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もののけの森へ(中編)

前編では佐久平駅に着いてからまずはレンタカーを借りて千曲錦酒造さんを訪れ、梅酒「鳴龍」を(実は多数)購入。その後、千曲病院に向かい午前・午後の診療を終えました。千曲病院では「循環器科」外来を担当していますが、誰かから引き継いだわけではないので患者さんはまだ数人程度。力あり余ってます笑

さて、外来診療を終えて再びレンタカーに乗り込み、旧八千穂村にある「八千穂山荘」に向かいます。向かう道はメルヘン街道と言い、北八ヶ岳を横断する標高の高い山岳道路です。まだこのとき横浜は残暑厳しい時期でしたが、メルヘン街道はとても涼しく、窓全開で心地の良いドライブとなりました。

そして、八千穂山荘に着きました。

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なんだか鬱蒼とした木々の中、町営宿舎みたいな感じの建物だけど…今夜はここからオンラインで異業種交流会に参加して、かつプチ講演しないといけないんだけど大丈夫だろうか。。。

と思ったのも束の間、中は至って快適!食堂からでもダイニングスペースからでも囲炉裏和室からでも全部雰囲気良さそう!まずは合流した友人たちと温泉&夕食!

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今回はこの3人(山荘のオーナーもばっちり写ってます笑)で山荘合宿+オンラインで交流会に参加。この日は他のお客さんがいなかったため貸し切り!温泉は雰囲気良いし、料理はとても美味しいし…千曲錦酒造さんで買ってきた「鳴龍」の一升瓶を最初から全開で飲み始めてしまったのも致し方なしです。

さて、ちょうど夕食をいただき終わったタイミングで異業種交流会が始まりました。この異業種交流会は、気概に溢れた人たちの集まりで交流会にとどまらず専門分野の人が講師となって行う分野別ショートプログラムなど多彩な活動をしています。今回はIターンで佐久穂町に移住してカレー屋を開業した友人と私がスピーカーとなり、佐久市に移住したもう一人の友人の3人で佐久穂町から交流会に参加しようとなった次第です。

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佐久穂町で「カレー屋 ヒゲめがね」を今年6月にオープンした豊田氏はただ者ではありません。彼は前職のハウス食品㈱でスパイスマスターの称号を持ち、作るカレーはものすごく美味しく(この時点では食べたことなかったです…)、クラウドファンディングで多額の資金調達を行い、人口10,000人ちょっとの佐久穂町で、商店街に行っても誰も歩いていないようなこの町で(失礼…)、開店前から行列が出来、開業してまだ間ももないにもかかわらず町民全員が知っているというスーパーカレー屋のマスターです。その彼が、Iターして起業した想いは当たり前ですが安っぽいものではまったくありませんでした。

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こんな感じで炉端を囲んで交流会に参加。写真向かって左側の向縄さんは、花王㈱のマーケターとして国内外で活躍中。この交流会の幹事を務め、大学院にも通っているという志しのすごく高い友人の一人です。

さて、私も拙い話を少々し終えたら飲酒量が加速度的に増え、会が終了する頃にはすっかり出来上がっていました。。。

深夜まで3人で話して、また温泉に入ってそこでも話し、最後はみんなで布団をひいて、男3人川の字になって撃沈となりました。(後編につづく)

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