好きな役者さんメモその1(赤猫座ちこ編)

この前観劇後に、あれ?この役者さんどこで出会ったっけ?出演作品どれくらい観てたっけ?となって、その役者さんの出演作の色々記憶を掘り起こしてみたのですが、毎年100本近く観ていると記憶も段々薄れてきてしまっていて今後も更に忘れていってしまうと思ったので、noteにメモしてみようと思いたちました。まあ暇な時にしか記事作成できないでしょうけど。まあそんな感じで気楽にやっていけたらと思ってみます。今回はお試し版ということでひとつ。

①プロフィール

名前:赤猫座ちこ
Twitter:https://twitter.com/achiko1011
ブログ:https://ameblo.jp/achiko1011/


所属:牡丹茶房
Twitter:https://twitter.com/botan_sabou
HP:https://saboubotan.wixsite.com/home

②出演作品一覧

を記載しようと思ったのですが、ご本人のブログにまとまっていたので、こちらを参照ください。
過去舞台一覧表!

自分が観劇した作品とブログに掲載されている一覧以降の出演作品を以下にまとめていきます。
※自分が観劇したものは★を付けていきます
メモは自分が覚えている役柄と感想です。記憶違いもあると思うのでその辺はご容赦を。

①「咲けぬ椿は落ちずに腐る」★
劇団:牡丹茶房
会場:ザムザ阿佐ヶ谷
公演期間:2016/10/19~ 2016/10/23
メモ:オタサーの姫的な役柄(もっと悲惨な立場だけど)。初めて拝見したのが顔が隠れていたこの作品で良かったなと今では思っています。かわいい役者さんではなくて、凄い役者さんと認識できたので。

②「再演・女学生J」★
劇団:牡丹茶房
会場:日暮里d-倉庫
公演期間:2017/04/19 ~ 2017/04/23
メモ:めちゃくちゃ震えた作品。地獄のような牡丹茶房版ロミジュリ。偏執的な役柄がとても似合うことが分かりました。

③「Maria」★
劇団:牡丹茶房
劇場:三鷹芸術文化センター 星のホール
公演期間:2017/10/20~ 2017/10/29
メモ:開幕してすぐに殺されてしまってその後はずっとバスタブの中。彼女の存在が主人公の人生を狂わせていく。死んでも抜群の存在感。

④「サバンナモンキーの憂鬱」★
劇団:くによし組
劇場:はなまる学習会王子小劇場
公演期間:2017/12/06~ 2017/12/10
メモ:サルに恋するサルの役。片思いなのが切なかったです。しかしこういう役でもうまいなって思いました。

⑤「床這う君へ」★
劇団:牡丹茶房
劇場:ギャラリーしあん
公演期間:2018/01/17 ~ 2018/01/21
メモ:苦しくなってすぐに会場を出たくなるとぼくの中で評判の牡丹茶房のギャラリー公演の第一弾。芋虫モチーフで、手足使えない喋れない中で圧巻の演技でした。

⑥「人魚 ―死せる花嫁―」
劇団:鬼の居ぬ間に
劇場:花まる学習会王子小劇場
公演期間:2018年2月21日~26日

⑦僕をみつけて
劇団:かわいいコンビニ店員飯田さん
劇場:OFF・OFFシアター
公演期間:2018/04/04~2018/04/08

⑧ツヤマジケン★
劇団:日本のラジオ
劇場:こまばアゴラ劇場
公演期間:2018/06/05~ 2018/06/10
メモ:推しの役者さんである田中渚さん(日本のラジオ)とのペアだったので個人的にとても嬉しかったです。突如豹変してからが真骨頂でしたし怖かった・・・。

⑨レプリカに捧ぐ★
劇団:牡丹茶房
劇場:王子スタジオ1
公演期間:2018/08/16~2018/08/19
メモ:すぐに会場を出たくなる牡丹茶房のギャラリー公演の第二弾。誘拐され翻弄される役柄でした。牡丹茶房だとひどい目に合いがちだけれど、それだけ烏丸さんに信頼されてるのかなとも思ったりします。生きる為の執念が凄まじくて最後めちゃくちゃ怖かったです。

⑩古書パラレル浪漫譚★
劇団:はらぺこペンギン!
劇場:神保町花月
公演期間:​2018/10/17~2018/10/21
メモ:毎年クロジで拝見している三原一太さんの所属する劇団の公演でとても楽しみにしていました。この公演でも死んじゃうんですけど、その中でもまっすぐで聡明な「ヒロイン」と言って良い役柄で、ベテラン揃いの中、非常に素晴らしかったです。個人的にはこの役が見られたことで、あちこさん(とぼくは呼んでいる)のイメージが広がったのでとても良かったですし、こういう役ももっと観てみたいなと思いました。

⑪コーポ・カルミアの由々しき狼★
劇団:牡丹茶房
劇場:高田馬場ラビネスト
公演期間:2018/12/19~2018/12/23
メモ:過去に色々あったインフルエンサーの役。ルックス的にも非常に適役だったかなと。モードな衣装も着こなせるのが凄い。これまた偏執的で正義を求める役柄。かなり気が強くて怖い感じ。最後がかなり悲惨でギャラリー公演に続いてすぐに外に出たくなりました(笑)。

⑫逆柱-追憶の呪い-
劇団:鬼の居ぬ間に
劇場:小劇場B1
公演期間:2019/02/28~2019/03/04

⑬修羅★
劇団:鵺的
注)オフィス上の空プロデュース「1つの部屋いくつかの生活」青チーム
劇場:吉祥寺シアター
公演期間:2019/04/06~2019/04/14
メモ:ずっと気になってた鵺的にあちこさんが出演するということで楽しみしてました。噂に違わぬ地獄のようなお話で凄い役者さんの中で存在感あってとても良かったです。ルックスが似ているハマカワさんと姉妹役だったのも◎(殺されちゃうけど)。

⑭山猫★
劇団:牡丹茶房
劇場:新宿眼科画廊スペース地下
公演期間:2019/06/08~2019/06/19
メモ:ギャラリー公演の第三弾。至近距離で地獄のようなお話が展開されてまたもや終演後にすぐに外にでました(笑)。あちこさんは教育を受けておらず喋れないタイトル通り山猫のような役柄でした。相手によって変わる表情と知恵を付けていく様が見事でした。最後のシーンは思い返しただけで怖くなります・・・(死ななくて良かった・・・)。

⑮カミグセ短編集vol.2★
劇団:関係舎 と カミグセ
劇場:STスポット(横浜駅)
公演期間:2019/08/08〜2019/08/11
メモ:星姉妹でこの作品自体は観ていたのですが、カミグセで再構築したような形でした。当初はあちこさんは死神役だったようですが、提案により逆になったとのことでした。風邪ひいて死にそうな彼氏を待つ役だったのですが、身体が弱ってる様のリアルさや、彼氏への依存からの脱却する様子などがとても好きでした。二人芝居ってお芝居たくさん観られるからとても好きだなーと改めて思いました。
終演後につくにうららさん、星秀美さんと一緒にアフターイベントとして「アイドルの真似事」をされていたのですが、初めて歌とダンスを拝見したのですがとても素敵でまた見たいなーとかこっそり思ってしまいました。
あと、カメラ持ってたのでカメコしたくなりました(笑)。

⑯「NAGISA 巨乳ハンター/広島死闘編」★
劇団:サムゴーギャットモンテイプ
劇場:シアター711(下北沢駅)
公演期間:2019/08/28(水)〜2019/09/01(日)
メモ:あちこさんがコメディ出てるの初めてでしたね。サムゴーの演出にもきっちり対応していてさすがだなーと思いました。笑いを取るのは主に浅倉南のシーンだったかなと思いますが、あそこまでコメディにふった演技するの初めてみましたけど、とてもおもしろかったです。本役はどうしても薄幸キャラになりがち・・・と思ったりしました。でもやっぱりそういう役が似合っちゃうんですよね。
あちこさんは機転も効きますし回転も早いですし瞬発力もあるのでもっとコメディにも出てほしいなと思いました。またサムゴー出てほしいです。
お芝居以外の面ではランダムチェキの撮影でとても活躍されていましたね。めちゃくちゃ枚数あったのですが、かなり売れたのではないでしょうか。自分も数枚購入しましたが、さすがのクオリティでした。

⑰ハッとするインプロ「(take my) Breath away」★
劇場:赤坂チャンスシアター
公演期間:2019/09/13(金)~2019/09/14(土)
出演:
【キャスト】蒼木鞠子、赤猫座ちこ、小山修平、沈ゆうこ、前田真弥、榎あづさ(13日のみ)、篠目ゆき、星秀美
【即興ピアニスト】吉崎弾(通常公演のみ)
※本公演は即興劇の公演となっております。
メモ:本公演はインプロ(即興劇)の公演でした。演目毎に出演者が変わって、最後の長編だけ全員参加という形でした。自分が見た回は以下のような感じでした。
◎マジ告白
蒼木×篠目/星×沈
◎エクストリームアクション
赤猫座、沈、星、前田、小山
◎ドラマスペシャル 
全員

仕事等々の都合でこの回しか観れなかったのですが、マジ告白であちこさん観れなかったの残念だなーと思ってたら、ドラマスペシャルであちこさんが主役で結果的には良かったかなと思いました。
マジ告白とエクストリームアクションは割とライトで見やすい感じ、ドラマスペシャルはちょっと重い即興劇になっていました。あちこさん主役だったのでかなりの時間舞台に立っていて、しかも他の人がおそらく裏で考えている筋書きに瞬時に対応していてやっぱり凄いなーと思いながら見ていました。オチというか結末は即興劇なのでちょっと強引な感じもありましたが、しっかりと重めのドラマが成立していて、役者さんたちの凄さを感じました。今回が初めての企画だったのですが、またぜひ開催して欲しいなと思いました。

⑱「私家版 孤島の鬼」★
劇団:K'srutan produce
劇場:新中野ワニズホール(新中野駅)
公演期間:2019/10/9(水)〜2019/10/13(日)
出演:赤猫座ちこ(牡丹茶房)、池ヶ谷明杜、小林裕、小山蓮司(北区AKTSTAGE)、杉本等
脚本:柳井祥緒(十七戦地)
演出:三浦佑介(あサルとピストル)
メモ:江戸川乱歩の孤島の鬼を原作とした作品。原作では蓑浦氏視点で描かれているが、本作は諸戸氏の視点で描かれています。ナチュラルにモテる人よりは恋焦がれてしまう人の視点で描かれていた方が感情移入しやすくて個人的にはとても良かったと思います。稽古見学をさせていただいていてその時は序盤のシーンをディスカッションしながら繰り返し稽古して、そういう姿を見ていたからかこんなに凄いものになったのか!と謎の感慨が生まれたりしました(笑)。小さな箱で少人数のお芝居だったのですが、特濃で観終わった後の満足感が凄かったです。
あちこさんの役どころは蓑浦氏の婚約者で諸戸氏に求婚される初代役と、結合双生児の秀役でした。初代は早々に殺されてしまうのですが、殺された後?に蓑浦氏と諸戸氏がやりとりをしている時に舞台上の椅子に座っていてその時のなんとも言えない表情とその時に流した涙がとても美しくて好きでした。こういう静かで耽美な繊細なお芝居も凄く素敵だなと思ったりしました。

⑲「廃優」★
劇団:牡丹茶房
劇場:花まる学習会王子小劇場(王子駅)
公演期間:2019/11/28(木)〜2019/12/1(日)
出演:赤猫座ちこ、杉本等(以上、牡丹茶房)
相川佑輝、飯智一達、及川空美、大田彩寧(しあわせ学級崩壊/ヨハクノート)
大宮二郎(コンプソンズ)、川峰はる香(futurum LLC.)、久保瑠衣香(W.FOXX)
國﨑研吾、國松卓、林隼己、藤口圭佑(劇団藤一色)、
二ツ森恵美(時々、かたつむり)、弓月怜南
脚本・演出:烏丸棗(牡丹茶房)
メモ:スナッフフィルムをめぐるゴア要素が入った猟奇的なお話でした。その要素を除くと、芸術、芸能と表現のお話のように思えました。ただ自分はゴア要素が多かった為、そういう映画を観るモードに入ってしまって、なかなか入り込めない部分もあったというのが正直なところ。
あちこさんは、双子の役で2役やっていました。一人目は画家志望でメンタルを壊してしまった女性。主人公に最初に殺されてしまう役でした。彼女が殺される前に主人公に対して色んな苦しい心情を吐露するのですが(それが殺害の動機に繋がる)それがめちゃくちゃリアルで心の中で「うわあああああ」ってなったりしていました(蘇るトラウマ)。
もう一役は作中に出てくる劇作家のマネージャーで、しっとりと落ち着いた役柄でした。ただし妹に対して複雑な感情がありそれがこの話の発端ともなっていてとても重要な役だったと思います。彼女もまたスナッフフィルムの作品にされてしまうので殺されてしまうのですが、その殺された後の処置?が凄くて「oh…」となってしまうほどでした。でもちょっと遠かったのと高い位置でのお芝居だったので自分の座る位置が悪くてあまり見えなくて残念でした。(どんな感じになったかは牡丹茶房のTwitterを参照ください)

③今後の出演予定

①「星猫座の新春シャンソンショー」
会場:高円寺プロセニアム(高円寺駅)
https://cafe-proscenium.shopinfo.jp/
公演期間:2020/01/13(月祝)
出演:星秀美、赤猫座ちこ
1部:13:30
2部:16:30
3部:19:00
チケットの予約はこちらから
https://www.quartet-online.net/ticket/hoshineko1


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