不動産屋が言う7割気に入ったら「買い」は本当か?【住まい探し】
不動産屋の常套文句信じて良いのか
不動産屋を通して住まい探しをしていると必ずと言って良いほど聞くこの言葉。
「不動産は7割気に入ったら買いです!」
これ本当でしょうか?買わせたいから言っているのでは?信じて良いのでしょうか?
結論から言うと本当です。
ポジショントークとして言っているわけではなく、私が今まで数多く取引した経験から考えてみても本当だと思います。
掘り出し物件は無い
それを考える上で、重要な観点がひとつあります。
それは、不動産に掘り出し物件など無いということ。
「良い物件が見つからない!」
「もう探し始めて5年になります。。。」
という方にほぼ共通しているのが、それぞれの物件で気になってしまった点を解消すべく、次の物件、またその次の物件と探してしまうことです。
気になった点が解消出来ても、またその他の気になる点が出てきてしまう。
また、それを解消せねばと動き出す。
・・・エンドレスです。
結果、住まい探しが長期化することによって疲弊してしまい、それほど気に入っていない住まいを購入することになってしまったり、
経済的な損失を被ってしまうこともありえます。
掘り出し物件をいつまでも探してしまうという方は注意が必要です。
もう一度言いますが、掘り出し物件など無いからです。
なぜなら、個人の売主が直接不動産を売り出していることはほぼ無く、どの物件にも少なくとも不動産屋が関わっています。
当然、価格設定を見誤ることは少ないです。
仮に、早期に売りたい売主のために相場よりかなり低い額で売りに出ている物件があるとして、それは市場に公開される前に買い手がついてしまうことが多いです。
もしくは、不動産業者が買い取ってしまっています。
結果、掘り出し物件にはいつまでたっても出会えないのです。
短期集中型で7割気に入ったら買う
住まい探しをはじめると痛感するのですが、住まい探しはかなり骨の折れるイベントです。
延々とやっていると疲れてしまいます。
時間にかなり余裕があり、体力も有り余っている人なら、100%を目指して探しても良いのかも知れません。
ほとんどの方は、短期集中型で7割気に入った物件を買う。
これが、不動産購入のセオリーだと思います。
ただし、ご安心ください。
これは妥協して物件を買いましょうということではないのです。
「理想の住まいの探し方」についてはこちらの記事を見て下さいね。