見出し画像

#12 イーロンマスクってドラッグストアでも買えるの?

買えません。

イーロン・マスクは新手の

不織布マスクではなくて

テスラのCEOのイーロンさんです。

画像1

この人です。


2020年7月1日は自動車産業にとって

記念すべき日となった。

少し前まで「新興メーカー」の扱いだった

テスラの時価総額が2076億ドルとなって

トヨタ(21兆7185億円=7月1日時点)

を抜き、業界トップに躍り出たからだ。

テスラの株価は年初から2.7倍に上昇。

コロナショックをものともせず、

快走を続けている。(by「日経ビジネス」)


車といえば、トヨタ、フォルクスワーゲン

というイメージが強い人も多いと思いますし、

事実、売上も純利益もこの2社が

2強といった格好なのは今も変わりありません。


が、そんな中

イーロンさんところのテスラが

時価総額でトヨタを抜いて世界一になった

というわけなのです。


そもそも時価総額ってなに?

株価 × 発行済株式数

で表されます。


A社

株価は1株100円

発行されている株式数は10,000株


B社

株価は1株1,000円

発行されている株式数は5,000株


とすると

A社の時価総額は100万円

B社の時価総額は500万円

ということになります。


株価は、

どうやって決まるのかというと

需要と供給のバランスです。

A社で例えると、世界中に1万株しかないのに

株を欲しがっている人は2万人いる

これは 需要 > 供給 で

このとき株価が上がります。


じゃあ、なぜ多くの人々がA社の株を

欲しがっているのか?

「期待」です。


株式を保有するということは

株主になるということです。

株式会社は株主のものですから、

誤解を恐れずにシンプルに言うと

その会社をオウンすることになります。

あなたがオーナーです。


どうせなら

今後伸びていきそうな会社の

オーナーになりたいじゃないですか。


だから今後伸びていきそうな

業界・会社

に投資するわけです。


今後電気自動車が主流になっていくと

多くの人が予想しているからこそ

EVメーカーとしてすでに実績があるテスラ

の企業価値が高まるのでは

と期待して多くの人が株を欲しがった

⇒ 時価総額世界一 になりました。

画像2


前置きが長くなりましたが、

今回は株の選び方(考え方)

について、わかりやすく説明します。


そもそも世の会社は大きく

①新興企業 ②成長企業

③成熟企業 ④衰退企業

の、4つに分類できます。


ずばり買いたいのは

②成長企業 です。


100%下がらない株なんて無いので、

①~④ どれを買っても

下がるリスクはある

ならば、リターンを狙いに行く

ということです。


いつの時代も人々の生活を

劇的に変えるような企業が

現れました。

200年前のイギリスで

産業革命が起きて

蒸気機関車が現れた頃

人々の生活が大いに変革したことは

想像に難くありません。

また、パソコンが開発され、

インターネットで世界中と

つながることができるようになり、

我々の生活は大きく変容しました。


withコロナと呼ばれるこの時代

リモートワーク、おうち時間

などなどこれからの生活が

大きく変わるような局面である

ことは間違いなさそうです。


AI・5G・ロボット…

どんな業界のどんな会社が

人の生活を大きく変え得るのか?

成長企業を見つけたら

株を買ってみるのも良いでしょう。


が、しかし

「知ったらしまい」

という株式相場の格言もあり、

得た情報は新しく正しいかどうか

これが非常に難しいのです。

世に情報が流れ始めたら、もう相場は

下がり始める、といわれます。


たとえば、仮想通貨

ビットコインが流行っているらしい

とCMなどが放映開始され、

初心者がマーケットに

流れ込み始めた頃に

暴落しました。


AI・5G・ロボットなど

が流行っていくことは

多くの人に予想しやすい為に

すでに後発組、ということも

往々にしてあり得ます。

画像3


投資信託の話です。

前の記事で、運用はプロに任せるけど

大枠はあなたが決めてください。

と説明しましたが、

大枠ってどう決めたら良いのか?


ざっくりいうと

ハイリスクハイリターン

ローリスクローリターン

どっちが良いの?という話で、


ベンチマーク(平均点みたいなもの)

なりの運用をしたい人は

インデックス運用

平均以上狙ってくれという人は

アクティブ運用

という運用の仕方が2種類あります。


たとえば日本株ファンドの場合

ベンチマークは日経平均株価でしょう。


インデックスファンドっていうのは

日経平均なりの

運用をしてもらうことで

アクティブファンドとは

平均を上回ろうと

する運用です。

日経平均が2割上げていたら、

3割上げようとし、

日経平均が2割下げていたら、

下げ幅は1割にとどめようとする。


ただ、リスク取りにいく分

失敗することも多々あるし、

インデックスファンドよりも

手数料が高い、という理由から

ビギナーにはインデックスファンド

のほうが人気のようです。


次回は、

分散投資 の考え方について

開いた口が閉まらなくなるほど

わかりやすく説明します。

画像4

最後まで見ていただいてありがとうございます!

いいなと思ったら応援しよう!