
オリジナルフィギュアを作ろう材料と道具の紹介
どうも、まぎーです!
今回はフィギュア製作するにあたって使用する粘土と道具の紹介をしていこうと思います!
基本自分はアナログ人間なので使う材料もアナログです(笑)
主にアナログで造形される方が使用している材料は
・ファンド(石粉粘土)
・スカルピー
・ポリパテ
・エポキシパテ
・NSP粘土やモンスタークレイのような油粘土
・ロウのようなワックス
等が挙げられると思います。どの材料も一長一短あると思いますが今回は比較的安価で匂いも少ないファンドを使って原型を作っていこうと思います。
そもそもファンドとは?
ファンドとはある種類の石を細かく砕いたタルクと呼ばれるものを(おそらく水性)接着剤を混ぜて粘土状にしたマテリアルです。
ファンドの中に含まれる水分が飛んだらかなり硬くなります。
〈メリット〉
・粘土の中では一番安価
・白いので見栄えが良い
・水で柔らかくなる習性を利用してファンドの粘度を自分で調整できる。
・乾燥したら硬くなり上記で紹介した粘土の中では硬さではファンドが一番硬い。(特にニューファンド)
・なので細かいパーツも比較的折れにくい
・分割する際も分割部に水を染み込ませれば比較的楽に刃が通り易くなる
・乾燥したら硬くなるのでスカルピーや油粘土と違いベタベタ触っても形が崩れることはない
〈デメリット〉
・自然乾燥では中々水分が飛ばず乾燥が遅い
→オーブンで加熱してやれば解決
・夏場は乾燥するのでファンドが入ってる袋開けたまま放置していると水分が飛んで硬くなってしまう
→定期的に軽く霧吹きして水分補充
・ポージングの変更に苦戦しやすい(修正し難い)
→慣れれば問題なし
・水に溶けやすいので耐水ペーパーで水研ぎできない
・磨きの際に出る微細な粉塵がヤバイ
→防塵マスク必須
・だから粉まみれになる
・スカルピーや油粘土のように一気にどかっと粘土を盛れないので造形スピードは落ちる
とまあメリットデメリットありますけど僕個人的にはトータル的に見たらファンドはメリットが多いマテリアルかなぁ〜って思ってます。
ちなみにこれがいつも愛用しているニューファンド(笑)
ファンドどれ使えばいいの?って言われたら間違いなくこれをオススメします(笑)
ニューファンドはヨドバシさんで購入できます。
〈道具〉
さ!粘土の紹介は終わったのでお次は道具の紹介!
①オーブン
これはファンドを造形する上では必須です!
以前は自然乾燥で造形してましたがファンドは中々自然乾燥してくれない!
1日放置しても乾燥してくれないことなんてザラです。
なのでそんな時に役立つのがオーブン!
こいつで強制乾燥させます!
だいたい80℃で2分間加熱してやればいい感じに水分が飛んでくれます!
いや、これまじ必須!!
②スパチュラ
スパチュラは造形する上では一番重要な道具です。ヘラ状のものから針状のものまで種類は様々。でも基本的に僕は写真の下から1番目と2番目のスパチュラをメインに使ってます。スパチュラはアマゾンとかでセットで売ってます。
初心者の方は基本的にヘラ状のスパチュラ1本あれば十分だと思います。
③デザインナイフ
デザインナイフは主に盛りすぎたファンドを削ったり分割する際に刃を通すために使います。
キレ味良いから指切らないように注意な!
④ペーパーヤスリ・スポンジヤスリ
ある程度形が出来上がってきたら表面処理をする際に磨くのですがその時にこいつらが大活躍!
ヤスリの目は#240と#400ぐらいで十分かな。キュービトロン(紫色のペーパーヤスリ)は目詰まりしないので1枚持っておいて損はないと思います!
⑤指
こいつがなくちゃぁモノ作れねぇ!
指大事!クリエイター志すんなら指と目イッチバン大事だからね!
⑥水(water)
水は生命維持には欠かせないのと同様ファンドで造形する際も水がなくては話になりません!
水はファンドの粘度を調整してくれる他ファンドの表面を平滑に慣らしたりファンド同士をくっつける際に大活躍!
ほんとに水重要!!
⑦電動リューター及びタングステンビット
電動リューターは大まかな形状変更をする際に使います。これはあった方がいいです!ゴリゴリ削れるビットもあった方が作業効率アップ!
⑧防塵マスク
リューターでゴリゴリ削る際や表面処理・塗装の際には必須品も必須品!
これしないと肺やられて早い年齢で御陀仏しちゃいますよ!健康の事も考えたらこれはしないとダメです、ゼッタイ!!!
ざっとファンド造形する際に必要なのはこんなもんかな。
結構道具いるね。(笑)
大体2万円あれば全部の道具揃うと思います。
とりあえず今日はこの辺で!
明日からはフィギュア製作する前の準備品資料の重要性に語っていこうと思います。
ここまで長い間お付き合いありがとうございました〜
ばぁい!