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コミュニケーションの摩擦を限りなくゼロに近づける

こんにちは。 @yuta3594です。

共有できるノウハウがある訳ではないですが、今日改めて大切だなと思ったことをそのまま書けたらと思います。(noteの更新頻度が上がらないので、考えたことを気軽に投稿してみる試み)

プロダクト開発における、チーム内のコミュニケーションと生産性の話です。

見えにくいけど、大事なところ

私は普段、事業会社でスマホアプリのプロダクトオーナーとして、エンジニアデザイナーと一緒に日々プロダクト作りをしています。

当然、同じ成果であれば開発期間をなるべく短くすることが求められます。

開発期間を短くする方法としては、

・要件を削る
・簡単な実装方法を採用する

などがあり、要件定義や実装方針を決める際に注意深く吟味します。インパクトが大きいため、普段もっとも気を遣うところです。

この記事で注目したいのは、もっと見えにくい部分です。

上記の工夫によって、見積もり工数が当初の想定の「15日」から「10日」に減らせたとして、

その「10日」という見積もりでスタートした開発を、
「9日」で完了できないかという挑戦です。

たった「1日」だけの前倒しできたとしても、それが5回続けば「5日」浮くわけで、どこか気になっていたところを改修できる余白に繋がると思います。

こういう小さな改修の積み重ねが、プロダクト全体のユーザビリティを左右する大切な資産になっていくと考えています。

自分の工夫で、チームの生産性はまだまだ上がる

とはいえ、一度開発がスタートしてしまうと、実装期間はエンジニアやデザイナーの生産性に依存してしまいます。

実際にプロダクトを作るために手を動かせるのは彼らなので、これは仕方のないことです。(私は無力なのです)

だからといって、

・各メンバーがスキルアップしてくれたら
・各メンバーが集中して作業してくれたら

そんなことを祈りながら見守っているだけでは、1日の余白を生むことはできません。

チームの生産性の鍵を握るのはエンジニア・デザイナーだからこそ、彼らが生産性高く働けるように全力で工夫すべきなのです。

工夫できることは沢山あると思いますが、今日は「コミュニケーションの摩擦を限りなくゼロに近づける」について書きます。

コミュニケーションの摩擦を限りなくゼロに近づける

他者と関わりながら仕事をする以上、コミュニケーションはどうしても発生します。そして、そのコミュニケーションが意外と時間を食ってたりします

・仕様書を読み返す:10分
・チャットを読んで返信する:20分
・ミーティングをする:30分

合計60分

※「仕様書を読み返す」ことも、エンジニア・デザイナーとプロダクトオーナー間の立派なコミュニケーションです。(仕様書というタッチポイントを通して、二者間にインタラクションが発生していると捉えます。)

自分が作る1本の仕様書、自分が送る1本のチャット、自分が設定する1本のミーティング。1日で30分短縮できれば、10日間で300分(5時間)になるので、1日の余白をつくることに現実味が出てきます。

■仕様書
仕様書は何度も見返すドキュメントなので、インパクトが大きそう。理解しやすい構成になっているか、意図や背景をわざわざ確認する必要がない内容になっているか、内容を誤解して後でやり直しが必要になる書き方になっていないか。(やり直しになったら、むしろリリース遅れてしまうかもしれません)

■チャット
1日に何度も送受信するチャットも意外とインパクトが大きそう。読んで理解するのに5分、判断するのに3分、返信するのに2分かかるようであれば、それだけで1本で10分です。読みやすく、判断しやすく、返信しやすく工夫すれば半分くらいには短縮できそうな予感。

■ミーティング
ミーティングも、事前準備 をしっかりすれば30分を15分にできるかもしれないし、そもそもミーティングを開く必要がないかもしれない。

・仕様書を読み返す:10分→5分
・チャットを読んで返信する:20分→10分
・ミーティングをする:30分→15分

合計60分→30分(1日30分削減)

まだまだ自分は甘いところだらけなので、自戒を込めて。(むしろ自戒しか込めてない)

主体的に行動し、好転させていくこと

スティーブン・R・コヴィー先生の世界的ベストセラー「7つの習慣」でも、第1の習慣として「主体的である」ことが語られています。

※このnoteを書くにあたり久々に7つの習慣をパラパラと開いてみましたが、少し目を通すだけでも金言ばかりでした。定期的に読み返したい本です。

生産性が他者に依存するからと言って、自分が何もしないはダメですよね。主体的に行動してチームやプロジェクトを好転させていきましょう。

おわりに

今日はコミュニケーションの話でした。(果たしてこの記事は読みやすい、コミュニケーションの摩擦が小さい文章だったでしょうか。コミュニケーションは本当に難しいです。)

「こんな工夫してるよー!」というプロダクトオーナーやプロダクトマネージャーの方、
「こんな風にしてもらえると嬉しいよー!」というエンジニアやデザイナーの方、

ぜひノウハウやご意見をいただけると嬉しいです。

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