社会復帰
今日の体育の時間は、保健のテスト返しだったのだがその問題の中に 清原和博さんが覚醒剤で逮捕されましたが今自分が思ってることを書きなさい、というのがあった。そしてその問題の解説をしている時に、体育教師が
「覚醒剤は絶対ダメだ!ああいう人でも使ってしまうんだぞ!」
と言う事を言っていた。ここまでは普通でわざわざ書く事でもないのだがこの後が問題なのだ。
「清原は覚醒剤を使ってしまった。だからみんなも最低っていうレッテルを貼ってもいいんだ。甘い意見なんていらない。みんなの回答を見たけどみんなまたテレビで見たいとかそういう肯定的なものが多かった。もうそういう事をしてはいけないんだ。」
この発言した時この人は即刻教師を辞めるべきだと思った。確かに覚醒剤を使用したことは決して許されるべきではないし、社会に与えた影響も大きなものだった。そして私達は改めて覚醒剤の恐ろしさを確認することが出来た。しかし、だからといって最低のレッテルを貼ってもいいなんて言って言い訳がないしこれじゃあまるで二度と社会に戻ってくんな!と言ってるようなものだ。前述したが法律違反をしたということに変わりはない。でもちゃんと罪を償い、更生したらまた社会に戻ってきてもいいはずだ。もしダメだというなら刑務所は何のためにあるのだ。一度失敗しても広い心を持って受け入れてあげることが大切だと思う。あと問題なのは僕達生徒の価値観を否定している事だ。一方的に自分の価値観を押し付け、こう考えろ!お前らは違うんだ!と言ってる風に聞こえる。
人に教える立場の人がこんなことでいいのだろうか??
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