ずっと悩んできた親との関係をコーチに相談してみた。
みなさん、こんにちは。
プロのライフコーチを目指しているゆうたです。
ライフコーチを目指すにあたり、プロコーチを目指す仲間と相互にコーチングを行う機会があり、クライアントとしてコーチングを受ける機会があります。
そして、私が先日コーチに話をしたテーマは、私自身がここ数年悩んできた「両親との関係」でした。親子関係は、身近な関係だからこそ複雑でこじれやすく、かつ周りの人には相談しづらいため、1人で抱え込む人も多いのではないでしょうか。
私の悩みは、両親との価値観の違いに関するものでした。大学卒業後、働き始めた会社では、古い社風ならではの厳しい上下関係や一律の評価など、個人の個性や強みを最大限発揮できる場ではなく、私はもっと自分らしく働きたいと思っていました。
ある日、長期休みに実家に帰った時、私の今の心境を両親に思い切って相談しました。しかし、両親は私の想いに対して理解を示すことなく、応援してくれないと感じました。その時、私は裏切られたような気持ちになり、自分の気持ちをシャットダウンしてしまったのです。
それ以来、実家に帰るのが面倒になり、ほとんど帰らなくなりました。両親からの連絡にも気乗りせず、そっけない返信しかできませんでした。私は、両親に対して、「結局、鬱病を患って当時の仕事から逃げるように辞めて転職した今の私を、両親はどう思っているのだろうか?」「受け入れてもらえるのだろうか。」「コーチングに出会い、自分の本当にやりたいことに向かって進む、私の気持ちを分かってもらえるだろうか。」そんな気持ちがいつも堂々巡りし、結局向き合うのが嫌になり、逃げてしまうという状態が続いていました。
そんなモヤモヤした気持ちを晴らすため、思い切ってコーチに相談しました。そして、セッションの中ではコーチの問いかけを通して、その問題に逃げずに向き合うことができました。最終的に気づいたのは、私自身も両親に対して自分の価値観を押し付けていたことでした。私はいつも「どうして理解してくれないのだろう」と両親に不満を感じていましたが、彼らの時代は違った価値観があり、私の気持ちを理解することは難しかったのです。また、両親は私のことを想って、必死にアドバイスをしてくれていたのだということに気づき、その優しさを改めて実感しました。
そして、私が決断した最初の行動は、まず両親に電話をすることでした。もし、その中で違う価値観にぶつかるようなことがあれば、「なぜそう思うの?」と、両親の隠れた価値観を素直に聞いてみようと思いました。
後日、勇気を振り絞り、両親に電話をしました。ただ、「なんとなく電話したよ」と伝えると、両親は喜んでくれていました。そして、話をしているうちに、今の私を応援してくれていることが伝わりました。母に電話をかけると、珍しく父も話をしたいと言って話をしました。私は勇気を出してよかったと感じ、少し肩の荷が降りたような気持ちになりました。
いかがでしたでしょうか?
私自身、「コーチングの力」にはいつも驚かされます。
コーチングを受けた後は、感情や思考の曇りが晴れ、本当に進みたい方向へと進むことができるからです。
コーチは、「問い」を通じてクライアントが望む方向へと伴走してくれます。クライアントと共に歩み、一方的に価値観や解決策を押し付けることはありません。最終的な結論を出すのはクライアント自身であり、行動を決めるのもクライアント自身です。少し無責任なようにも聞こえるかもしれませんが、それゆえにコーチングには独自の価値があると私は考えています。
家族関係もまた、コーチングにおける深いテーマであると私は思います。もし、少しでもコーチングに興味を持っていただけたのなら、ぜひご活用していただけると幸いです。最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
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