まちの人が自ら立ち上がった 〜習志野市で本当にあった美しい話〜
2022年5月8日(日)
千葉県習志野市にある実籾では、今年初めてマルシェを開催した。
イベント名は
「みもみまるしぇ」
メンバーは皆、まちで商売を営む有志の人々だ。
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少しだけ遡って2021年(去年)の話。
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以前から既に、私たちはイベントを行いながらコロナ禍のまちの様子をうかがっていた。
まちの今を知ることで、活気のなくなったまちにそれを取り戻すことはできそうか?
2021年の11月には、まだまだ人を集めるようなイベントはできないのは承知の上で、それでもまちの気持ちが少しでも晴れるようにと、「ぺらっとストリート写真展」を開催した。
※今回のマルシェ実行委員会は、当時はぺらっと祭り実行委員会として活動
「ぺらっとストリート写真展」
2021年11月3日〜11月30日
実籾駅から続く北口商店会の街灯の柱に額に収めた写真を掲載。写真は習志野市在住の方へSNSを通して発信し、テーマを「幸せの一枚」として募集をかけた。
30を超える応募作品が集まり、それらがまちを彩った。
ぺらっとストリート写真展をやってみてわかったことは、住民は何か楽しいことを求めているということ。コロナ禍で外出の自粛やマスク生活が続き、どこへ行くにも気疲れの毎日だった。それでも人々は光を目指して歩いている。
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本格的に動き出す。。。
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そして、2022年。
私たちは日本全体や地域の流れをみながら、今回は集客をするイベントを開催することを決意した。
今回動いたのは、実籾にあるイタリアンラーメン店「伊太そば」のオーナー 木村さん夫妻。(ぺらっとストリート写真展でもアイディア豊富で、まちを盛り上げる中心となり活動。)
自分たちのまちを盛り上げるために、マルシェをやりたい!と、自分のお店を回しながらイベントの企画から運営までやり抜いてしまうスーパー夫妻だ。
その木村さんを筆頭に、実籾で商売を営み、同じ志をもつ数名で今回のマルシェの企画を進めていた。
そして私はというと、以前のイベントの時は実籾に住んでおり、地域活性化の役割としては広告や紙媒体のデザインを担当していた。
しかし、マルシェの企画があがるタイミングで同市の別の場所へ引っ越しが決まっていた。
それでもマルシェの実行委員会の方たちからの温かい声で、引き続き地域活性化の実行委員会に在籍することに。
とはいえ、私は既に違うまちの住民であるため、イベントの企画はまちの人が行ってそのお手伝いをさせていただくというスタンスで参加している。
今回は上にあげた、ポスターの制作を担当。
実行委員会の皆様には本当に感謝しかない(涙)
#感謝 #ありがとうございます
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2022年5月8日 初マルシェ開催
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そして今日、そのマルシェの開催日。
天気にも恵まれて暑い日差しが降り注ぐ中、朝から参加店舗の方がイベントの空間をつくった。
開催してまもなく会場は多くの人で溢れていた。
マルシェには子どもたちからお年寄りまで多くの人々が足を運び、地元ならではの個性豊かな商品や、人との関わりによってたくさんの笑顔で溢れていた。
まちが失っていた、人が集える場所。
賑わう場所。
「みもみまるしぇ」
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既に次回開催が決まっている!
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地域活性化の為には、次の手を考えた上でイベントを行う。単発のイベントでお疲れ様でしたでは意味がないのだ。
実行委員会では1回目を企画した段階で既に2回目を行うことを決めていた。
こちらが第二回のポスター
次回の出店者もぞくぞくと応募があり、今回の反省を活かしながらさらなる集客を狙う。
継続のイベントで難しいのは、安定した集客を行うこと。
季節も変わり、天候も読めない。
そんな中でもまちに活気を起こすために、わたしたちの挑戦は続く。
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みもみまるしぇの情報はツイッターやインスタグラムで発信中!
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▪︎Twitter / @mimomi_ekimae
Instagram / @mimom_ekimae
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ローカルイベントの広告のデザイン承ります
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丁寧、親切さが売りのローカルデザイナー
Resv Creative Works(レヴクリエイティヴワークス)
工藤 https://www.resvcw-20150505-kokorozashi.com
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