「牛肉のランク=美味しさ」ではない⁈A5ランクの牛肉を食べたので調べてみた
こんばんは、豊です。
先日可愛がってもらっている先輩から、「すき焼きやるから食べにおいで!」とお誘いいただきました。
かなり久しぶりのすき焼きだったので、とてもウキウキしながらご自宅にお邪魔させてもらうと、「せっかくだからいい肉買っておいたよ!」とたくさんのお肉を準備してくださってました。
準備いただいたお肉を見てみるとパックには「A5和牛」という記載が。
A5はいいお肉と聞いたことがあったので、ありがたいなと思いながらすき焼きをいただきましたが、とっても美味しくて本当に幸せな時間になりました。
ふとA5ランクってどういいのだろうと気になったので、調べてみることに。
なんとこのランクというのは、美味しさのランクではないということが分かりました。
「A」の部分は「歩留り(ぶどまり)等級」というものを表していて、ABCの3段階があります。
歩留り等級とは、その牛から取れる食用の牛肉の量を評価したもので、Aが一番量が多くて生産性が高い牛です。
「5」の部分は「肉質等級」を表していて、1〜5の5段階で評価されます。
肉質等級は、サシの入り方、脂身のキレイさ、肉のしまりときめ細かさ、肉の色のキレイさの4項目を総合的に評価して決まります。
一般的に白い脂身が赤身と網目状になっているいわゆる霜降り状態だといい肉と言われることが多く、そのような肉がA5ランクに属するため、A5ランク=美味しいと考える人が多いようです。
しかし、人によって、また、料理によっては赤身が多い方がいい場合もありますので、一概にA5ランクが美味しいという訳ではないということが、調べてみて分かりました。
先輩にご馳走していただいたすき焼きはお肉の美味しさはもちろんですが、何よりも先輩のご厚意がその美味しさを増強させていました。
私もいつかは、後輩にいいお肉をご馳走しながら、今回覚えたお肉のランクの知識を披露したいなと思います。