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全国の住吉神社の総本社「住吉大社」!人生の節目となるおめでたい行事に出会いました
今回は、大阪市住吉区に鎮座する「住吉大社」へ参拝しました。
住吉大社は、1,800年の歴史を持つ古社であり、全国に2,300社ある「住吉神社」の総本社です。
大阪の方には「すみよっさん」の愛称で知られ、「初詣といえば、すみよっさん」と言われる有名な神社。
年明けからわずか3か月で、200万人以上が参拝するのだそう。
駅から参道までの道には、趣のある商店街が並び、参道の前には路面電車が走っています。
神社周辺はレトロな雰囲気で、とても素敵でした。
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(私は昭和を生きていないのですが...)
昭和の雰囲気漂う昔懐かしい街並みは、とても心地よくリラックスできました。
今回は、そんな住吉大社への参拝記録をご紹介します!
住吉大社のご祭神
住吉大社に祀られている神様をご紹介!
公式サイトを参考にしていますので、詳しくは以下のURLを参照してください。
ご祭神
第一本宮:底筒男命(そこつつのおのみこと)
第二本宮:中筒男命(なかつつのおのみこと)
第三本宮:表筒男命(うわつつのおのみこと)
第四本宮:神功皇后(じんぐうこうごう)(息長足姫命)
住吉大社へ参拝!
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参道を進むと、住吉大社の象徴「反橋」があります。
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横から見ると、こんな感じです。
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長さは約20m、高さは約3.6m、幅は約5.5mあるのだそうです。
実際に渡ってみた感じは、結構急な階段という印象...
階段の奥行きが狭いので、足が大きい人は、少し上りずらさを感じるかもしれません。
26.5cmの私の足でもつま先が突っかかり、足を少し斜めにしながら登りました。
反橋を渡り終えると、すぐ左手に手水舎があります!
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写真を撮るのを忘れてしまったのですが、住吉大社の手水舎は、龍ではなく「兔(うさぎ)」でした。
龍のケースが多いので、とても珍しい…
実は、境内には「なでうさぎ」と呼ばれる住吉神兔もあり、住吉大社では神様の使いとして兔を祀っています。
これは、住吉大社が鎮座した日が、辛卯の年・卯月・卯日だったことが理由。
住吉大社は、兔と縁の深い神社なのです…!
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境内に入ると、お社の並び方が特徴的に感じました。
住吉大社には4つの本殿があり、縦一列に配置されているのです。
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第三本宮と第四本宮の距離はとても近く、屋根と屋根が当たりそうなほどの間隔で、とても珍しいです。
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また住吉大社の本殿の造りは、「住吉造」と言われ、神社の建築史上最古の様式の一つなのだそう。
このような歴史的に珍しい建築様式を見られるのも、住吉大社の魅力です。
■住吉大社の4つの本殿を参拝!
4つある本殿は、参拝順は特に決まっていません。
私は、一番奥にある第一本宮から順番に参拝しました。
本殿それぞれには、次の神様が祀られています。
第一本宮:底筒男命(そこつつのおのみこと)
第二本宮:中筒男命(なかつつのおのみこと)
第三本宮:表筒男命(うわつつのおのみこと)
第四本宮:神功皇后(じんぐうこうごう)(息長足姫命)
このうち、底筒男命・中筒男命・表筒男命は、伊弉諾尊が伊弉冉尊を黄泉の国から連れ戻すことに失敗した後に、海で穢れを清めるために禊祓をしたときに生まれた神様です。
底筒男命・中筒男命・表筒男命の3柱は、「祓え」を司る神様と言われています。
「何か最近運がないなぁ」「気分が重いなぁ」という人は、住吉大社を参拝して穢れを払ってみるといいかもしれません。
実際に私自身、住吉大社へ参拝後、今まで起きなかったやる気が復活してきたように感じています。
心と体が重く、やりたいことはあってもやる気が起こらなかったのですが、一歩踏み出すことができるようになりました。
■5つの力を授かれる「住吉の五大力」!住吉大社の独特なお守り
住吉神社には、「五」「大」「力」の字が書かれた玉砂利を探し集め、それをお守りにするという、珍しい風習があります。
これは、第一本宮の近くにある「五所御前」と呼ばれる場所(霊地)で行うことができます。
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囲いの中に玉砂利が置かれていて、隙間から手を入れて玉砂利を探します。
お守りを作ることで、体力・智力・財力・福力・寿力(いのち)の5つの力を授かることができるのだそうです!
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今回、私はやらなかったのですが、多くの人が玉砂利を集めていました。
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今回は、大阪市住吉区にある住吉大社へ参拝しました。
住吉大社は、南海本線「住吉大社」駅から徒歩3分の場所にあり、とても行きやすかったです。
また、駐車場もあるので、車でも向かいやすいと思います。
住吉大社までの道には、商店街があり、たこ焼きの屋台や喫茶店などご飯を食べられる場所もありました。
大阪の観光スポットを探している人は、住吉大社もおすすめです。
編集後記
第一本宮で手を合わせたとき、巫女さんが現れ、何かの準備を始めました。
自分が手を合わせるときに、そのような出来事が起こるのは神様からの歓迎のサイン…とても嬉しい気持ちになりました。
しかも、その準備は「結婚式」のものだったのです。
おめでたい場に出会えて、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
「私自身も良いご縁がありますように!」と願いながら、住吉大社を後にし帰路につきました。