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フィジカルコーチのインターン公募を会社に提案した、ただ一つの理由

こんにちは。

フィジカルコーチの加藤裕です。

クラブに話を持ちかけて、
ついに「インターン公募」が実現しました!

今回は、

・なぜ、わざわざインターンを公募するのか

・どんなメリットがあるのか

について書いていきます。

まず、インターンを公募する理由。

それは「業界の活性化」です。

いやいや、インターンを募集するだけで?
と思われるかもしれません。

もちろん、すぐに何かが変わることはないでしょう。

ただ、いろいろなことを解決してくれる可能性が大いにあると考えています。

●圧倒的人材不足

まず、サッカー界に限らず、この分野の必要性や注目度は高まっており、それに伴って人材の需要も高まっています。

にもかかわらず、人材不足という現状があります。

その背景には、

・養成する教育機関がない
・業界に入る間口が不明瞭

が考えられます。

私が一般公募にこだわった理由がお分かり頂けたかもしれません。

「やる気があるなら受け入れてくれるクラブと巡り会えるのでは?」と思う方もいるかもしれません。

それは確かに一理あります。

ただ、人材不足という課題があるのだとしたら、人材の発掘は急務です。

待ちの姿勢では意味がない気がしたのです。

新しい風を取り入れながら、業界が成熟していくことを望みます。

そんなきっかけ作りが出来れば。

ちなみにこんな貴重な情報もあるのでシェアします👇

●「こんなはずじゃなかった」を減らしたい


いわゆる繋がりや“コネ”でマッチするケースが多いこの業界ですが、

契約を決めたクラブと、働き始めた方の間のミスマッチは、よく耳にします。

これはお互いにとってとても不幸なことです。

業界に入る側の“こんなはずじゃなかった”とは?

即戦力が求められるスポーツ界。

めでたく業界に入れたとしても、学生時代の成績が優秀だったというだけではなかなか活躍できません。

現場を見たことがなかったり、実際働いてる人を見たことがなかったりすると、

「こんなことも求められるのか...」とギャップを感じるでしょう。

インターンを通して、本当にこの世界で働きたいのか、覚悟を決める機会を得ることはとても重要だと思います。

知った上で、やっぱりこの仕事に就くのは違うなと思ったとしても全く問題のないことです。

酸いも甘いも知った上で飛び込んで頂きたい。

会社側の“こんなはずじゃなかった”とは?

前評判の良さや信頼のあるスジからの紹介がきっかけで契約したが、即戦力を求めていたわりに期待に応えてくれない。など。

インターンを通して、ある程度の専門的能力の有無や人となりを知ることができます。

仮に課題はあっても適正だと判断した際には、教育体制、マネジメント体制が整っていれば、人材を育成していくこともできる。

優秀な人材であれば、新陳代謝が可能だし、空きポストがなくても他クラブへ推薦できるかもしれない。

●モデルケースを作りたい

JFAでライセンス制度が整備されるなど、今、日本中で需要が高まっています。

そんな中で、ポストを新設したい、いい人がいればリクルートしたい、けど巡り会えない...というクラブはたくさんあるはずです。

とてももどかしいのです。

今回の取り組みがモデルケースとなって、日本中に波及してくれたら嬉しい。

目指したい!と思われるようなチャレンジングな業界になることが、最初に述べた「業界の活性化」に繋がると信じています。

●最後に

いろいろと偉そうに書いてきましたが、インターン生に対して、教えたい!指導したい!という思いは実はあまりありません。

それよりも、

一緒に成長したい。

それだけです。

ご応募お待ち申し上げております。

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