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映画を観てきました。

1976年10月
中学二年生の秋、二子玉の
新星堂で南十字星のLPを
購入して以来、僕にとって
ベストバンドはザ・バンド
です。

毎日、繰り返し繰り返し
南十字星を聴いている
さなか、ミュージック
ライフを見てたら(・_・;
ラストワルツで解散…

一年後、3枚組のLP
が出て、出演者等の
いわゆるルーツ遡りが
始まって、渋谷公会堂
でRCOオールスターズ、
中野サンプラザでリック
ダンコを観たり、廃盤
セールでボビーチャールズ
のべアズヴィルズ版を購入
したり渋い青春時代でした。

ラストワルツとは、野垂れ死
しないための定年退職だと
ずっと思っていて、カッコ
悪いのと、少しズル賢い
ロビーロバートソンの印象を
否めなかつたです。

ちなみに僕のヒーローは
亡くなる前ただの薬中
デブになってしまった(>_<)
リックダンコです。

映画はピーターバラカン
さんのトーク付だったけど
映画と反比例して軽快な
お話でした。

ラストワルツのデラックス
CDが出た時にロビーが
ライナーノーツで、
コンサートの為に用意した
ドラックの量とかの話とか
真面目に書いていて、参加者
全員ドラック中毒だと思って
いたし、デラックス版は
ラリった最悪のニールヤング
を聴きたくなかったのとマディ
ウォーターズのカレドニアが
聴けて嬉しかったのと微妙
だけど、なんか少し判った
ような感じ…

でも、今回の映画はさらに
重たい…
昔、レボンとリックがソロで
活躍していた時にリチャード
のソロアルバムが早くでない
かなぁと想っていましたが、
これ観て判ったけど出る訳
無い…ですね(・_・;

映像も音楽も最高だったし、
ロビーロバートソンらしい
優しくわかり易い語り口も
スマートなのに映画館全体
視聴者が真面目で暗すぎる
(*_*)
ロニーホーキンスのジョーク
に誰も笑わないし、
スリツピン アンド スライド
に誰もカラダが反応してない
???

映画のエンドロールは
オフェリア
映画館があるパルコを出て
公園通りを駅に向かう、
1978年に渋谷公会堂で
アンコールのオフェリアを
観て公園通りを駅に向かう
自分は幸せな気分で一杯
だったけど、今晩はジョニー
ギターワトソンが目の前で
亡くなった時と同じような
気分でした。

でも、観て良かったです。
僕のイメージ、スケコマシ
のロビーロバートソンは
消えました。
イングマールベルイマン
にラストワルツを撮って
もらいたかったのかも
知れないですね???
勝手に妄想しちゃいました
(*_*)

#バンド #The Band#青春#人生#最高の音楽#エッセイ#ドラッグ#映画

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