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42.195kmなんてあり得ない02

それから1ヶ月。
毎日10分くらい走ってました。

単なる苦痛な200mだったのに! 笑


僕にとって
朝走る10分間は、
ある特別な時間に変わってました。


社会のしがらみの中で


当時、僕は結構、疲れてました。

社会的な立場とか、役割とか責任とか。
また、父であるとか夫であるとか。


社会の"型"の中での行動の連続。

上の立場だから当たり前、
しなくてはいけない事とか、
毎日、あらなくてはならい…とかです。


朝日を浴びて走る10分間の自分は、
そのどの型にも属さない、
"無"でした。


"何も考えない、無"


お客様とか、スタッフとか、家族とか
"誰かの為"とかではなく、"自分しかない"。


それは、
1%の"無意識の意識"が呼び起こされる感覚でもありました。



息子を学校まで"送り届けた朝の時間"は、


嫌いだったランニングを好きにさせ、
"リセットできて"、"自分に向き合える"
そういう"特別な時間"に、変わっていました。


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