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人生理解 強みとモチベーションの根源を理解【ポジウィル体験記】#03
2023/06/17 (土)
POSIWILL CAREERの3回目の面談。今回はポジティブ体験から強みやモチベーションの根源を考えてみる。という面談でした。
【現在の悩み】
自分のやりたいこと、興味のあることが分からないままプログラマーへ就職してしまい、プログラマーとしてやっていくのが厳しくて逃げるようにテストエンジニアに転職したが、結局モヤモヤがありながら働き続けている。
キャリアが迷子状態になっている。
【ポジウィル受講後のゴール】
自分はどうありたいか。どんな職場環境が良いのか言語化できること。
【思考の癖】
「人目を気にする」「人と比べる」「すぐ諦めてしまう」
これは「フロイトの防衛機制が働いている」から悪いことでは無い。
前回のお話はこちら ↓
強みを考える
夢中になれた経験
「今までで夢中になれた体験ってありますか?」
杉山さんの問いかけに対して、夢中になれた体験として出てきたのは小学生の頃にクラスで出し物をする時に、私が塗り絵大会を開こうと提案し、自分で当時好きだった「星のカービィ」や「ドラゴンボール」の絵を模写して描いてそれをたくさん印刷してみんなに色を塗ってもらって一番出来が良かった人に賞を出そうというものだった。
当時の私はそれほど盛り上がることはないだろう。少人数でもやってくれたら嬉しいなって思っていたらクラスの人全員が参加してくれて休み時間や空いた時間にみんながやってくれてとても嬉しかった記憶がある。
思考の変化
小学生の話をしていく中で杉山さんから「小さい頃に食べて美味しかったお菓子が大人になった時に食べたらそんなに美味しくなかった」ってなるように味覚と同じで思考も幼少期から大人になるにつれて変わってくる。
自分の場合、小学生の頃は目立ちたがり屋で、クラスの出し物を提案したのも自分が中心になって進めたいって思ったから提案したのであって、ただ大人になった今は物事に対して積極的に提案したり中心になって進めたりはしていない状態になっている。これが思考の変化なのかと考えた。
モチベーションの根源
杉山さんからは自分の話を聞いて、客観的に「自分が何かをやって認められた、自分が物事の中心にいて褒められた」という話は気持ちが前向きに感じ取れると言われ、その事から自分は承認欲求が強い方なのかなと自負している節もあり、誰かに認められたいなって気持ちは常にあるんじゃないかなと思い、そうするとモチベーションの根源って「承認」なんじゃないかと杉山さんからアドバイスをいただいて、なるほどなと感じるも、この「承認欲求」に後ろめたさも感じていた。
続けて、杉山さんからはこのモチベーションの根源に良い悪いは存在しない。アドラー心理学で承認欲求は持たない方が良い。とあるが、それはアドラーがそう考えているだけで承認欲求は持って良いものだって言われたのが嬉しかった。
目立ちたがり屋ってところも目立つことによって人から評価される = 承認されるという繋がりがあるんじゃないかと思った。
絵を描く時にどうやって描く?
小学生の時に絵の出し物をした話からさらに深掘りし、小学生から絵が描けていたというところで他の人より絵が描けたと思う理由は何かと問われた。
自分でも無意識だったが、考えてみると自分は模写をする時に別にアタリも描かずに雰囲気で描いても上手く見えるように描けるのかなとおこがましいがそう思った。
実は杉山さんも絵を描くのが好きで、自分がなぜ他の人より絵が得意な理由を考えていた事もあって、それはアニメを見たり色んなもの/人を見てきたからこそそれが引き出しとなって自分の頭の中でカスタマイズして描けていた。というものだった。
自分も模写する上では同じような感覚だったので驚いた。
アタリが無くても全体像を把握してるからこそできる技であって、杉山さん同様、私もすごく周りを見ている。観察力が強いことが分かった。
杉山さんと会話していて、だんだんと強みが見えてきた。
ざっくりと強みは以下であることが分かった。
自己表現ができる
人やものを見て理解を深めることができる
人やものを見て観察した上で関わり方を柔軟に変えていくことができる(人と仲良くなれる)
自分が得たいものを得ようと際限なく努力することができる
上記の特性が弱みに行ってしまうと人目を気にしてしまう。自己中になってしまう。などの強みと弱みの比率も環境によって変わってくる。
また、人間って矛盾してしまう生き物なので、例えば承認が欲しいから自己表現するも人に嫌われたくないから人目を気にして自分を出さずにいてしまうなどの矛盾した行動も取ってしまう。なので、人って多面体であることを予め理解する必要がある。
モチベーションの根源
強みの話からモチベーションの根源の話になり、「承認」されることがモチベーションの根源であることが分かったが、それは人がいて成り立つモチベーションが多いことがさらに分かった。
絵で例えるなら絵を描いて人に見てもらって褒めてもらえる(承認される)ことが嬉しくなる為、そうされたいが為にひたすら絵を描く。
これって「興味関心」があるからこそここまで夢中になれることであり、さらには「人に見てもらう(褒めてもらう)」という「目的」がある為に発生するモチベーションなのかなと思った。
弱みを変化させてみる
思考の変化を考えた時に「今は物事に対して積極的に提案したり中心になって進めたりはしていない状態になっている。」と感じていたが、杉山さんからは「主体性が無いのではなく、自分が目的意識を持って取り組むとか、そこに興味関心事があって、その先に自分が理想とするもの(人から認められるなど)があって条件が合致するような状況になった場合、すごく行動されると思います。」と言われ、確かにここは強みになると感じた。自分が得たいものを得ようとしたい場合、どうやって得られるかなど工夫して努力することができる。
最近それが当てはまる出来事と言えば、オンラインゲームにハマり始めた時にゲームで友達を作りたいと考えていた時期があった。
ちょうどコロナ禍だった頃に学生時代の友達と気軽に会えなくなり、上京した場所で社会人になってから友達を作る機会も無い為、一人が多かったのだ。色んな年代、色んな職業、色んな経験を積まれている人と出会ってお話を聞いて、自分の人生の知見を深めたいと思い、ゲームを始めてからは積極的にコミュニティに参加したり、SNSで繋がったりしてディスコードで通話もし合えるような友達もでき、なんと住んでいる場所が近かったこともあり、実際に会うこともできた。
今では仕事終わりに通話して一緒にゲームをしたり、たまにリアルで会って飲んだりもする仲になっている友達もいる。
話してみて、だんだんとモチベーションの根源は以下であることが分かってきた。
人から認められる(承認欲求)
興味関心がある
目的が明確になっている
今回の学びから分析
自分の強み
・自己表現ができる
・人やものを見て理解を深めることができる
・人やものを見て観察した上で関わり方を柔軟に変えていくことができる
・自分が得たいものを得ようと際限なく努力することができる
自分のモチベーションの根源
・人から認められる(承認欲求)
・興味関心がある
・目的が明確になっている
強みとモチベーションの根源が分かってきたので、仕事で今、モチベーションが上がらない理由は何か?なぜ抵抗感があるのか?ということが分析しやすくなったと思った。
今やっている業務についてはソフトウェアテストをメインとしている。
恐らくモチベーションが上がらない理由としては自分が行った業務・成果物に対して誰かが幸せになるビジョンが見えない。なんじゃないかと感じた。
ましてや目的が無く、興味関心も無い状態になっている。
興味関心は純粋につまらないから。目的についてはスキルアップというのはあるとは思うが、「ソフトウェアテスト」という特殊なところで、自分ってこのままで良いのか?このスキルを磨いて将来何になりたいんだ?ってところが明確になっていない。将来なりたい像が無い。というところがネックになっているんじゃないかなと感じた。ここをさらに分析して今後の事を考えていきたい。
次のお話はこちら ↓