車のクローズドコミュニティ
「中国のテスラ」と言われている、新進気鋭の電気自動車(EV)メーカー「NIO(蔚来汽車)」。
車メーカーでありながら、「高級会員制サービス」という側面を持っているのがNIOの特徴であり、「NIOの会員チケットが600万円(実際のところ車代だがその比喩)、それを買ったら車がお土産として付いてくる」という考え方のようです。
「NIO HOUSE」というラウンジを持っており、「NIO HOUSE」で行われるイベントのお知らせもあり、ここに来れば「NIOを所有している人」、つまり、自分とある程度近い生活レベルやライフスタイルの人と出会うことができます。NIOのアプリにはSNS機能もあり、そこでNIOユーザと繋がることもできるのです。オンライン・オフライン共にNIOコミュニティを作る仕掛けがあると言えます。
レクサス
トヨタのレクサスにも、「レクサスオーナーズラウンジ」があります。ここは先述の「NIO HOUSE」と似たような空間提案ではありますが、イベントやSNSでのコミュニティ作りには力を入れていないような感じがしました。
EVのクローズドコミュニティ
コロナによって、リアルでのつながりがレアになってくることもあり、お金を出してでもコミニュティ入りたい、つながりを持ちたい人は増えるであろう。
日本車の場合は、車ごとに色々な買う人のセグメントが別れている気がするので、EVに乗ってるお客様同士のクローズドなコミュニティあったら良いなと思います。
サステナビリティに関心がある人が購入すると思うので、地球保護関連のイベントを開いたりすれば、コミュニティ形成もされていくし、そこでの取り組みがマスコミ等でも取り上げられれば、そこでのコミュニティに入りたいがために、EVを買う人もでてくるかもしれない。
これはまさにニオがやっている会員チケットを購入するおまけとして車があるというところと一緒の考えだと思っています。