Toyota YUI project
トヨタのニュースはある程度見ていた気がしてましていたが、記憶にない案件があったのでメモがわりに、、、
トヨタは、人工知能や自動運転など、人に寄り添う新しいテクノロジーにより「新しい時代の愛車」を具現化したコンセプトカー「LQ」を公表しており、米国で人工知能や自動運転・ロボティクスなどの研究開発を行うToyota Research Instituteと共同開発したAIエージェントや自動運転機能を搭載しています。
自動運転に関しては、お台場の特定区間におけるSAE L4相当のものを実現させるようですが、このレベルの自動運転は各社やっているのであまり珍しいものではないと思っています。
AIエージェントと無人自動バレーパーキングシステムが目新しいところかなと思います。
AIエージェント「YUI」
「YUI」は、常にお客様の表情や動作から感情や眠気などの状態を推定し、会話を中心としたコミュニケーションに加えて、覚醒・リラックス誘導機能付きシート・音楽・車内イルミネーション・空調・フレグランスなどの各種HMI(Human Machine Interface)を用いて働きかけ、安全・安心・快適な移動に貢献します。また、シーンや嗜好に応じた音楽の選曲・再生や、興味のある話題や施設情報を提供することで移動自体を楽しむことをサポートしてくれるサービスのようです。
ドライバーモニターでお客様の表情や動作から感情や眠気などの状態を推定する技術は既にあるので、それを元に車内のHMIと連携をとって、インタラクティブにしたところは今回のトヨタの新しいコンセプトのところかと思います。
画像元;https://www.subaru.jp/brand/technology/story/dms.html
無人自動バレーパーキングシステム
車両や駐車場に専用の高価なセンサーを設置することなく、無人自動バレーパーキングを実現しました。車両に搭載された複数のカメラ、ソナー、レーダーと、駐車枠や停止線といった簡単な2次元路面マップを用いて、正確な自車位置を特定することで、隣接車両との間隔が20 cmの極狭空間に駐車できます。車載カメラと監視カメラがディープラーニングによる人検知を行い、駐車場内の歩行者を検知して、安全に車両を停止します。
駐車場の2次元路面マップを持たせてるところがキーですかね。
BOSCHとMercedes Benzは既に試作車としては出来ているので、新しいというわけではないですが、パナソニックが自動車部品の海外メガサプライヤーと同等の技術に追いつこうとしているところには驚きます。
LQに搭乗できる予定はあるようですが、現在未定になっており、無人自動バレーパーキングシステムのところに関しては体験したいところです。