シンプリストが提案!おしゃれインテリアはカラーから始めよう!
色をちょっとだけ理解するだけで劇的にインテリアは変わります。
コツを掴んでうまくカラーを使えば自分の”大好きな空間”に変身させることができます。
ご自身のお部屋だったり、広いお部屋でもお家の中のどこでも活用することができますので、よかったら参考にしてみて下さい。
STEPその1.色は三色が理想です。
おしゃれなインテリア。
憧れますよね。
僕もソフトゴミ屋敷だった時からインテリアの憧れはかなり強くて
片付けられないのにインテリアにこだわりたい。となんとも矛盾したことを思っていました(笑)
なので、ソフトゴミ屋敷の中で、大好きなインテリアの本を買っては勉強する毎日。でも一向にお部屋はおしゃれになりませんでした。
それはなぜか?
モノの絶対数もありますが、色が大事だと気づいたんです。その頃の僕のモノを買う時の”ものさし”を持っていませんでした。
色や形、用途がたくさんあることよりも「とにかく気に入ったから買う」というアバウトな選択でモノを買っていました。
もちろん気に入って買ったのだから、お気に入りではあるのですが、お部屋に合わない。これは”お部屋のメインカラーを決めていないから”起こるんです。
今の僕のお部屋のカラーで説明してみます。
僕のお部屋のインテリアカラーは大きく分けて3つしかありません。
茶色 (メインカラー)60%
緑 (サブカラー) 25%
黒(サードカラー)10%
これ以外はほぼありません。もちろん差し色として5%くらいは違う色がありますが、全体の5%なのでクッションひとつとかその程度です。
この色のものさしは”あなたがこれからなりたい理想のお部屋の色”で決めてみて下さい。
例えば白メインのお部屋で明るく元気な印象がいいなーと思ったら僕ならこんなカラーを提案します。
白75%(メインカラー)
黄色orオレンジ25%(サブカラー)
薄いグレー5%(サードカラー)
まず白というのは非常に取り入れやすいカラーの一つです。
なぜかというとほとんどのお家は壁が白だから。
僕は現役で建築の仕事をしているので年間でかなりの内装を見ています。現在のトレンドはオール白かアクセントカラーと呼ばれる壁を一面だけ違う色に変える施工がトレンドのようです。つまり白というカラーはほとんどの住宅で取り入れることができて、おしゃれなインテリアになりやすいカラーでもあります。
もうひとつの理由は家具が揃えやすいというメリットがあります。
日本の家電を見て下さい。シロモノ家電と呼ばれ、ほとんどが白でできています。それからシンプルの代名詞無印良品さんも白がメインカラーです。ニトリさんも白が多い印象があります。
もしあなたが
「インテリアなんてわからない」「何から揃えればいいかわからない」
と悩んでいたら、まずはあなたのお部屋のメインカラーは何かを知ることから始めてみましょう。
メインのカラーを知る方法は簡単で”2つだけ”です。
壁紙を見る
床を見る
なぜこの二つかと言いますと、この二つはお家の中で圧倒的に面積が広いからです。面積の広い部分はつまりあなたのお家の”メインカラー”でもあります。
このメインカラーを知ることで
「これからインテリアをおしゃれにしたい」と考えていて、家具を揃えていきたいと考えているならば、このメインカラーと理想のお部屋のカラーは合っているのか?を知ることができます。
もちろん完全に一致していないから出来ない。というわけではありません。僕のお部屋もメインの床が白で、少し違うなーと思いながらも違う面積でカラー三色を使っているので、まとまっています。
ここから有料記事とさせていただきます。
僕の実際のインテリアの写真を参考に、色について理解を深めていただければと思います。
STEPその2.実際に見てみよう!
ご購入いただきありがとうございます!お家のインテリアに少しでもお役に立てるように記事を書きましたので、ぜひ読んでいただだきカラーを理解したら、早速お家で実践してみて下さい!
この写真はぼくの部屋のインテリアの一部です。ぼくはカリモク60が大好きなので、ちょっとお見せしたくて(笑)
それはさておき。
このインテリアはさきほどご説明した通りの色数しかありません。簡単に3つに分けることこのようになります。
例えばカリモクのシートが黒なので、若干黒が多めな印象ですが、壁が茶色の腰壁という木の板でできているので、この部分は茶色とします。
カリモクの足の部分もウッドでできているので、茶色。シートは黒ですね。スツール にもなるコーヒーテーブルは茶色です。
モンステラのフェイクグリーン(ニトリです)は鉢カバーは茶色で植物の部類に入るので葉っぱはグリーンです。
先ほど差し色5%のお話をしましたが、この写真の場合、差し色は肘かけにかかったブルーと白のチェックシャツになります。
さきほどお話した通り、床は白いフローリングです。ですが全体のメインカラーを家具から取り入れることで、お部屋の印象はメインカラーに寄っていきます。
もちろんライティングや、関節照明などで部屋の明るさを調節しているという理由もありますが、大事なのは”メインのカラーを3つ”決めることです。これだけで見違えるほどお部屋はステキに生まれ変わります。
STEPその3.”自分ものさしを持とう”
ものさしとは自分の中にしかない”モノの好きレベルを測るツール”だと思って下さい。そしてものさしと同時に必要なのが”3色カラー”です。あなたがこれからインテリアを充実させて、お家時間を楽しみたい!と考えているならば、この目には見えない二つのツールを持ってお買い物に行くことをおすすめします。
さて。
どのように使うのかといいますと…。
3色カラーを決めていただいたら、次はその色に合わせた家具選びをしていきましょう。基本的には”真似るはまねぶ”というように、マネをすることをおすすめします。
よく真似なんてダサい!オリジナルこそ最強だ!とか言う人がいますが、世の中の大半は真似ることからできています。僕の大好きな著書「センスは知識からはじまる」でも書かれていますが、センスとは先天性の産物ではありません。知識でしかないんです。つまりあなたはこれから憧れのインテリアを目指すのであれば、とにかく知識を蓄えて、真似してみて下さい。
おすすめはピンタレストとルームクリップというアプリ。ピンタレストは海外のインテリアも知ることができます。ルームクリップは日本のアプリなので、取り入れやすいアイデアがたくさんあります。ぜひ、覗いてみて下さい。
アプリをダウンロードしたら、アプリを見る上で2つコツがあります。
”色が何色使われているか見ること”
”どんな家具が置いてあるかみること”
これがとにかく大事です。せっかくこの記事で色について理解しても、実際のインテリアで再現できないと読んだ意味がなくなってしまいますよね。
そこでルームクリップでもピンタレストでも必ず色数と家具を見て下さい。そしてあなたの取り入れたいインテリアにはどんな色が使われているのか、家具が使われているのかよく観察してみて下さい。
だいたいのインテリアは三色でできているはずです。もちろん差し色もあるのでお忘れなく。
STEPその4.色をさらに理解する。
さて本番です。この記事では主に色について書いているので、色を主軸に書いていこうと思います。
先ほどお話した通り、インテリアはほぼ三色でできています。
上の写真はフリー素材からダウンロードしたおしゃれなインテリアの写真です。みていただくとわかりますが、ほぼ三色でできています。
さっそくお部屋のベースカラーを探ります。とにかく観察してみて下さい。
壁は白のレンガ調ですね。レンガの間にほんのりと黒が入っていておしゃれです。憧れます(笑)
比率で言えばこの時点で白がメインカラーであることがわかります。床も面積としては広いですが、床が見えないので省略します。
収納家具は鮮やかなグリーンですね。とてもキレイな色をしていてお部屋のアクセントカラーといった印象を受けます。
次に花瓶ですね。これはオレンジと黄色の間のようなカラーですね。ステキです。花瓶のカラーに合わせて飾られている植物も同じような同系色をしています。
そしてその横に写っているソファーでしょうか、クッションでしょうか?これもオレンジを使っていますね。おそらく花瓶と色を合わせているんですね。
ここでアクセントカラーを見てみましょう。黒が額の縁にあるのと、レンガのちょっとした部分にありますね。ファッションの用語だと”挟み”なんて言ったりしますが、同じ色を使うことによって統一感をだしています。
黒はたくさんの色の中で最もはっきりとした色なので、白の上などに置くと全体を引き締める効果があります。
色見本で実際に比率をみてみましょう。
このようになりました。メインの白が65%グリーンが20%オレンジが15%です。
ここにアクセントのカラーが2%から3%といった印象です。
この比率を見てもらうとお分かりいただけるかと思うのですが、メインのカラーは派手目のカラーよりは”馴染みやすいカラー”を選択するのがインテリアを成功させる秘訣です。例えばメインカラーを黄色やオレンジなどにしてしまうと、家具で調和をとるのが難しくなるため、かなり上級者のインテリアになります。
白をメインカラーに置くことで、どんなサブカラーを持ってきても馴染ませることが出来ます。
もちろん憧れのインテリアがあればメインのカラーも変わりますし、あなたの好きなカラーでいいと思います。ただ白はビギナーズラックであり、多くのインテリアでメインカラーとして使われていることが多いことを覚えておいて下さい。
まとめ
インテリアのカラーについてお役に立てたでしょうか。もちろんカラーには他にも法則がたくさんあります。ただぼくが書いたこの記事だけで憧れのインテリアにはかなり近づけます。
まとめると
色は三色+αでまとめる
センスは存在しない。センスは知識の量で決まる
憧れのインテリアを観察してとにかく真似る
これだけ抑えておけばインテリアはぐっと身近な存在になるはずです。今回はその中からインテリアの色について書いてみました。
最後まで読んでいただきありがとうございます!少しでもインテリアのお役に立てたら幸いです。
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