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地方在住だった20代の自分へ「思い込みを捨てよ、マイルを使って町へ出よ」

自己紹介記事でも書きましたが、私は北海道札幌市出身
東京に出てきたのは34歳の頃に転勤してからです

それまでは札幌を中心に、仕事の長期出張で北海道内をプロジェクトに合わせて移動したり、転勤で道東エリアの帯広市と釧路市に住んでいた事もあります

道東地区の夕暮れ

旅行も趣味という感じではなかったので、当然ながら北海道から出た事は、
修学旅行、会社の入社式、数度の研修、社員旅行と数えるほどでした
海を越えるって意外とハードルあると感じます

新卒で入った会社の入社式、帰りで乗ったJAL便から見た東京の夜景を見ながら、「また来るぜ!」と心の中で誓ったのと、
CAさんから「お飲み物のおかわりいかがですか?」の言葉、今でも思いだします


若い時は都会に来るべき理由

そんな34歳の頃に初めて単身赴任で東京都内に住み始めて感じた事

東京の街並み
  1. 流行をいち早く感じる事ができる

  2. 発表会、セミナー、講演会などリアルに勉強できる機会が多い

  3. 近所や他人の目を気にする事が減る

  4. TV番組がいかに東京中心か実感できる

  5. いろんな仕事がある事を感じる

  6. お店も交通機関も早朝から深夜までやってて便利

  7. 新しいサービスを体験できる

自分がどうしても仕事人間なのか、2番の内容はかなり感じました
コロナ禍を経て、最近はオンラインイベントも増えましたが、
それでもリアル開催もまだまだ多いし、その場の熱量が全然違います
関東圏とそれ以外を比較すると、圧倒的に関東圏の開催が多いと感じてます

30歳くらいの頃、著名人の講演会や仕事のセミナーに参加費と旅費を合計するといい金額になりましたが、泣け無しのお金を払って来たこと、やっぱり良かったと感じてます

私は50歳ですが(記事執筆時)、20代の頃に都会に来て刺激を受けるべきだったと感じる事が多いです
特に現在は写真や映像のクリエイティブ系の仕事もやっているので、
そう感じる事が多いのかもしれません

お金もなかった20代の私

新卒で入った地方ゼネコン
給料安かったですね。。。

建設現場が札幌以外の地方にある事が多かったので、
その間は下宿や民宿が拠点になるので、一人暮らしはせずに
実家が自宅住所という状況でしたが、全然お金がなかった

当時はLCCなんてものもありませんでしたので、JAL・ANAのフルキャリア
なので飛行機代も高かった(という印象しかない)
※JAS(日本エアシステム)もありましたね(古っ)

20代後半に全国展開している企業に転職したら、全然給料上がって
休みも無茶苦茶増えた(笑)
今までどんだけブラックよ?という感じでしたが、当時は建設業なんてそんなもんという認識でした

「金なし」「休みなし」という状況に洗脳されまくってた私には
旅行の「りょ」の字もほぼありませんでした

今の20代のお金事情はどうなんでしょう?
地方在住でしたら車も必要だったりする上、スマホ・通品費やサブスク代と
私の当時より給与ベースが上がっていたとしても、支出の要素が上がってきているので、今も昔も変わらないかな

親ブロック

あまり親のことを悪くは言いたくないのですが、母親の影響もかなりありました

何かというと

  • 東京は住むところではない

  • 暑がりなアナタには住めない場所

  • 人が多いし、狭い

そんな事を小さい頃から言われ続けました
その結果、進学や就職を考えるたびに、その言葉が出てきて
北海道から出ようなんて思いもしなかったです

小さい頃から言われる刷り込みって怖いですね
重ねて言いますが、親に恨みはありません(笑)
が、そういう一方的な思い込みは良くないと私は感じて子育てをしています

後から考えると、そんな事を言っていた親は東京で暮らした事が一度も無いんですよ
経験もしていない人の勝手な想像って良く無いと思いました

今なら言える「マイルで都会に来てみな!」と

ネットでの検索も容易にできるのでホント便利になり
地方から東京に出て来るための情報も簡単に手に入れられるようになりました

LCCの運行会社や路線も増えて、安い航空券が発券できるようになりましたが、それでも預け入れ荷物や座席指定などオプションをつけたり、
一般的に使いやすい時間帯の便は、なんだかんだ値段が上がっていきます
フルキャリアと値段あんまり変わらないんじゃない?って事も多々ありますね

そう考えるとマイルでフルキャリアが使えるとやっぱり良いです
空港使用料の数百円はかかりますが、基本タダ乗りで
荷物も預けられて、機内のドリンクサービスもあって
至れり尽くせりですから

ANAの機上から

20代のお金がない時には「マイル」がやっぱり救世主です
「なけなしのお金を払って都会に出て」という美談を
中年になった時に、思い出を語るのも良いですが
懐痛めずに気軽に飛べる方が良くないですか?

さいごに

地方には地方の良さ
都会には都会の良さ
があるわけですが、両方自分の目で見てみないと
何が違うのか?わからない訳です

人からの又聞きや、思い込み
実際は全然違うし、現地の熱量は画面からは伝わないです

「20代の若い感性で感じたかったな」と、今になって思っています
あの頃の自分に話ができるのなら、
きっとこの事を言うでしょう
「思い込みを捨てよ、マイルを使って町へでよ」と

参考に書籍のリンクを貼っておきます
「移動する人はうまくいく」
著者の長倉さんの考え方にも共感できるところがありましたので参考まで
※アフィリエイトリンクにはなっておりません


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