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憧れのハウスメーカーで建てられない…?失敗しない土地の予算設定方法とは?

土地がないから、まずは土地を探そう
注文住宅を土地探しから検討している方はまずそう思いますよね。
それはそうなのですが、リスクもあります

なぜなら、事前の計画無しに土地から探してしまうと、希望のハウスメーカーで建築できなくなってしまう可能性が大いにあるからです。
そうならないためにも事前の予算設定が非常に重要です。

そこで、この記事では適切な土地の予算設定方法を皆さんに伝授いたしますね。

土地は買ったが、希望のハウスメーカーで建てられない

希望エリアに希望の広さで良い土地が出たので即申し込みを入れ、晴れて契約をした。
さて、ようやく夢いっぱいの建物の話ができるぞと思い、胸を躍らせながら、憧れのハウスメーカーに話を聞きに行った。
そうしたら、「この予算ではうちでは建てられません」と断られてしまった。。

・・・よく聞く話です。

それもそのはず。
土地にばかり予算をかけすぎて、希望のハウスメーカーで建てられるだけの予算が残っていないのです。

いやいや、しっかりネットで調べ、不動産屋さんの話を聞いて建物予算も見ていましたよ!
という声も聞こえてきそうです。

いえ、各メーカーが公表している坪単価はあってないようなものです。
下限値に近い単価を載せていることがほとんどだと思った方がいいですね。

また、街の不動産屋さんも実際に各ハウスメーカーの単価を知っている訳ではなく、一般的な単価を言っていることがほとんどです。
結局、希望のハウスメーカーの単価とはかなりの開きがあったと言うのも多いかと思います。
それを信じて、いざ提案を受けると、ほとんどと言っていいほど高くなります。

最後に残った予算で土地を探そう

結論から言うと以下の公式に従って、土地の予算を設定するのが望ましいです。

総予算ー(建物予算+建物諸費用+土地諸費用)=土地予算

総予算とは、住まいづくりにかけようと思っている費用の総額です。
ローンを借りる方はローン借入額と自己資金の合計額となります。

希望のハウスメーカーで建築するためには、そのための予算を先に取っておくことです。
把握しておきたいのは、まずどのくらいの広さの建物を建てたいのかということ。
そして、その広さの建物を希望のハウスメーカーで建てるとどのくらいの費用になるかです。

上記の通り、ネット情報や街の不動産屋さんの話を鵜呑みのするのは危険です。
実際にハウスメーカーの話を聞くか、それに精通している人から話を聞くのが一番です。

諸費用も忘れずに

忘れてはならないのが諸費用です。
建物にも、土地にも諸費用がかかります。

意外とかかるもの。これらを予算計上していないと、後々、結局予算オーバーとなってしまいます。

それぞれ、以下のような費用がかかりますよ。

建物諸費用

(ハウスメーカーによっては一部建物費用に計上されていることもあります)
・敷地内埋設給排水管工事費
・敷地内埋設ガス工事費
・設計料/工事管理料
・契約時印紙代
・所有権保存登記費用/抵当権設定登記費用
・火災保険料
・エアコン/照明/カーテン工事費用
・外構工事費用
・ローン諸費用(事務手数料/保証料/印紙代)
(地盤改良費)

土地諸費用

・契約時印紙代
・所有権移転登記費用/抵当権設定登記費用
・固定資産税/都市計画税清算金
・仲介手数料

ね、意外と多いですよね。
これら諸費用も各ハウスメーカーや土地を探す不動産業者に確認をしておきましょう。

後悔しない住まい探しを

せっかく夢見ていた憧れのハウスメーカーでの住まいづくり。
事前の予算設定をしていなかったために、夢が台無しになってしまうのは避けたいですよね。

そのためにも、事前の予算設定を誤らないように、上記の方法に従って考えてみてくださいね。

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