心はウニちゃん
「心に寄り添う」ということ
道端を歩いていて、お花に気づいたとします。
小さなウニちゃんが、ママのスカートを引っ張って「見て!ママ~」と教えてくれている、とイメージしてください。
「心に寄り添う」ということは、
たった3秒間でもいい、そのお花を見てみることです。
小さなウニちゃんと私が、そのお花を見ているとイメージしながら、実際に足を止めて一緒に見てみましょう。
その時、ウニちゃんはどんな気持ちでいるでしょうか?
ウニちゃんは大喜びで、ママはお花を見て喜んでくれた。次に同じようなチャンスがあったら、また教えてあげたい、と思うでしょう。
もしこれを無視して、お花を通り過ぎるとします。すると、ウニちゃんは、ママが何をしたら喜んでくれるのか分かりません。
もし、何度も何度もウニちゃんがスカートを引っ張って見て見て!と言っているのを無視し続けたらどうなるでしょう?
だんだんと教えることをしなくなるかもしれませんね。気づけないとき、ウニちゃんが悲しんでいるかもしれません。
また、別の視点からこれをみると、潜在意識は命を司っていますから、
もしかしたら、「お花を見せてくれる」という行為を通して、顕在意識の100万倍の力で、新しい考え方をする機会を与えてくれたり、リラックスすることでストレスを下げてくれたりしているかもしれません。
「心が満たされる」ということ
ウニちゃんがスカートを引っ張てくれるのに慣れていないうちは、分からない、気づいた気がするけど、ウハネが言っているのかウニちゃんからの気づきなのか区別がつかない方がいるかもしれません。。普段から、感じることに蓋をしてしまっている人は少なくありません。
感じることに言葉にしてみよう
そんな時、まずは、「感じること」を重視していくと、心、ウニちゃんは満たされます。例えば、食事をいただくとき。「わぁ、こんな食事をいただけるの、嬉しいね」というように。
朝から夜眠るまでに、私たちはどれだけ「感じ」ていて、どれだけ、それをスルーしているのでしょう?
ワーク)
朝から夜眠るまで、「感じたこと」を言葉に出してみよう。悪いことのように思えることを感じてもOK、素直に言葉にだしてみましょう。 (人前などで声が出せないときは、声に出さなくても大丈夫です。)
例:ちょっと寒いと感じる⇒「ちょっと寒いかな、カーディガンをはおってあげよう」
例:指先がかさついているなぁ⇒「ネイルケアがしたいな、オイルをつけてあげよう」
例:イラつく⇒「イラついてるなぁ。本当はどうしたいのかな?何を感じているの?……本当は不安だったんだね。悲しかったんだね。理解してほしかったんだね。」
心に寄り添う、ここを満たす行動は、ウニちゃんの食事と同じです。どうぞ、小さな子に食事を与えて差し上げてください。
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