大自然が生み出す感動のスケール 北海道の旅
そこに降り立つと
雪の降る少し前、11月の北海道。釧路空港に到着しました。外に出ると都会とは違った透き通った空気の質感と広大な土地に生い茂る草木を見て、これから始まる北海道の旅の期待に胸を膨らませました。
今回、ここにきた目的は、
北海道の大自然を体感し、目で見た心に残る瞬間を写真に収めることです。
私たちは旅をする時、あまり深く考えないようにしています。
とういうのも、前もって計画を立てて、ここは楽しくなさそうだからやめとこうかとか、天気が1週間不安定だからどうしようか。などと考えるより行動を優先して、そこで得られるそのままの経験を大切にして旅を重ねていきたいからです。目的さえ明確にしていれば、時に苦労がありながらも、自分たちに合った豊かな旅ができると思っています。
こんなに長い一本道の道路を初めて見た!!と驚きながら180度釧路湿原の風景を横目に車を走らせ、さらなる自然を目指します。紅葉の色合いのおかげもあってか、どこかヨーロッパの田舎道のようにも感じます。
行き着いた先の知床の美しさ
知床峠の坂道を登り羅臼岳に到着しました。目の前にそびえたつ迫力ある景色に圧倒されながら、ゴツゴツした黒い山肌にうっすらと雪をまとった姿を霧が覆う前にすかさずシャッターを切りました。半開きの助手席のドアがその時の様子を物語っていますね笑
ポツポツと雨が降る中、持参したコーヒープレスで熱々のコーヒーを淹れ、セブンイレブンでマフィンとチョコラスクを購入しました。羅臼岳を目の前にして、頂いたコーヒーとお菓子は感情に染み渡るように、いつの間にか完食していました。
屈斜路湖の特等席
この時期のおかげもあってか人がほとんどいなかった屈斜路湖。夕暮れ前の時間から椅子と机を並べ、焚き火をしながら湖面を眺めてゆっくりと時間の流れを感じる。この特別な時間で、お湯を沸かす器具を忘れたため、自動販売機の缶コーヒーでお湯を沸かすことに…そんな特別な一杯分のコーヒーを2人で分けて乾杯したことにより、さらに有意義な時間を過ごすことができました。
この景色を見たとき、旅の目的にふさわしい最高の場所を見つけることができたと感動しました。旅計画段階ではここまで素晴らしい景色をみることを想定していませんでしたが、改めて自分達の目で体感し大自然を体に吸収したことによって旅の疲れが消えていきました。
旅を終えて
今回の旅で私たちは改めて気づいたことがあります。それは
経験にお金のかけることの大切さです。
人間には欲があって、そこにたくさんのお金を費やそうとします。ですが本当に必要なものを見極め不必要なものや事を出来るだけ減らす考え方を持つことが必要です。その分経験にお金をかける事で、自分のこれからの人生に豊かな時間がさらに増えることになると私たちは思います。小さな旅での経験も積み重なればきっと大きな自信と人間性に繋がります。
Youtah Foundがたくさんの人に見てもらえるように、私たちも旅の経験をもっと増やしていきます。
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