自分の機嫌は自分で取る。
こんにちは。育児奮闘中の屋久木雄太です。
家の中ではなかなか本を読む時間がつくれなくて、子供を保育園に送っていった車の中で15分だけ読むようにしてます。
なかなか集中できて良いです。
特に、雨の音を聞きながらの読書は、なんだかボーナスタイムのような気持ち良さです。
なんで今までやらなかったんだ。
車の中は家の中と違って、いろんな誘惑がありません。
それに、15分だけというのもちょうど良いです。
疲れず、飽きてくる前に終わるので、無理なく続けれる気がします。
◆さて本題◆
僕は、絵が好きです。
でも、どんなに絵が好きだと言っても、長い時間絵を描いていると、どうしても途中で飽きることがあります。
1日で描き上がるようなものであれば、気持ちが乗ったときにガーっと一気に描いてしまうのですが、僕が描くのが好きなゲームの背景画は、だいたい2〜3日(16〜24時間)くらいかかります。
日をまたいで絵を描いていると、なんだか気持ちが絵に向かない日があったりして、「昨日がんばって描いたし、今日は描かなくても良いかな…」と、ついついニンテンドースイッチに手が伸びてしまいます。
ゲームは、次から次にやることが満載でなかなかやめれません。
ついついやっちゃいます。
そうやってゲームばかりやってると、途中で絵を投げ出してしまったのが気になってきて、「いや、今日は絵を描く日にしよう!」と気合を入れて、絵に戻ります。
そんなことが、しばしば起きます。
ゲームは、ついつい継続してしまう。
絵は、ついつい継続してしまわない。
なんでなんだ。
絵もゲームも同じくらい好きなのに。
◆ゲームという引力◆
僕なりに、考えてみたところ「続きが気になるかどうか」じゃないかなと思いました。
それで、やってみました。
「同じ絵は1日に2時間だけしか描いてはいけない」
俗にいう縛りプレイです。
結果としては、良い気がしてます。
時間で区切っているので、自分の思うキリの良いところまで描けません。
描きたいところがまだ残ってるのに…という気持ちで描くのをやめるので、なんだかんだと続きを楽しみに描き続けることができてます。
ゲームっぽくしてしまうと楽しくなるのは不思議です。
実はこの縛りプレイがわりと気に入って、この描き方を続けています。
この文章を書いている今現在、私は2枚の絵を中途半端に止めております。
7割くらいできている暖炉があるゲームマップと、9割9分完成しているポケットなモンスターのイラストを、ちょっと放置しています。
モンスターの方なんか、もう最後まで描いちゃえば良いのに!
と思うかもしれませんが、描ききってしまっては続きが気になりません。
気持ちが絵に向かうように、自分の機嫌をコントロールしてあげるんですね。
たまたま実家に帰った時にテレビで見た、芸人みやぞんさんの名言を思い出しました。
◆自分の機嫌は自分で取る by みやぞん◆
こんな進め方をするようになってから、絵を完成させる時に気をつけるようになったことがあります。
完成させた勢いで「次の絵をちょっと描く」ということです。
完成させた後に次の絵をちょっと描けるくらいの時間を確保できた時に完成させるのです。
ちょっとでも描いちゃったらもう、その絵の続きが気になりだします。
気合を入れて新しい絵を描き始めるより、ずいぶんとスムーズに描き始めれます。
保育園の送迎のついでに本を読むのも同じ考えですかね。
車の中に本を一冊置いているので、さっと読み始めれます。
気持ちが向かうきっかけを用意してあげるのが大事なんですね。
ちなみにこういうのを「トリガー」というらしいです。
このトリガーの力を借りて、自分の気持ちが途切れないように気を使ってあげると、継続がしやすくなるそうです。
とはいえ、ニンテンドースイッチには…さっと手にとって、ぱっと世界が広がって、やることが次から次に出てくる力にはおそらく及びません。
ゲームって、すごい引力があります。
ゲームをやめるときにはきっちり、区切りの良いところまで遊びきってやめることをおすすめします。
大好きだからこそ、良い距離感で付き合いたいですね。
◆それって怠けてないの?◆
どうでしょう?
意志が強ければ。集中力があれば。誰かのサポートがあれば。
僕が紹介していることは、怠ける方法に思えるかもしれません。
でも今の僕にとっては、あゆみを止めないために大切なことです。
分かっているつもりでしたが、無理をしても続かないという当たり前のことを、僕はもういちど子供から教えてもらいました。
頑張ったら頑張っただけ、やった分だけ返ってくる…そんな保証はどこにもありません。
だからこそ、無理してやるのはダメなんです。
ということでまとめ。
エソラ流「継続して絵を描く」ポイント。
絵を描いても良い「時間制限」を設けてみる。
続きが気になる途中で描くのをやめて、続きを描くまでの期間を空けない。
完成させたら、すかさず次の絵をちょっとだけ描く。
ゲームは、続きが気にならないキリが良いところでやめる。
エソラ流の基本の「キ」
無理は絶対にしないこと。ちゃんと守ってくださいませ。
◆届かない叫び◆
僕よ…昔の僕よ…読んでいるか?
良いか…まずは…買うかどうか悩んでいるそのゲーム「スマブラX」を買ってしまえ。
絵を描く時間が減るからと、買うのをためらっているな…。
でも、どうせ気になってまともに絵が描けないぞ!
(ついでに、どうせ1週間で買ってしまうぞ。)
そして、中途半端に絵を描いては遊んで自己嫌悪に陥っている…。
もう、買ったんだから遊び尽くして、それから描くこと!
どこかのゲーム会社の社長は「ゲーム屋がゲームを遊ばなくてどうするんだ!」と言っている。
ゲームを遊んで自分を責めるとは何事か。
お前はゲーム屋…ゲームを作るプロを目指すんだ。
今のうちからプロのスキルを…遊ぶことと勉強することのバランスを身につけておくこと。
自分の機嫌は自分で取る!きっとできる。がんばれ。
・・・・・・
余談ですが、スマブラはたくさんの世界観とキャラクターとステージを見ることができて、さらにカメラを操作して色んな角度から見ることができる「最高のゲームグラフィックの教材」です。
ゲームの3Dモデラーを目指す方。
遊んで、見て、真似してみましょう。オススメです。
ではまた!!
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