キャリア設計ワーク - もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは本当に自分のやりたいことだろうか?【ポジウィル体験記】#07
2023/08/05 (土)
POSIWILL CAREERの7回目の面談。
今回は職種を調べ、キャリア設計の軸について考えるという面談でした。
前回のお話はこちら ↓
会社での出来事
① 人事面談
人事から部署毎に従業員満足度アンケートが定期的に行われる。
そのアンケートの中にこんな質問があった。
今の仕事は満足しているか?
当然Noだ。人事側に相談するか?と言った項目もあったのでそれはYesと答えて提出したところ、人事の方から面談依頼が来た。
人事面談で今の思いをありのままに伝えた。
そうすると人事の方からは
「それは成長過程の良い悩みですね」と言った。
そう言われても、このままでいいのか?という不安は消えない。
自分が所属しているERP系の部署は主に基幹システムのパッケージ製品を対象としている。それは会計システム、不動産管理システム、人事、給与システムなど。正直、自分はこのようなシステムには興味が湧かない。
だから仕様について理解する時に、分かる人ならすぐ分かるものも全然分からない。おまけに契約で動くから案件が最短3カ月、最長でも1年くらいで必死に覚えたシステムとはお別れして、また別のシステムの勉強のし直しをしないといけない。キャリアについてもテスト業務で今後何かしたいというわけではなく、ただ、将来は管理職になるのかな?と一般的なレールに沿ってキャリアを登っているだけだった。
「本当に今のままで良いのか?」
いつも頭の中でそう思っていた。
人事の方はそんな僕の焦りとは裏腹に、今のままで良いのでは?という結論を出した。やっぱり「ERP事業」や「管理職」はどの会社から見ても市場価値は高い。それをそのまま極めて行けばどこの会社でも通用する。と言った。
そんな軽い「カウンセリング」で終わったが、正直モヤモヤは残る。
やっぱり「コーチング」と「カウンセリング」は全然違うんだなと実感した。
② 評価面談
会社では半年に一回、半期の目標を設定して評価してもらう仕組みがあり、
ちょうど3月~8月までの目標が達成できたかを部長と面談する機会がある。
面談は概ね順調。時間が余るほどだった。すると部長から。
「ユウタくんってさ、今後のキャリアってどう考えている?」
と意外な発言が飛んできて驚いた。
部長はかなりの人数の目標面談をしてきているので、一人一人のキャリアとかは特に気にしていないのかなと個人的な偏見があった。
目標面談とは別でかなりお忙しい方なので・・・。
この際だからはっきり言ってしまおうと思った。
「正直分からないです。今後どうしたいとかもよく分からず、世間一般的なキャリアラインを提示していました。」
そうすると、「やっぱりか。そもそもこの仕事にやりがいを感じている?」
と言われ、「いえ、感じません」とはっきりと言った。
「そうなんだ。そもそもテスト業務自体に興味が無い?」とも言われたので、「そうですね・・・。興味が無いのかもしれないです」と言い、そこからは今後どうしたいのかを話し合った。
現状の不安や現在、キャリアコーチングを受けている事、人事面談を行ったこと、会社内のキャリア相談に掛け合って、相談した後にWeb系を専門とする部署のリーダーと話したこと、話したが、結局Web系をやっても所詮はテスト業務なので、仕様書と睨めっこしながらテスト設計書を記載して、テスト実行していくだけなので、今の部署とやること変わらないことをありのままお話した。
「興味のある事とかは無いの?」
と聞かれ、「デザイン系ですかね」と答え、そうすると「UI/UX」を検証する部署があるよと言ってくれた。その部署からお話を聞くくらいはできるからと、アポを取ってくれるみたいだ。今後はその部署からお話を聞いたり、部長と相談しながらどうしたら働きやすくなるかを考えて行動する事とした。
部長から以下の順番で考えて欲しいと言われた。
① 自社で興味のある、やりたい事を探す。
② ①が無い場合、自社のグループ会社で興味のある、やりたい事を探す。
③ ②が無い場合、自社以外(他社)で興味のある、やりたい事を探す。
本音を言う事で部長から悪い印象を与えてしまうのではないか?と不安だったが、面談はとてもすっきりとした状態で終えることができた。
本音の部分はとても言いずらく、今まで遠慮していたところがあったが、POSIWILL CAREERを通じて自分の思いが言語化できるようになっている事を感じた。
久しぶりのPOSIWILL CAREER面談
前回から二週間以上期間が空いて久しぶりの面談となった。
杉山さんに上記の事をお話し、
「この第一歩は大きな一歩だと思います!」
と言ってくれた。
転職先の方向性
事前に宿題として出されていた「キャリア設計ワーク」と「職種調べ」を取り組んだ内容を杉山さんと一緒に見ていく。
「職種調べ」ワークの中で、記載した自分に向いていそうだったり、
興味のある職種については、以下である。
・Webデザイナー
・UI/UXデザイナー
・サイト運営・編集者
・コピーライター
・人事 / 教育
・社内SE
この職種と自社の社内異動の可能性も含めて以下の候補が出てきた。
候補①:社内異動によるUI/UXデザイナーの領域
候補②:自部署(ERP)以外の選択肢(あまり魅力的に感じない)
候補③:自社の人事/テストの技法を教える人材育成
候補④:エンタメ系のイベントの企画立案
候補⑤:社内SE(サイトの運営)/情報システム部
候補⑥:ゲーム会社の社内SE
候補⑦:VR、AIと言った最新技術を使用している企業のWebデザイナー
候補⑧:Vtuber関連のITエンジニア(裏方で携われる)
候補⑨:企画側(WEBディレクション)
話し合っていく中でキーワードとして出てきたのが、
「事業を通して人の心を動かしたい」である。
自分が街中にある広告やふとテレビで見た時のCM、たまたま開いたYouTubeの動画、気になっていたアニメや映画やゲーム、ふと聴いてみた音楽などですごいな!と鳥肌が立ったり、思わずうるっと涙が出てきて感動したり、そう言った「心が動く」瞬間が非常に「面白い」と感じる。仕事を通してそんな「人の心を動かせる」事業に関われたらやりがいを感じるのかなと思った。
ちなみに最近感動したのは「ワンピース」のアニメ第1071話である。
分かる人なら分かる。とにかく作画がすごかった。
やっぱりこんなに影響を与えられるワンピースはすごい。
転職時期
仮に転職するとしたら、現プロジェクトが来年の2月で終了となるので、キリの良いタイミングとしてはそのタイミングかと思っている。
もちろん、部署異動やグループ会社に行くのも視野に入れて確実にそのタイミングになるかはまだ分からない。
なので、動くのであれば来年(2024年)の4月に入社できるように準備しておかないといけない。
面談も残りわずか。杉山さんとのお別れは寂しいが、これからは一人でも行動できるようにきちんと自己理解、進むべき方向性の確立を目指して頑張っていきたい。
今回の学び
・ 本音で動くことは大事。
・ 「人の心を動かす」事業に関わりたい。