【準備編】メキシコ・ユカタン半島10日間DIY旅行
今回は一人旅ということで、ホステルやAirbnbを拠点に、アクティビティやローカルフードを満喫する旅行を計画しました。スペイン語はあいさつ程度しかわかりませんので、ある程度のサバイバル感は許容する方針でございます。
カンクンとトゥルムってどんなところ?
カンクンとトゥルムはメキシコのユカタン半島に位置しており、地図を見るとオレンジ色の丸で囲まれたあたりにあります。
東側にはカリブ海が広がっていて、透き通ったターコイズブルーの海と白い砂浜が広がるビーチがたっくさんあります。
周辺にはチチェン・イッツァやトゥルム遺跡といった古代マヤの壮大な歴史に触れられるスポットも多くありますね。
そして、ローカルフード。定番のタコスは絶対に食べたい。
ブリトーはアメリカ発祥といわれますが、メキシコでも親しまれてるようです。北米では、Chipotleというアメリカナイズされたメキシコ料理のチェーン店があり、味がどう違うのかも密かに楽しみにしていました。
旅行の時期と気候
旅行したのは1月上旬の乾季。気温があまり高くなりすぎず、日中は20度後半でTシャツとショートパンツ、サンダルで快適に過ごせました。朝晩は20度を切ることもあり少し肌寒くなるので、薄手の羽織ものがあると安心です。
事前の手配
航空券
カナダからは、中南米の多くの都市に直行便が出ています。今回は、カナダのエドモントンを拠点とするLCC(格安航空会社)、Flairを利用し、カンクン国際空港への直行便を予約しました。
カナダにはお正月のようなイベントはなく、年末年始に大きな予定もなかったので、何かあるかもと淡い期待を抱き大晦日発の深夜便を予約してみました。
宿泊先
トゥルムでは、Meteora Stay & Coffeehouse Tulumに宿泊しました。フロントのスタッフは英語が話せて、とてもフレンドリーでした。親身に相談に乗ってもらえたことで旅程が少し過密だと気づき、早い段階で予定を見直すことができたのはとても助かりました。
カンクンでは、市街地のMercado 28近辺でAirbnbを利用しました。ホテルゾーンからはバスで10分ほどの位置にあり、バルコニー付きの天井の高い窓の大きな広々とした部屋で快適に過ごせました。夜には作業もできるようにWiFi速度を事前に確認してもらいました。
SIMカード
手持ちのiPhone 8はeSIMには対応しておらず、現地でSIMカードを購入しました。eSIM対応のiPhoneでしたら事前にオンラインで契約してたと思います。
OXXOというコンビニでOXXO CELL 100というプランを購入。SMS番号付き約2GBで15日間で10日間の滞在ではデータ量も十分でした。
料金は100ペソ。もしデータが不足すればOXXOにて100ペソで追加チャージできるようです。
コンビニのカウンターにはプラン一覧と料金表があり、店員さんにお願いするとSIMの差し替えとアクティベートを行ってくれました。インターネットの接続確認まで数分程度でした。
カンクン国際空港にはOXXOがありませんが、多くのADOバスターミナル近辺にあるので購入までスムーズでした。
旅程を組む
行きたい場所を決める
行きたい場所はChatGPTとブログを参考に絞り込みました。営業時間や滞在時間、移動時間などを考えて組み合わせていました。
移動には、長距離はADOバスを利用し、市街地ではローカルバスやコレクティーボ、自転車を使う予定でした。
ADOバスは本数が限られるため、あらかじめ公式サイトで発着時間や移動時間、空き状況などを調べてたりもしました。
情報はNotionで一括管理し、スマホからでも必要に応じて柔軟にスケジュール変更したり、加筆&修正できるようにしていました。
メキシコ料理
こちらもChatGPTでリストアップをしてみましたが、説明だけでは物足りず、SNSやYouTubeを見ながらピックアップしていました。
タコスはお馴染みのですが、コチニータやモレなど初めて聞く料理名が多く意外と時間がかかります。気になったお店をGoogle Mapでブックマークしてました。
現地通貨の両替
ここまでの計画を立てると、大まかな予算感が掴めてきます。出国前にVancouver Bullion & Currency Exchange (VBCE) を利用し、メキシコペソ(MXN)と米ドル(USD)を購入しました。
ここでの支払いはカナダ国内銀行のデビットカードのみ対応しており、ソニー銀行のVisaデビットなど国外で発行されたカードは利用できませんでした。
以下が、両替日(2024/12/18)のVBCEでの為替レートです:
このレートはYahoo Financeのマーケット動向を基にした前後日の終値に比べても良心的だったようです。
メキシコでの支払い方法を考えたとき、CADの持ち込みも検討しましたが、現地の両替所ではUSDの方が好条件だったという情報がありました。
カンクンとトゥルムではUSD支払いが可能な場所も多いと聞き、USDをバックアップに持ちつつ、基本的にはMXNでの支払いを選びました。
出発準備
パッキング
持ち物は20Lのバックパックとボディバッグに詰め込みました。バックパックは宿泊先に置いて必要なものをボディバッグにまとめ、身軽な装備で観光しました。
購入したボディバッグはこちら:
持ち物リスト
荷物は最小限に抑え、現地で調達できるものはその場で購入する方針です。衣類は洗濯を前提に圧縮袋でコンパクトにまとめました。
衣類は現地で購入したものをお土産として持ち帰ることもよくありますよね。
バックパック20L:
・財布メイン
・PC
・サンダル
・歯ブラシ+歯磨き粉
・サプリメント
・小さいタオル x 2
・下着 x 3
・靴下 x 3
・ショートパンツ+スイムウェア x 3
・Tシャツ x 3
・スキンクリーム(小さいケースに移したもの)
・ビザ(帰国用)
・レインコート(必要に応じて)
ボディバッグ:
・耳栓
・パスポート
・充電ケーブル
・iPhone
・イヤホン
・ペン
・財布サブ
・ムヒ(主に蚊用)
・朝食(ジャムパン機内食)
ぱっと見、近所の公園へピックニック行くような見た目。スペースの余りは1Lのペットボトルが入るくらいでした。
冬のバンクーバーから出発するため、空港までは防寒を心掛け、ヒートテックやウルトラライトダウンなどの軽量かつ暖かい服を選びました。日本の技術に感謝ですね。
オンラインチェックイン
Flairでは、出発の24時間前からオンラインチェックインが可能でした。今回は預け荷物がなかったため、家でゆっくり過ごせました。場合によってはボーディングパスを有人カウンターで受け取るよう指示されることもあ流ようです。
予約ID等のスクリーンショット
手配済みの情報や重要なデータはすべてスクリーンショットやスキャンをして電子データとして保存します。
・宿泊先の詳細(予約ID、日時、場所など)
・フライト詳細(予約ID、日時、場所など)
・パスポート
・ビザ(必要に応じて)
特にボーディングパスは写真フォルダから提示できればスムーズですし、WiFiがつながらない環境でも安心です。
ということで、準備編でした。次回はトゥルム編です!