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【保存版】失敗しない!無垢床の買い方完全ガイド

「無垢床を安く買いたい!!」
「ネットが高すぎてどこで床材買ったらいいの??」
「無垢床にしたいけど、高すぎて手が出ない...」
「ネットで買おうかな?でも失敗が怖い...」

今回は、そんな疑問を解決するために
元材木屋の僕が実践している無垢床の購入方法を公開します。

この方法を活用すると、
材料費だけで15万円以上かかる6畳の無垢床リフォームが3万円から4万円前後で無垢床を手にいれることができます。
ぜひ無垢床DIYしたい人は読んでみてください。


無垢床の一般的な相場

無垢床の一般的な相場は

オーク(ナラ):5-6万円/坪
メープル:6-7万円/坪
チーク:8-9万円/坪
ウォールナット:9-10万円/坪
杉材: 3-4万円/坪
桧材:4-5万円/坪

そのため、6畳の和室を無垢床でリフォームすると…
15万円以上と高いと費用がかかってしまします。
だからこそ、無垢床を買うときは購入先や購入方法をしっかりと選ばないといけません。

よくある無垢床購入の失敗例3選

まずは、よくある無垢床購入の失敗例を3つ紹介します。

・①ネットショッピング
・②グレード選び
・③購入場所

①ネットショッピング

まず1つ目が、ネットショッピングです。
ネットで無垢材を探すと、通常の相場の2倍から3倍の値段がすることがほとんどです。

この理由は送料にあります

無垢床は重いため基本的に送料が高くなります。
具体的な送料の値段はこんな感じです。

・送料は1坪2,000円以上
・6畳で送料だけで12,000円以上
・返品時も同額の送料が必要

基本的にはネットでの購入はやめましょう。


②グレード選び

2つ目はグレードです。
無垢床にはいろいろなグレードが存在します。

実際の無垢床のグレードは後で解説しますが、
基本的に無垢床を購入する際は、1番いいグレードの床材を勧められることがほとんどです。

そのため、無垢床の値段が自然と高くなってしまいます。

「実際、グレードによってどのくらいの違いあるの?」
っと疑問が出てくると思います。

ABグレードとBCグレードで見た目はあまり変わりません。
正直、プロが見ない限り、見分けつかないといっても過言がないくらいです。

BCグレードを使った床DIY

だからこそ、無垢床を買う際は、どのグレードの無垢床を選んでいるのかしっかりと把握しましょう!!

③購入場所の失敗

そして3つ目は購入場所選びです。

よく質問で
「近くの材木屋や材料屋さんに頼むのはどうでしょうか?」
という質問をもらいます。

一見、材料屋さんや材木屋で買えば安く買えると思っている方も多いですが、
本当は違います。

こういいったところは、工務店さんやリフォーム会社には安い値段で出していても
僕らみたいな一般人(施主)には、高い金額を提示しています。

なのでぶっちゃけると、ネットの金額と変わらないくらいの金額を提示される場合がほとんどです。

なので材木屋や材料屋さんなら安く買えるだろうという考えはやめましょう

無垢床を安く買う3つの方法

ここでは無垢床を安く買う方法を3つ紹介します。

①グレードで賢く選ぶ
②建材市場を活用する
③ホームセンターの型落ち品を狙う

1. グレード(等級)で賢く選ぶ

まず1つ目はグレードを知って賢く選ぶになります。

無垢床のグレードは大きく分けて3種類あります。

・AB(上位)グレード:56,000円/坪~
・BC(中位)グレード:45,000円/坪~
・CD(節有)グレード:35,000円/坪~

パッと見ただけでもグレードを落とせば落とすほど、値段は下がっていきます。
詳しく説明すると…

  • AB(上位)グレード:56,000円/坪~

木目が均一でキレイで節が全くないものになります。
一般的に家を建てる際やリフォームする際はこのグレードを勧められます。

  • BC(中位)グレード:45,000円/坪~

小さな節が時々あり、ABグレード違い、色むらが若干ある程度です。
正直、ABグレードとの違いは素人ではわかりづりです。
実際に僕が和室に使ったのもこちらのグレードになります。

  • CD(節有)グレード:35,000円/坪~

節や色むらが多めで抜け節やサネのかけなど、天然素材の味を楽しめるグレードになります。
一時期は、レトロ感を出すために人気があったグレードになります。

こちらのグレード使う場所は注意が必要ですが、安いものだと5,000円程度で買えるのでおすすめです。
実際、僕はこのグレードの床材を2階の寝室に使っています。

2. 建材市場を活用する

2つ目は建材市場の活用です。
市場を使うメリットしては…

通常価格の40-60%オフで購入可能
在庫処分品や規格外品も多数
プロ向け商品が手に入る

かなり、メリットが大きい反面、活用するためにはコツが必要です。
特に重要なのが情報収集です。

建材市場はものが常にあるわけではないで定期的に在庫をチェックしたり、
情報が出るたびに確認するがおすすめです。

でも、「建材市場ってどうやって探したらいいの??」という人のために、
僕のとっておきの建材市場を紹介します。
それがHUB &STOCKさんです。


アウトレット建材を販売していて、通常の価格よりも安く購入することができます。

一方でデメリットも存在します。

・在庫が足らない
・自分の欲しい無垢床がなかなか出てこない。

使う際はこういったデメリットも理解しましょう


3.ホームセンターを活用する

3つ目は、ホームセンターです。
ホームセンターでは、B級品やアウトレット商品がちらほら並びます。
また、小さな傷や色むらがある商品は大幅値引きされていることもあります。

僕もこれまで、2回ほど床DIYしていますが
両方ともホームセンターのアウトレット品を使っています。

アウトレット品だからといってものが悪いことはないのでホームセンターも一つの選択肢としておすすめです。

まとめ無垢床を安く買うためのポイント

ここまで無垢床を安く買う方法を紹介してきました。

安く買うための3つのポイントをもう一度おさらいします。

①グレードは BC ランクから選ぶ。

正直、ABグレードとBCグレードの違いは、 ほとんど分かりません。
BCグレードを選ぶだけで2割から3割お得になります。
なので無垢床を選ぶ際はBCグレードから選びましょう

②建材市場やホームセンターの活用

建材市場やホームセンターではアウトレット品やB品など無垢床を安く買うことができます。
ぜひ無垢床を検討する際は確認してみてください。

③最後はタイミングが命

無垢床を安く買うにはタイミングも重要です。
なので、無垢床を選ぶ際は焦らず、ホームセンターや建材市場、BCグレードの検討など焦って定価で買わず、じっくりと検討して勧めていきましょう

実際に、僕はこの方法でリフォームしたら30万円かかる6畳の和室の床を
5万円で無垢床にできました。

ぜひ、みなさんも挑戦してみてください!

今回ご紹介した無垢床の購入方法は、私が書いているDIYの教科書の一部です。

このnoteでは...

リフォームしたら200万かかる築43年家を55万円でDIY
リフォームしたら100万円かかる和室を15万円でDIY
リフォームしたら100万円かかる和室を予算15万でDIY(ランドリールーム編)
リフォームしたら160万円かかる和室を予算30万円DIY    など

僕がこれまでやってきたDIYノウハウをすべて見ることができます。
ぜひ気になる方はこちらからみてみてください。


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