見出し画像

キレイなお部屋は”余白”で決まる。

1.シンプルなお部屋に憧れるけど、どうしたらいいのかわからない。
2.何もないところがあると埋めたくなる。
3.モノに囲まれている方が落ちつく

この三つのどれかに当てはまっていたら、ぜひ最後まで読んでみてください。

あなたのお片付けのヒントが必ずあります。

お部屋は余白で生き返る!

突然ですがお部屋に余白がありますか?

「え?余白ってなに?」

余白というのは、つまり”何もモノがないところ”のことです。

余白があるとモノもお部屋も美しくなります。

ちょっと想像してみて下さい。

あなたが旅行に行ったとします。国内でも国外でもどこでもかまいません。そこであなたはホテルに泊まります。

ホテルに着いた瞬間、こんな風に思うはずです。

1.ほっとする。
2.キレイなお部屋でよかったと思う
3.旅の疲れが癒されてリラックスできる。

おそらくこのあたりではないかなと思います。

ではなぜ、あなたは初めて泊まるホテルでリラックスした気分になるのか。

それはホテルのお部屋が”美しい余白”でできているからです。

「いやいやだから美しい余白ってなによ?」って思いますよね。

つまりあなたがホテルに到着してリラックスした気分になれたのは、ご自身のお部屋と圧倒的に”視覚情報が少ないから”なんです。

「なんか難しい話じゃん」

って思ってももう少しだけお付き合い下さい(笑)

人は視覚から受け取る情報が9割も占めると言われています。

ホテルを考察するとこのようになります。

モノの絶対量が少ない。
必要最低限のモノしか存在しない
余白を最大限に生かしている

ホテルにはお部屋をデザインされているプロがいます。空間の中でリラックスできる形や色をうまく取り入れて、お客様がリラックスできる空間を作り出しています。

「うーんよくわかんない…」

ですよね。

ちょっと難しい話になってしまったので、図で簡単に説明していこうと思います。

りんご1

りんごの画像を用意してみました。

ここにあるりんごの数は5個です。

「うん。なんかわからないけど、キレイに見える」

と思ったら、あなたは正解です。

キレイに整列されていてスッキリした印象があると思います。実はApple製品もこの手法によって陳列されています。Appleの製品コーナーってスタイリッシュで美しいですよね。もちろん製品の美しさもありますが、実はひとつひとつの製品を置く場所、配置する距離が決まっていて、販売店側はそのルールに従わなくてはならないという決まりがあります。

つまりどのブランドよりも余白を意識して陳列しています。

では次に同じ数の5個のりんごを余白なしで並べた画像を見てみましょう。

りんご2

「最初に見たキレイな陳列がいい!」

という方がほとんどではないかと思います。なかにはアーティスティックでいいじゃん!って方もいるかもしれませんが(笑)

たった余白を意識するだけでこんなにもスタイリッシュに、そしてよりモノが美しく見えるかご理解いただけたでしょうか?

余白が生きるとモノが見つかる!

「うんうん。なんとなく余白が大事ってことはわかった気がする」

そうなれば、もうあなたのお部屋はキレイにどんどん近づいていきます。

余白をうまく使えるようになると、いまよりずっとあなたのお部屋が居心地よくなって「今日もお部屋から出たくない!」と思わせてくれます。

そして余白を意識し始めると実は大切なモノがすぐに見つかるようになります。

またりんごの例でご説明しましょう。

りんご青

この中でひとつだけ違う色のりんごがあります。さてどこにあるでしょうか?

答えは簡単ですね。

左から2番目のみずいろのりんごです。

ではこちらも同じくひとつだけ違う色のりんごがあります。どこのあるでしょうか?

りんご青2

「えっと…。上の…真ん中の…えーっと…」

悩みますよね。

あなたが実際に目で見て”みずいろのりんご”を見つけられたとしても、それを友人や家族や恋人に正確にどこにあるか伝えることができますか?

ぼくはできません(笑)

これがあなたが大切しているアクセサリーだったとしましょう。ここではピアスにしておきます。すごくお気に入りのピアス。

今日は大切な日だから、「あのかわいいピアスをつけてお出かけしたい!」と考えています。

しかしいくら探しても見つからない。

「絶対にこのドレッサーの上のアクセサリーケースの中に入れたはずなのに」と探すことに精神と時間と、そしてなにより「大切なピアスがない!」という不安にかられるはず。

もしこれが一生見つからなかったら、あなたはすごく落ち込みますよね。そこで余白の出番です。さきほどのりんごの絵と同じように、ひとつひとつを間隔を開けて陳列します。アクセサリーボックスの中で間隔を開けてひとつずつ丁寧に。

すると不思議なことにお気に入りだったピアスはさらに美しくみえてよりお気に入りになります。

そして「今日は大切な日だからあの前より”もっとお気に入りになった”ピアスをしていこう!」に変わります。

もちろん探す時間は”0分”になります。

たとえばハイブランドと呼ばれるGUCCI、VUITTON、HERMESなどの専門店をイメージしてみてもいいかもしれないですね。

すごく洗練されていて、商品と商品の間に間隔がありますよね。つまり美しい余白を作り出すことによって、ひとつひとつの商品をより魅力的に見せているんです。

見せ方ひとつですべては変わる。

コンビニとハイブランドのお店だったら、どちらがスタイリッシュに見えますか?

「そりゃ、ハイブランドでしょ?」

その通りです。もちろんハイブランドというネームバリューもあります。しかし陳列が影響する力というのはものすごく大きなパワーなんです。

例えば街の露店やデパートの一階でワゴンセールで1000均一と大きく書かれたイベントがあったりします。

ここにあなたの好きなハイブランドが雑多にワゴンの中に紛れ込んでいたらどう思いますか?

おそらくあなたは

「これ絶対ニセモノじゃん!」と思うはず。

でも実際は本物のあの有名ブランドがそのワゴンの中にはあります。

どうして見抜けないのか。

それはブランドイメージと陳列の関係にあります。

さきほどお話した通り、ハイブランドは陳列にこだわりをもっています。

ひとつひとつの商品の顔が一番よく見える陳列(余白)をして、来店したお客様にじっくりと選んでもらえるよう工夫がしてあります。

1000均一のワゴンセールはお客様により多くの品から選んでもらえるように陳列するんです。

もちろん1000円という価値の先入観もありますが、陳列(余白)はたとえ100円で買った商品でも見せ方ひとつで全然変わってきてしまうんです。

つまりあなたがお部屋の中をシンプルに憧れのインテリアにしたい!と思っているなら、全ての家具やモノに余白を作ってあげればいいのです。

もちろん余白を作るためにお気に入りのものだけを残して、これは要らないかなというものは手放す必要も出てきます。

そんな時はこちらを参考にしてみて下さい

まとめ

今回は余白の大切さについて書いてみました。

余白が分かると格段にお部屋はキレイなります。リモートワークで疲れていても、キレイで大好きが詰まったお部屋だとまるでカフェで作業しているかのような気分になれます。

モノを無くすこともかなり減るので、時間の短縮にもなりますし

「あぁ。またどこに置いたか分からない」

なんてストレスからも解放されます。

あなたも余白マスターになってぜひ、おしゃれなお部屋をめざしてみてください!

この記事が参考になった!役にたったと思っていただけたらスキ!とフォローをしていただけたら、喜びすぎて絶叫します(笑)

それでは!



いいなと思ったら応援しよう!