アラハバキ神は約5千年前に古代シュメールより来た日本最古級の信仰
以下、和田家文書より一部抜粋
吾等が住むる丑寅日本に渡りしは、古き世にして五千年の古期に来たるものなり。依て吾が国にては二尊一併になるアラハバキ神とて地神、イシカ神・ホノリ神・ガコ神をも併せ是をアラハバキカムイと信仰の一統とせり。
元亀庚午年十月七日 南部氏政 華押
続いて現代語訳
私たちが住む丑寅の日本にこの信仰が渡ってきたのは、古代の約五千年前のことです。したがって、日本では二つの尊神を併せたアラハバキ神として、地神であるイシカ神、ホノリ神、ガコ神も併せて信仰の一統としています。
元亀庚午年十月七日 南部氏政
丑寅の日本とは
丑寅の日本とはざっくりいうと東日本のことです。いわゆる記紀(古事記/日本書紀)で語られた蝦夷の住まう土地のことです。
2つの尊神とは
アラハバキとは以下の2語により構成された言葉です
アラ(獅子、大地の象徴、男性性)
ハバキ、ハハキ(蛇、水の象徴、女性性)
これら2つが和合したものがアラハバキなのです。
地神とは
地神とは当時の日本国の土着民の信仰対象となっていた神で自然神です。
イシカ(天の神)
ホノリ(地の神)
ガコ(水の神)
これらと集合した古代シュメールの神がアラハバキ神(呼称一覧:荒覇吐、荒脛巾、荒吐
、阿良波々岐、荒波々幾大神 、あらばきさま
、門客人神)なのです。