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あ!これあったらいいな!は99%不要です。

これあったらいいなー。絶対便利だなー。ほしいなー。

そう思ったことありませんか。

断言できます。それ、99%は要らないモノです。

便利、あったらいい!は99%要らない。

冒頭から結構キツイ感じで書いちゃいましたが、実家のプチゴミ屋敷から脱出して、ミニマリストに転身。そして現在はシンプリストの僕が断言します。

あなたが今、おしゃれなキッチン用品店にいて、これあったら絶対便利!と思って手に取った商品がもしあったら、今すぐ元の場所に戻しましょう!

以前ぼくが実際に見つけた「これは要らない!」っと思った商品を紹介します。

それはアボカドカッター。

ぼく、アボカドが大好きで結構頻繁に買うんですけど、その商品を見た時すごく残念な気持ちになりました。

だってアボカドしか切れない。

ここめっちゃ重要です!覚えておいて下さいね!”アボカドしか切れない”

なぜ重要なのかはこのあとじっくり掘り下げて書いていきます!

なぜ"アボカドしか切れない"が重要なのか?

別にアボカドでなくてもよかったんですけど(笑)

世の中の便利グッズって”スキマを埋める商品”がほとんどです。もちろん便利グッズの中には本当に便利なグッズもあります。例えばパスタを作れるレンジ調理器具とか。僕はずっと使ってます。

ただ99%は不要なモノです。

アボカドカッターの話に戻りましょう。アボカドカッターはアボカドしか切れません。つまりこの商品は一人一役なんです。

需要がない名俳優

例えばあなたが映画監督だったとします。今回はミステリーの映画を撮ろうと決めました。そこで刑事役に名俳優Aさんの名前が上がります。

圧巻の演技にスタッフも監督のあなたも飲み込まれていきます。

映画は大成功!監督としての知名度も上がりました!

そこで次回作の配給会社から次回作のオファーがあなたに来ました。

それはラブストーリー。

もちろん、あなたは名俳優Aさんに出演オファーをします。だってあれだけの名演技をできる人なら、また映画に花を咲かせてくれる。ヒロインのちょっと頑固なお父さん役でもいいかな。なんて妄想を膨らませて。

しかし彼は「自分は刑事役しか出来ないんで。不器用なんで。」とオファーを断ってきました。

つまり名俳優Aさんは「アボカドカッター」だったわけですね。って、いや!なんの話だよ(笑)って思われるかもしれませんが、Aさんは刑事役しかできないんです。

つまり刑事役しか出来ないAさんは映画界で”需要が圧倒的に少ない俳優”なんです。世の中の売れっ子女優さんや俳優さんは一人で何役にもなりきれます。つまり彼らはキッチンで言えばフライパンなんです。フライパンこそいろいろな食材を調理できるキッチンのスター。

この”需要”がめちゃくちゃ大事なんです。毎日料理をする方なら、多分フライパンって使わない日がないくらい登場しますよね。つまりお家の中で需要が爆発的にあるってことです。

アボカドカッターって出番ありますか。ぼくはないと思います。月イチであるかないか。だって包丁で切れるし。なんなら洗い物が増えるし、道具をいちいち持ち替えないといけない。このように世の中には「あったら便利!」と謳って購買意欲をそそっておいて全然使わない商品が山のようにあります。

一人何役できるかが大事。

俳優さんの例え話をしましたが、実は商品を選ぶ上でもすっごく大事なことです。商品とは「一人何役か」を考えて買うようにしましょう。

ぼくが以前買ったスツールがあるのですがこれが便利でした。コーヒーテーブルにもなるし、スツールにもなるし、モノを置いて置くスペースとしても使えて簡単なデスクワークなら座面を上げることで高めのスツール にもなり、急なお客さんにも対応できます。そしてこの絶妙なフチがちゃんとテーブルですよ!と物語っている…探しに探してこれだ!と思いました。もちろんインテリアにも合うかどうかも選択する上でかなり重要なポイントです。

つまりこのスツール は一人四役をこなせます。このスツール を買うのにたくさんのスツール を探しました。つまり衝動買いではないんです。

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あなたの家賃はいくらですか?

急になんだよ?ってなりますよね(笑)

答えなくて大丈夫です(笑)

急に家賃?って思いますよね。でもすごく重要な考え方なのでぜひシェアさせて下さい。

たとえばあなたは持ち家でも賃貸でも毎月ローンや家賃としてお家にお金を払っていると思います。しかし同時に支払っているお金があります。

それはモノです。

あなたは”モノを置く場所”に家賃を払っています。

ぼくもあなたと同じくモノを置く場所にお金を払っています。

僕の場合は車も持っているので駐車場、つまり車というモノを置くためにお金を払っています。

ここまででお気づきかもしれませんが99%の必要のないモノにあなたは家賃を払いたいですか?

払いたくないですよねぇ。ぼくなら絶対に嫌です(笑)

例えば畳1畳分くらい使う大きな収納用品で考えてみましょう。6畳の部屋に住んでいると仮定して家賃は50000円。

50000÷6=8333円

つまり1畳あたり8333円の価値があるのに対して、あなたは毎月8333円を収納用品に使っていることになります。

これがあなたの”大好きなお気に入りの商品”なら問題ないですが、全然使っていない収納用品だったり、お気に入りじゃないけど間に合わせで買ったものだったら、めちゃめちゃ損していることになります。

家賃と部屋の関係って結構落とし穴で、家賃ってなんとなく毎月引き落としになってるから気にならないんです。

光熱費とかスマホ代はすごく気になりますよね。それは毎月スマホへの通知とか支払い用紙が手元に来て、金額を確認するからです。今月高いなー。って思ったら節約しますよね。今週はランチやめてお弁当にしようとか。コンビニでお茶買うのやめて、家から水筒持っていこうとか。

でも家賃は違います。招かれざる客(不用品)があっても気がつきにくくなります。それは生活の中で”モノのコストが見えない”から。これが汚部屋への第一歩なんです。

お部屋を見回してみて下さい。あなたの中で本当に好きなものだけですか。

そうじゃなければそのモノは不要品かもしれません。

招きたいか招きたくないか

あなたは大好きな友達と、嫌いじゃないけど好きでもない友達。どちらを家に呼びたいですか。

かなりの確率で大好きな友達だと思います。

なぜこんなことを聞くかと言いますと、商品を買うときにすごく大事な要素だからです。

99%の要らないモノを買ってしまう人はこの考えができていないことが多いです。あ!これ絶対便利!買っちゃおう!で買っちゃいます。衝動買いってみなさんは呼んでますよね(笑)

つまり文字通り衝動に任せて買ってしまうんです。この購買意欲に心が躍っている時、あなたのセーフティバーは開きっぱなしです。ノーブレーキで買い物をしてしまいます。

衝動買いで買ってしまった商品は言わば、そんなに”仲良くない友達”です。

あなたのお家の玄関を通った瞬間からそのモノは”あなたのモノ”です。

困りますよね。そんなに仲良くないのにずっと居座れたら…(笑)

このときブレーキの役目をしてくれるのが”大好きな友達理論”です(笑)勝手に命名しました。

自分のお家に呼びたいか、呼びたくないか?を真剣に自分に問いかけます。そして商品にも。そうすると一旦ブレーキがかかって、あなたは迷うというフェーズに入ります。これがすごく大事で、脳を冷静な方に方向転換してくれます。

まとめ

お家のスペースって有限なんですよね。でも汚部屋になってしまう人はだいたい無限だと思っていることが多いです。自分の家のキャパシティはどのくらいなのか?これを把握していないと片付きません。

スマホの容量と似ています。スマホは自分の容量をわかっているので「容量が満タンだからもう保存できないよー」と画面で表示してくれます。

でもお家って自分で喋れないから容量が満タンでも気付かないんですよね。次回はこの容量について深堀りしようと思います!

それとシンプリストのおすすめ本3選をやろうと思っていたんですが、もう少し片付けやインテリアやシンプリストについて書いてからにしようと思います(笑)

この記事が参考になった!役にたった!と思っていただけたら、スキを押していっていただけるとすっっっごい喜びます(笑)

それでは!

シンプリストについての記事はこちら↓


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