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CoreMasters28位 機竜 デッキ解説&大会レポート

・はじめに

みなさん初めまして、お久しぶりの方はお久しぶりです。yutaです。

5月1日に開催されました第1回Core Mastersに参加させて頂き、28位というなんとも微妙な結果を残しましたのでその際に使用した「機竜」デッキの紹介&大会レポートを書いていきたいと思います。

決勝卓行けたら有料でもいいかな〜と思ったんですけどこの結果なので全て無料です( ^ω^ )

興味がある方、レシピだけでもとか、どんなデッキがいたんだろうとか部分部分でもいいので見ていってください!早速本題へ

読んでいただいていいなと思った方お賽銭投げてもらえると嬉しいです!今後記事を書く活力になります!

・なぜ機竜なのか

ぶっちゃけた話をすると個人的に握りたかったのは青紫占征でしたが、「装甲」をつけられたり、「効果を受けない」に対してのいい回答が出せず、ロングゲームに持ち込んでやっとリーサルという流れが多かったので断念。

勝ちに行くならある程度練度のあるイザイザかなとも思ったんですが、大会参加を決めたのが2日前ということもあり新弾カードを搭載しての練度が皆無でした。

そこで「全部練度足りんし、どんだけ通用するか試したいから機竜にぎろ」って感じで決めました。全然参考になりませんね、はい

とはいうものの少しでも形にしようと前日の夜にOOで有名?なDAIGOに調整を付き合ってもらいまさかの0−4。次の日早いというこうとで調整終了。時間無さすぎやで…

ただ召喚時バーストが多かったり、その為に召喚時を封殺してくるデッキに対してなんの影響もなく戦える強み、上振れた時のリーサルの速さ、環境に多いであろう氷姫、覇王に対してオーバースターが強く出れるのではと思い最終的にこの山に決めました。

・デッキレシピ

大会で使用したレシピはTwitterにて結果報告と一緒に上げてるんですがこちらにも載せておきます。

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・立ち回り

序盤は相手のボードを崩すことを意識して立ち回る。

乱舞、ドラゴンズミラージュ配置よりフェニキャでネクサスやシンボルになる生物を消す。ボードアドを優先する。相手の小型を除去しつつこちらのボードを整える。

中盤は詰め

ロングゲームはほぼ勝算がない為、序盤で崩しつつ構成した面で詰めに行く。オバスタも頼らず剥がして詰める。この時レーザーボレーがあると心強いので詰めに行けそうな前のターンに山を回しておく。アレックスや氷血が通る相手には強気に押していくとリーサルを取りこぼすことが減る。

何度か触れるが減少に反応してステップが終わる効果には弱い為、残り2点か最悪3点にはしておきたい。2点押し込みで勝つか、アストラでフラッシュを挟まずに勝つ。

コアを与えることを躊躇してリーサルまで点を削らないゲームをするとほぼ勝てない為隙が見えれば前のめりに行く。赤世界を絡める、フェニキャを絡めるなどして1撃を大きく取る。これらを意識して立ち回ると「アレックス踏んだだけで負け」などの負けは減る。

・採用理由

ロケッドラ

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軽減確保&ドロソ

なぜか自分のターンミラージュがあれば手段は問わず相手の面を割ればドローができてしまうカード。ターン1制限がないのも優秀。

ミラージュが三種類のみなので赤軽減確定で最大で2コスト(オーバースター、レーザーボレー)ドラゴンミラージュは1コストで置ける。ドロー発動条件を最大3コアでクリアできる為、赤の世界を雑に置いても1ドローが可能。

先行で雑に置いて返すと消された時のディスアドがお大きいのでアドを取れる時に出す。回収も不可能な為、基本ミラージュとセット出しになる。

選ばれし探索者アレックス

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防御札&コアブ

氷姫に対して一番強い防御札。スピッツァーにも妨害されない防御札

メインで出すことも多く曲げてコアブで使うことも多い。リソースが切れるのが早いデッキなので臨機応変にドローに変換。脳死で先行バーストセットは禁止。

出して1アド取った上で相手がこのカードを除去する為に手札を割けば充分仕事をしているので防御が薄くなるのを恐れてセットするくらいなら出してアドを取る

滅多にないがフェニキャと合わせて赤世界で3点とることも可能

宙征竜エスパシオン

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ドロソ&コア回収

この山で一番バグってるカード

召喚時は任意なので相手のバーストを見ながら決める。どうしても除去したければ殴ればいい。ミラージュがあるだけで氷姫のライサやドラグノのゴウ・ジッタなどをノーリスクで除去できるのも強み

コアを2つ置いておけばコアを5つ回収した上で2枚ドローできる。4枚以下が緩すぎて、乱舞バーストで使い、4ドローでもしない限り5枚抱えてアタックステップを迎えることはそうそうない。こいつが1枚あるだけで雑にドラゴンミラージュで手札を捨てたり、赤世界込み5点のOTKのボードを作ることができる。

航宙龍アストラ・ドラゴン

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詰め札

軽減が5つと多めなので最大3コストで着地でき、序盤で相手が甘えた盤面に投げればゲームが終わる。

アタック時に最大3点取れるのも強く、15000までと中々範囲も広い。逆にゲームが進み相手に中型が横並びしたりすると2面焼が厳しくなる為、破棄ようミラージュ+セット用ミラージュ(オバスタ以外)を用意しなければいけないゲームも出てきてしまう。

単体で5点取れるのとブレイブか赤の世界を絡めると楽に5点出るので刺せそうなタイミングがあるなら投げてしまった方が強い。装甲を撒くデッキの場合、合計6コア以上使って1点取ることもできるが割に合わない為臨機応変に。

この山唯一の7コスト以上な為相手のオバスタを剥がす手段がこれしかない。その為ドラゴンズミラージュで雑に切るとリーサルを作れず相手のペースになり負ける。ただ今回の大会全体的にミラー以外でオバスタを採用しているデッキがそこまで多くない為、今はそこまで意識しなくてもいい。

ズィーク・ドラグーン

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ボード維持

白で唯一この山と合いそうな効果をもったカード

レベル1効果のBP UP効果はそこまで重要視していないが、赤のミラージュセット中赤になるので赤き神龍皇の恩恵を受けられることを覚えておくと便利。

レベル2の装甲は黄色、緑以外なのでこれも中々優秀。このデッキはアレックスや絶甲のステップ終了効果をケアできないので1打点で5点作るか、あらかじめ削っておく必要がある。その上で除去されない装甲色であり氷刃血解をケアできる。

ミラー対面や、チー牛、OOは効果で防げないカードが存在しないのでレベル2で立てるだけで場持ちが良くなる。氷姫も白き機神のみ。

砲凰竜フェニック・キャノン:Rv

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打点&除去

何気に機竜を持っているブレイブカード、ただ面で使った方が明らかに強いのでドラゴンズミラージュで切るのはそうそうない。

後手1で出して相手の面を崩したり、真・炎を出して置いて次のターンからのシンボル確保にもなる。このデッキだとロケッドラ以外のスピリットとブレイブさせ赤の世界で5点出る。防御札を引き込まれた分だけ敗北につながるので、細いリーサルを作ることが可能になる1枚。

真・炎魔神

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打点

最後の最後まで悩んで「最悪ドラゴンズミラージュで切ればいいや」と思いザ・スターと入れ替えられたブレイブ。この方なんと機竜なんです。驚きですよね。

焼きは他のカードたちで充分間に合うので、バースト破棄ワンチャン強いかな?と思い入れました。最悪維持コアがいらない足場にもなるので…

結果全7試合で一度も活躍しませんでした。打点で使うにも既にフェニキャが出ていたり、ダブっても盤面崩せる方が強かったりと…焼いたカードが効果使えないのもエスパシオンくんと仕事かぶりますからね…効果発揮させないの最重要ではないので。

赤の世界/赤き神龍皇

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打点

前環境も赤を使う際は顔を見せていたカード。

こいつがあるおかげで楽にリーサルが出たりする。実際7試合のうち序盤に赤の世界込みでOTKをした試合が2試合ある。「相手に防御札がなかったから」と言えば済む話だが、逆に考えて欲しい「防御札を引かれる前に刺した」ということだ。初手4枚から始まり、マリガンがないカードゲームで序盤から必ず防御札を抱えてプレイできるだろうか?仮に抱えていたとしても打つ為のコアは残してプレイするだろうか?ゲームを作る為に、足場作り、手札を質の良いものにするためのコアを割くだろう。

1点を5回刻む訳でなく1+2+2又は3+2なので序盤で耐えるには山に5、6枚ある防御札を引き込んでおく必要がる。しかも転醒時に1面除去が入るので中途半端なブロッカーも除去されてしまう。

結論リーサルが早いのはつよつよです(^ ^)

航宙龍艦ドラグ・ノーチラス/航宙龍機ドラグ・ノーチラス・アサルト

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耐性貫通持ち

装甲以外であれば突破することが可能になる。ただ機竜のBP破壊効果限定なのでエスパシオンかアストラ・ドラゴンのみが対象となる。正直この耐性貫通が役に立った試合は一度もなかった

しかし転醒条件がかなり緩い為打点が足りない時に転醒させて、赤の世界とのシナジーでリーサルにつなげることができる。

転醒時でコアの移動が可能な為コアがない状態から転醒してもレベル2にすることが可能。また、除去に使った後のレーザーボレーを回収できる為相手の防御札を打ち消す為に転醒することもある。

この転醒時効果で手札アドを取る為にリボルドローの採用は個人的になし。ミラージュブーストの弾を拾うという意味にしても乱舞の方が強いのでなし。

バトル終了時のライフ貫通効果はそこまで使わないが覚えておくと便利かもしれない。

ドラゴンズミラージュ

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遂になんでも足場を割れるようになった

なんでも破壊できるが手札1枚がかなり重たい点と、コスト4以上で無理なく入る機竜が少ないのもありミラージュ効果はほとんど使わなかった。

先行を取った場合は配置する。ネクサスはレーザーボレー、フェニキャで割れるので相手の山を見てから動く為に1パスするほど強くない。創界神も自分のターンでようやく割れるので、後手の時にイザイザを置かれたら割ろうかなくらい。1枚割るのにこのカード合わせ手札2枚使っているので、ロケッドラがいない時に使うとリソース切れを起こしゲームエンドまで行く可能性も出てしまう。

双翼乱舞

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ドロソ

この枠はリボルドローRvとの二択なのかなと思います。ラー・カイラムは足場としては安定しますが不確定ドローな為ドロソとしてカウントしません。

なぜ乱舞なのかというと序盤手打ちをするコアの余裕がないからですね。もちろん何も出さなければ手打ちできるんですが、ボードにシンボルなしで返すことになるので後々響いてきます。後手1でそれをやるとかなり苦しくなります。

それならしっかり足場を作りつつバーストで伏せてコアに余裕があるなら追加で引いた方が強い。

チー牛とか召喚時使わない山だと手打ちになるのでミラージュ効果のあるリボルドローでもいいのでは?となるかもしれませんが、まだ召喚時を多様するデッキの方が多いので今はまだ双翼乱舞

レーザーボレー

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優秀な除去札

ミラージュもフラッシュも両方強い。

ミラージュはコストが軽く序盤に相手の面を崩しやすい。ただ、ネクサス焼きは赤シンボル必須な為、注意が必要。ロケッドラと相性◎

フラッシュで最近は減ってきたがスピリット、ネクサス耐性をもつカードにも刺さる。現環境にて打ち消しがそこまで機能していない感じはするが、氷姫にて採用されている白晶防壁を打ち消せる為、攻め込む際に握っておくと便利。

先ほども軽く触れたが、ドラグノーチラスの転醒で回収もできる為ノーチラスがある時は雑に切っても問題ない。フラッシュ効果も自分のターンであればロケッドラのドロー対象にもなる為、エスパシオンで回収したコアを使ってドローに変換するのもいい。

氷刃血解/ミブロック・バラガン・オリジン

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防御札

ほとんどのデッキに通用する防御札。

氷姫はアガーフィアとウォーデンがある為、盤面がが整う前に殴られた場合、使ってしまっていい。先にオリジンを出すことができれば裂け目、氷姫魔神以外で除去ができない為毎ターン1面取れる状況を作りさせる。ライサのみでアタックステップに入られても1パスのようなものなので問題ない。ブレイブしてしまうと白の世界に除去されるので氷姫対面に関してはブレイブしない。

他のデッキにはライフで受けた時に打てるのでタイミングを見て使う。オリジンも充分強いのでレベル2を維持してボードを有利に展開して行きたい。

オラクルXVIIオーバースター

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勝手にオバスタって略してます。

最新弾のトップレートですね( ・∇・)

ミラージュ効果でコアブが優秀。セット中はこちらのボードが整うまで延命ができる+自分で剥がせるのでゲームを作りやすい。ただその分相手も準備に使うターンができるのは注意したい。いくらこちらから剥がせるとはいえ7コスト以上の着地はそこまで難しい為準備が整ったら多少無理してでも剥がしてリーサルをとりにいかないと、絶甲、アレックスで1ターン止まってしまうデッキなので簡単にリーサルを返されて負けてしまう

フラッシュ効果のバウンスは詰める時にたまに役に立つ

・対戦結果、解説

予選全7回戦の結果がこちら

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運よく全ての対戦相手がバラバラでしたね

1戦目から順に解説して行きます。

1戦目:仮面ライダーW

後手1で赤の世界で生物を焼き、2ターン目フェニキャでもう1度盤面除去3ターン目エスパシオンブレイブ絡めて3点2点

後攻3ターンで終了

2戦目:OO(DAIGO)

すみません他にも有名な方と当たっているかもしれませんが自分が身内の人間以外全く分からないです。

キュリオスでグルグルされてプトレも割るのが遅くなってしまいコアも手札も整えられてしまった状況で、最後のアレックスドローでアストラを引き、パイロット焼きながらライフ貫通で勝ち。

3戦目:覇王

なんとか序盤に神剣は割れたものの御盾レベル2で置かれてしまいネクサス破壊不可能に。点を詰める為、渋々赤世界を配置するもサカターノを当てられボードが崩壊。氷血でなんとか耐えるも零単体に押し切られて負け。

氷血が通る対面だったのでなんとかワンチャン狙ってみたが、相手の盤面が3枚あるのに対しアストラの15000で一面しか割れない+バラガンで荒らされたのも敗因の一つ。足場を壊すのが得意なのに対し御盾が辛い

4戦目:刃虫

恥ずかしながら新弾の緑と黄色はノータッチだったのでお互い効果を読む所からスタート。相手の山も刃虫オンリーという訳ではなく、黄色も多数入っていた為防御札がわからないまま時間切れ。お互いライフ3のまま01になった(エクストラターン)

自分のターン中の時間切になったのでここで詰め切れなければ負け確定の状況に。相手側アストラケアで盤面更地。ブレイブ中のエスパシオンアタックに対し、まさかのシーズグローリーでアレックスを除去されライフが飛ばなくなる。

赤の世界のおかげでエスパシオンの1点+終了時1点その後もノーチラス転醒でアタック以外でライフを削ることができ勝ち

5戦目:イザイザ

アーマーバットのみで返ってきたのでロケッドラ+ボレーで焼き、次のターンからもボードを除去し続けて3ターン目にロケッドラ+エスパシオン+赤き神龍の1+2+2で勝ち

6戦目:氷姫

一番当たるのを恐れていた対面。案の定序盤にプリへーリアを引かれて転醒され触れなくなる。渋々氷血で返してリーサルを取りに無理やり詰めに行くもしっかりと白晶をもたれていた。アレックスを使い再び攻めるも2枚目の白晶で差しきれず。

最後のターンに引いていた氷血を提示するもクラーラ+クラーラの合計3枚にウォーデンを引かれていたようで負け。

装甲赤がどうしようもないのでプリヘーリアが殴って来たらアガーフィア以外の時は氷血を投げるしかない。勝つにはオーバースターを引いておく必要もあった為苦しいゲームになった。

7戦目:グランテラス

まさかいると思わずノーマークだった。ドラゴンズミラージュが使えない。(割ったところで有利にはならない)オモイカネをどうすることもできず殴られたタイミングで氷血を発動。グランテラス効果発揮中だったが渋々オモイカネをバウンス。次のターン攻めに行くもソウルドラゴンがバーストで開きアストラがBP破壊され攻めてがなくなり負け。

どちらにせよトラッシュにフトダマがいたのでソウルドラゴンから回収され召喚されていたら氷血も打てずに負けていた。この対面は想定外すぎて勝つプランが組み立てられなかった。

・最後に

いかがだったでしょうか「機竜」というデッキはまだ研究尽くされていないなと痛感させられた7試合でした。各対面知識も書こうかなと思ったんですが誰にでもわかるようなことしか思いつかなかったので、やめておきます。

今僕が研究しているのが青紫占征なのでまた納得行く形になれば記事を書きたいと思います。その時はよろしくお願いします!

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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