一人で甘いもの。
誰が平日の昼下がりに一人で喫茶店に行くほど優雅な生活をしているのだろうか。僕だ。
そもそも土日祝日などの街が人で溢れかえる日にわざわざ自分の心身を削りに行く方が嫌である。
どれだけ楽しいことであろうと、人が多いだけで疲れる。
人の波の一部と化している時はそんなこと思わないけど、いざ家に帰ってひとりになった時、妙に疲れることがよくある。やっぱりダメらしい。
休むためにどこかに行くのと、すでに休めている状態でどこかに行くのは大きく違うと改めて認識した数日だった。
以前、人におすすめしてもらった喫茶店に仕事のミーティング終わりに向かった。
ざっくり言うと「お子様お断り」と堂々と書いてしまうような、大人の雰囲気を大事にした場所。
実際、いい場所だった。
いい場所だったが、いつものような一人で変な思考にふけるほどの心の安らぎは無かった。
多分、仕事終わりすぐ向かったが故にonのままで切り替えられられなかったから。すでにエネルギーを消費していたし。
ここで喫茶店には切り替えるために行くものじゃないんだと気づいた。
心身の安らぎを助長するために行くものなんだなと。
無理やりやろうとしたっていい事はない。
つくづく思うのは、自分はやっぱり閉鎖的な空間の方が好みだという事。
距離の近い人達と会話を楽しむのもいいけど、静かにどうでもいいことを考える時間が何よりも僕にとっての休日であり、精神統一的な意味を持つ行動。
それぞれの席が離れているお店であっても、仕切りなどの壁がないだけで少しソワソワする。
人といる時と一人の時の僕の空気と温度は明らかに違う。
どっちかが嘘とかではなくて、両方本当。
もしかしたら無理してるのかもしれないけど、
自分が気づかないうちに感情に蓋をしてるのかもしれないけど、
どちらも間違いは無い。
まとめ方が分からないのでこのまま終わります。
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