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#25 無意識化。

Hallo!

最近僕が意識していることがあってそれが“無意識化”です。

どんなことかっていうと意識していることを無意識にできるようにするということです。

例えば、最初は意識を100%向けて聴いてたドイツ語が、だんだんそこまで意識しなくても聴こえて理解できるようになること。

とか、サッカーでファーストタッチを自分の足のどこに、どれくらいの強さで、どんな角度で、ボールのどこに、っていう意識をしていたのが、だんだんここに当てたら止まるっていうのがわかってくるようになる。

そんな現象が無意識化です。

じゃあなんで無意識化するのか。
なんで無意識化が必要なのか。
それは、時間の短縮と、集中力を違うことに使うことができるからです。

実際には集中力を違うことに使うことによって時間が短縮できたりもしますが、この2つが大きなメリットだと思います。

サッカーの場面だったらファーストタッチにそこまで意識を向けなくていいということは、周りを見ることや、自分のポジショニングに集中力を使い、1発で意図したところにボールを止められればプレースピードが上がります。
プレースピードが上がれば、相手のプレッシャーを受けなくていい確率が増えます。
相手が後手を踏むことが多くなります。
こちらが主導権を握れます。

言語習得で言ったらリスニングに100%の集中を使うと、まずシンプルに疲れます。集中力が削がれるので、他のことに使うエネルギー量も多少なりとも減ります。そして何度も聞き返すことになったら相手も自分も時間をその分消費します。
でも普通に聴けるようになったら時間は一回聞くだけで済むし、自分も他のことにエネルギーを使いやすくなります。
もちろん単語や発音を覚える勉強が必要ですが。


じゃあこの無意識化をするためにはどんなことをしたらいいのか。
それは質と量を両方高いレベルで行うことだと僕は思います。

質は高い意識レベルを保つことを意味します。
ファーストタッチは足のどこに、どんな角度で、どのくらいの強さで、どのタイミングで、ボールのどこに、っていう意識を保ち続けます。

そして、その高い意識レベルを保ったまま繰り返しトレーニングをこなします。
自分が思い通りにボールをコントロールできた瞬間を何度も繰り返して体に染み込ませます。
身体に覚えさせます。

リスニングも一緒です。
単語やフレーズをこれはこんな場面でこんな意味で使ってるっていうのを何度も聞いて何度も体験して身体に染み込ませます。

一流のスポーツ選手が引退した後も上手いのは身体にその動作が染みついてるからだと思います。

“技術は意識の中にある”
風間さんの本に書いてあった言葉です。
意識しなくても子供の頃は色んなことが吸収できますが、大人になると意識しないと積み重ねられないと思っています。

僕はまだまだ色んなことを意識しないとできません。
でもやり続けたら身体に染み込むはずです。
幼い時より時間はかかるでしょう。
この歳では遅いかもしれません。
でもできるまでやるしか道はないと思っています。
やり続けた者が最後に勝つと信じています。
怪我の中でもやれることをやって成長します。

ここまで読んでいただきありがとうございます!
ではまた次回!

Tshüss!

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