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私たち夫婦が実践している独特な「アサーティブコミュニケーション」とは

結婚して12年。
妻は出会った頃から愛おしい存在で、それはいまも変わりません。 
夫婦仲というのは、環境・思考・価値観の変化に伴って徐々に変わっていくものですが一度関係が崩れると修復は難しくなります。

私たち夫婦も、新婚当初からだいぶ変わりました。

それでもお互いに尊重し、理解し合ってきたからこそ今を楽しく過ごせています。
今回は、私たち夫婦が日頃から気を付けているコミュニケーションの方法をご紹介します。

アサーティブコミュニケーション

新婚の時は気になる事があってもお互いに我慢をする日々がありました。でもその我慢は、耐えきれなくなったら相手を傷付けるようになります。
優先順位が下がったり、思いやりがなくなったりが良い例です。
この傾向が出始めると修復は難しくなっていきます。

しかし、悪化する前にアサーティブコミュニケーションを用いることで大きく改善できます。
このアサーティブコミュニケーションは相手を尊重しながら誠実かつ対等に自分の考えや意見を率直に伝える表現方法で、多くの書籍でも紹介されている最もポピュラーなコミュニケーションスキルです。
相互の理解を深め、大きな信頼を築けるこの方法は私達夫婦も愛用しています。

このアサーティブコミュニケーションを実行するために、私たちは『プレゼン』の場を作るようにしています。
このような場は感情的ではなく論理的に思考が働くことにもなり、相手への理解に繋がるきっかけを与えてくれます。つまり、建設的な話が見込めるということです。
話し合いの場を何度も設けることで「今度はそうきたか」と、相手の動向を楽しむこともできますし、そもそも『プレゼン』は相手へのプレゼント🎁でもあるのです。

例えば、散らかっている部屋の掃除を早く終わらせたい時に、妻は私にこのような『プレゼン』をします。

「散らかってるな〜チッキショー!私が掃除しないからだなチッキショー!うん、まいっか。(数分後)2人で掃除したら早く終わるから一緒にやらない?」

え、これがプレゼン?と思うでしょうが、この中にたくさんの意味が込められています。

解説すると、
「散らかってるな〜チッキショー!」
は、現実を再認識して理想とする現実をハッキリと伝えています。

次に「私が掃除しないからだなチッキショー!」
は、自分の不甲斐なさや日々の生活習慣を反省しています。

そして「うん、まいっか!」
は、私に、えっ⁈まじかよおい。やべーなコイツ。
と思わせて、散らかっている部屋に意識を向かせています。


最後に、数分待って「2人で掃除したら早く終わるから一緒にやらない?」
は、私1人にやらせようと黙ってても無駄ですよ。あなたも掃除をしてください。一緒にやったら効率よく短時間で私たちの部屋がキレイになりますよ。
という意味になります。
ここまでくると、私達だけの暗号に思えますね。

やはり、何もせずに普通に話しをするだけでは何も変わっていきません。
お互いにお互いの理解しやすい論調で楽しく会話をしていくことで、より効果的なアサーティブなコミュニケーションが生まれます。
つまり、相手を尊重して理解を得られるようにハッキリと伝えることができれば、より良い関係が築けるのです。

今回ご紹介したのは私たち夫婦が実践しているほんの一例です。もし、大切な方と関係がギクシャクしてきたと感じる方は、アサーティブコミュニケーションを心掛けて、パートナーに合う自分たちの方法を探してみてください。
必ず、大きな関係改善に繋がると思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。
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それでは!

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