人生最後のギター②
たしか当時のKz One Solidの標準設定でボディー・ネックが柾目のホンジュラスマホガニー、ボディートップ材や指板材は選ぶことができて、それぞれフレイムメイプルトップとマダガスカルローズウッド指板にしました。
僕がギターを弾くきっかけになったのが、甲斐バンドのNHKホールで行われたコンサートのラジオ放送でした。
https://www.youtube.com/watch?v=oWHZzxSUnbM
ディストーションのきいた6弦のEの音色・響きに打ちのめされてしまったのです。おそらくその時、故大森信和さんが弾いていたのが
Gibson Les Paul Custom 「タバコサンバーストカラー」のものだったと思うのです。人生最後のギターにはこういうストーリーがよく似合うと思いタバコサンバーストで塗ってもらうようにお願いしました。
サンバーストもバーストの形がティアドロップの形になるように。
(←ここ大事)当時Kz One Solidをタバコサンバーストで塗るのは初めてだとおっしゃてたと思います。仕上がりはマジ理想通りでした。
フレイムメイプルトップもあまりギラギラしたものでないのを選んで正解だったと思います。
裏はこんな感じ。極薄ウレタン塗装でつやつやピカピカの仕上がりです。
全体的にGibson Les Paul Customを狙ったのでバインディングのボディー・ネックだけでなくヘッドにも巻いてもらい金属パーツは極力Goldにしました。ただピックアップのスイッチだけはGoldが無かったのでSilverなんです。
次回はもう少しこだわりの部分を紹介できたらと思います。