メタバース×音楽ビジネスの可能性 ~ エイベックス本格参入
エイベックス会長、メタバースへの熱い思い
音楽業界をけん引する「エイベックス」は、音楽ビジネスの次なる可能性として「メタバース」にフルコミットしていくようです。(気になる!)
エイベックスがメタバースにどんな可能性を感じているのか、深堀ってみてみたいと思います。
エイベックス会長・松浦勝人さんは、YuuTube等で、メタバースの将来性について、こんな事を語っています。(熱い!力が入っている!)
仮想空間最大手とパートナーシップ
エイベックスは、メタバース=仮想空間最大手の「The Sandobox(ザ・サンドボックス)」とパートナシップを提携し、ザ・サンドボックス上に「エイベックスランド(仮称)」をオープンさせることを発表しています。
ちなみに、ザ・サンドボックスとは、メタバース=仮想空間を提供するプラットフォームの会社で、メタバース上でこんな事ができます。
リアルの世界で行っている、お店をつくって、そこで自社のオリジナル商品を販売したり、サービスを提供したり、ということを仮想空間でできるようになるのです。
メタバース上はデジタルの世界なので、販売される商品(アイテムやキャラクー)は「デジタルデータ」です。なので、NFTというデジタルデータの「本物証明」技術を使って、コピー品ではない本物のデジタルデータを、購入し所有することを可能としています。
さらに、その購入した商品が値上がりしたら、売ることも可能なのです!(レアグッズをメルカリで、高値で売る感じですね)
メタバース=仮想空間で音楽はどう変わる?
エイベックスは、メタバースで以下を実現するとの事。
仮想空間だから、ネット環境さえあれば、誰でもコンサートに参加できます(世界中から参加できる!)。コンサート会場も、物理的な制約のないデジタルの世界だから、ありえない舞台設定だったり、ということも実現しそうです。(仮想空間ならではの度肝を抜く舞台とかはおもしろそう!)
また、アーティストの「NFT化したグッズ販売」(デジタルデータ販売)は単なるグッズ販売だけれども、気になるのは、それをファンとのコミュニケーション手段にしていく点です。
NFTの世界では、数量限定のコレクションを販売=限られた人しか所有できない、という一種のステータスにより、熱狂的なコミュニティが生まれる流れができています。(詳しくは以下のnoteにも!)
エイベックスは、数量限定のNFTでファンとのコミュニティをつくり、アーティストとファンが、深くつながっていく世界をつくろうとしているのではないか、と思うのです。
メタバース、NFTは、音楽ビジネスの可能性を広げそうです。これからが楽しみです!
<追記>
メタバース、NFTの記事は、こちらのnoteにもあります!
もし、気になりましたら、どうぞ!