでシュノーケルも来ます。サイズの確認や使い方の説明をここで受けました。
この日は曇りで、凍えながら移動してました。海に入ってた方が断然暖かい。バスタオルなどライフジャケットの上から羽織れるものがあるとマシになります。
ウミガメとサンゴ礁、MUSAの一部、メキシカンタイタニック、セノーテの合計4箇所をまわりました。ぶっちゃけると、メキシカンタイタニックは浅瀬にあったので、観光向けに沈めたでしょ。とツッコミたくなります。
それはともかく、ウミガメと泳げたこと、MUSAを間近で見られたことはとても良い思い出になりました。
10年前にレダン島というマレーシアの島に行った時にウミガメと泳げるチャンスがありましたが、当時は叶わなかった10年越しのリベンジも出来て良かったです。
宿に戻る途中で、スーパーのベーカリーに寄りました。トレスレチェケーキという、スペイン語で「3種類の牛乳を使ったケーキ」というミルクケーキとチュロスっぽいのを買いました。
その道中でパラパス公園に寄りました。少し奥へ進むと、屋台が並んだ広場がありそこで休憩を取ります。
小腹が空いてたので何かないかと見て回ると、メキシコ家庭料理「モレポブラーノ」を発見。そういえば、まだ食べてなかったので注文してみました。
先に運マカロニが入ったスパイスとトマトの香りがするスープとトルティーヤがばれてきます。スープは鶏ガラの出汁が効いており繊細な味がとても美味しかったです。
しばらくしてモレポブラーノが到着。とても大きい!CoCo壱くらいの大きいお皿じゃないでしょうか。小腹を満たすために注文しましたが、これが本日の夕飯となりました。
左から、チョコレートベースのスパイスが効いたソースと鶏肉、ライス、塩味が効いた小豆のペースト。トルティーヤで巻いていただきました。
想像よりチョコレートの甘味を感じ、デザート色のある料理だなと思いながら完食です。お腹いっぱいなので、先ほど買ったパン?は明日の機内食にでもとっておきます。
出身地の名古屋には、喫茶マウンテンというトンデモ料理を出すお店があります。なんだか「抹茶小倉スパ」が懐かしくなりました。
帰国日
Airbnbチェックアウトしてカンクン国際空港に向かう
荷物は前日にパッキングを済ませ、Airbnbを出てADOバスターミナルへ。そしてカンクン国際空港に向けて出発。
実は、Flairのターミナル情報は予約の詳細やカンクン国際空港の公式サイトなどで説明がなく、出発も到着便と同じターミナル4だろうと思っていましたが正直不安でした。
Redditでも同様の投稿がありましたが少し投稿日が古く、空港近くの道路脇の案内板を見て、ようやく安心できたのを覚えています。https://www.reddit.com/r/cancun/comments/18sak56/airport_terminal_images_flair_flies_out_of/
チェックインして飛行機に乗る
この旅はまだ終わりません。前日にオンラインチェックインを済ませたところ、ボーディングパスは有人カウンターで取得するようにと指示がありました。
2時間半前に空港に着いてすぐカウンターに並び始めたものの、列が進まず、1時間半が経過してもこの状態でした。
疲れて床に座わり始めたり、イライラでスタッフにあたる方など、緊張が走ります。
ボーディングパスを受け取ったのは離陸の50分前です。後ろを見るとまだまだ行列がありましたが、急ぎ目でセキュリティーゲートへ向かいます。
当然のごとくフライトは遅延しました。搭乗後には、CAさんがアナウンスで陸上スタッフへの皮肉ジョークと乗客への謝罪があり、乗客の皆さん笑っておられました。
こうして、カンクンとトゥルムを満喫する10日間のメキシコ旅行が終了しました。毎年バンクーバーは雨の時期が長いので、また近いうちにリフレッシュがてら再訪したいですね。