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あいまいなクラスについて vol.48

前回までは継承についての説明であった。

継承するクラスはどれも何かしらの実行処理があった。しかし今回から紹介していくものは実行処理のないメソッドを持つクラスの継承についてだ。

具体的には二種類ある。

1.あいまいなクラスの紹介

・抽象クラス
・インタフェース

と呼ばれる二つのクラスがあいまいなクラスだ。

この二つはこれまでの継承とは違ってくる。

これまでの継承のやり方では既存のクラスを継承して開発を楽にするというものだった。

しかし、継承してくるクラスは大体はJavaAPIであったりするが、ない場合もある。そのようなときに備えての今回の二つだ。

ではどのようなものか概要を説明していこうと思う。

2.抽象クラスとは

抽象クラスを説明する前に、

抽象メソッドというものがある。

抽象メソッドとは、実行処理が何も書かれていない空のメソッドのことだ。
抽象メソッドを呼び出しても何も起きない。

抽象メソッドが一つでもあるクラスのことを、抽象クラスと呼ぶ。

3.インタフェースとは

こちらも抽象メソッドが関係する。

インタフェースは、すべてのメソッドが抽象メソッドであるクラスのこと。

これらの存在意味は何なのか。

4.存在意義

なぜ、抽象クラスやインタフェースがあるのかというと、

行うことが決まっていたとしても、クラスの作成者の方で設定値を決められないときがあり、その時中途半端に処理を決めてしまったことによるエラーを防ぎたいからこの二つがある。

抽象メソッドを後で、具体的に処理してもらうためだ。

今回は概要について説明した。

次回からは具体的に説明していく。

では、また次回
元体育会系文系エンジニア石黒

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