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グロース市場IPOメモ(2024年8月)

こんにちは。ビビッドガーデンのゆたく(@yutak824)です。
今年からグロース市場にIPOした企業の個人的な備忘録をnoteに残していってます。
ただの備忘録でしかないので鋭い分析などはありませんがIPO企業の概要を掴むものとして見てもらえると嬉しいです。
基本的には有価証券届出書と成長可能性資料を眺めながら記録してます。

2024年8月のグロース市場IPO企業一覧

8月は毎年少ない月ですが、グロースIPOは1社です。

オプロ

1993年6月創業で1997年4月設立
公募時価総額は28.6億円、予想PER19倍
公募価格からの初値騰落率は+28.69%。 同時価総額は36.8億円、予想PER24倍

事業内容

帳票に関するデータオプティマイズソリューション、サブスクリプションビジネスの販売管理に関するセールスマネジメントソリューションで構成されるクラウドサービス事業

オプロ:事業計画及び成長可能性に関する事項

沿革

2019年から2023年の間に、サブスク販売管理サービス、金融/行政機関向け電子申請サービス、クラウド帳票サービス、モノのサブスク販売管理サービスと立て続けにサービスをリリース

オプロ:有価証券届出書

業績

トップラインに成長率はN-1期25%。
2021年11月期の前年比で減少しているのは、決算期変更で8か月決算になっているため。

オプロ:有価証券届出書

ソリューション別の売上比率は、データオプティマイズソリューション約7割、セールスマネジメントソリューション約3割。
データオプティマイズソリューションは、企業が持つ取引情報や人事情報などの帳票データや、 行政・公共機関、組織が持つ様々な情報を処理・整理するソリューションを指し、セールスマネジメントソリューション情報を 一元管理し、業務プロセスを支えるソリューションを指している。

オプロ:事業計画及び成長可能性に関する事項

成長戦略

  • エンタープライズ市場の開拓

    • 機能追加、広告と販売促進活動、大手コンサルティングパートナーとの関係強化、広報活動

  • 収益基盤の多様化

    • 新たなSaaSに合わせた事業展開、SAPなどのエンタープライズSaaSに注力

  • 人材投資

    • 開発、マーケティング・営業、カスタマーサクセス人材の増員

オプロ:事業計画及び成長可能性に関する事項

株主

代表の持ち分は58%。
VCの持ち分は1.4%のみで、未上場ファイナンスはほとんどせずにIPO。

オプロ:有価証券届出書

従業員

平均年齢32歳で平均年間給与が675万円はなかなか給与水準が良い会社かもしれません。

オプロ:有価証券届出書

IPO関係者

  • 証券会社:SMBC日興証券

  • 監査法人:太陽有限責任監査法人


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