「兼業フリーランスが1年活動したら認定ランサーになれるか?」~不器用でポンコツな私の挑戦~ #私の働き方実験 #研究報告書
◆実験の目的と背景
せっかく登録しているランサーズ、活用したいな、と思っていた春。
この機会に変わりたい、変わらなきゃ!と思っていました。
だけど、意志が弱い。
行き当たりばったりの計画のなさで、納期ギリギリとか、いろいろ対応できずに方々にご迷惑をおかけしたりと、過去に経験してきました。
(世界中にこんなこと発信して大丈夫だろうか……)
こんな時に、高額な出費が立て続けに!
よし、これをきっかけに、「稼げるフリーランスになるぞ!」と決意をします。
とはいえ、私は①親の事業の手伝い②ファミレスで夜バイト③フリーランスとして、動画クリエイター兼ライターという、トリプルワーカー。
リスク分散と言えば響きはいいかもしれませんが、散らばりすぎでランサーズに集中できるかわかりません。
◆検証したいと思っていたこと
「脱!ポンコツな私!」をスローガンに、採用・継続される方法を検証・分析して、選ばれるランサーとして成長できるか?検証してきました。
しかしながら、認定ランサーになるぞ!と思ったものの、経験上無理そうと思ったので、最初から「1年で認定ランサーになる」という計画。
研究期間は半年なのに、1年で達成するって逃げじゃん!って思われても仕方がないけれど。
変化を記録にとり、少しでも成長していることを実感したいと思いました。
◆研究活動の概要
認定ランサーになる、ということは、ランサーズを利用している人の中で、収入が上位になること。
つまり、たくさん(金額的に)受注する必要があります。
しかし、それが一回だけでは認定ランサーでい続けることはできないでしょう。
ですから、継続的に依頼されるような人にならなくてはなりません。
そのため、
プロフィール閲覧数アップ
現状のプロフィールやパッケージのブラッシュアップ
実績獲得・公開可能案件を受けて次につなげる
をすることに。
ただ、やりました、という自己満足だけでなく、実際効果があったかどうか閲覧数の上昇を記録したり、スキルアップのために練習した作品を公開することにしました。
しかし、この計画に重大な問題があることに気が付くのです……
中間報告でも書いた通り、データは不定期に見ていましたが、記録を取りませんでした。
そもそも、「定期的に見る」「記録をとる」ということが苦手だったのです。
◆結論と根拠・気づき
結論:12月20日時点、認定ランサーにはなれませんでしたが、認定ランサーに向けての足掛かりができました!
足掛かり、というのがまた微妙な表現なのですが。
根拠:プロフィール改善により、新規問い合わせとリピーターより受注
認定ランサーになる要件を確認して、プロフィール改善
パッケージからの問い合わせが来た
以前お仕事したクライアントから依頼!今後もある?
気付き:プロフィール改善で受注の可能性アップ
プロフィール改善の効果は確かにありました。
また、作成した短い動画をスキルパッケージにすることで、サンプルや価格表の役割をしてくれました。
「この価格で依頼したいのですが」
という問い合わせに対応できるようになりました。
◆研究に関する考察・これから
プロフィール改善によって、新規案件の獲得、パッケージの設置によって受け身の営業ができるようになりました。
<変化した考え方・価値観>
自分なんて、という考えを持たなくなった。
動画編集者はたくさんいるけれど、私にしかできないことがあるはず、と思えるようになった。
<具体的な成果・仕事・働き方への影響>
案件を獲得したものの、複数案件でてんてこ舞いに。
徹夜をして次の日グロッキーになった。
着手後に気が付いた大変な案件!なんとかやり切ることができた。
生活がガタガタになり、断ったり、調整することもしなければ、と思い、11月からは自分のキャパを考えて調整しはじめる。
<これから、もっと活躍していくために>
パッケージを整えて、LABストアにもチャレンジしたいな、って思っています。
11月定例後だったと思うのですが、中学生当時の年賀状に描いていたイラストが、ウサギをモチーフにしたものだったことを思い出して。
今度の干支が兎ですから、そのイラストが生まれたのが24年前、ということになります。
再現できるのか?そもそも需要はあるのか?というところからのスタートですが、やってみないことには、始まらない。
だから、「とりあえずやってみて考える。」
心の中にワクワクが溢れてくるようになったのは、いつ以来だろう?
小学生の子供をお手本にするような生き方が、これからできるといいな、って思います。
ちなみに、3期生募集するなら、必ず応募します。
3期研究員に選ばれたら、やりたいと思っているテーマがすでに決まっているので。(何か?は、まだ秘密)
◆全体振り返り
研究期間中、難読漢字の「山桜桃」から改名し「ゆすらうめ」になりました。
硬い印象から、柔らかい印象になったからでしょうか。
「うめさん」と呼んでくれる人も増えました。
そのきっかけの一つは、新しい働き方LAB2期運営サポートとしての活動です。
主な活動は9月のアタラボクエスト、11月の最終定例会、12月の自主定例会。そして新しい働き方アワードのメンバーとして参加しています。
運営サポートとしての活動を通して、いろんな人と話し合ったり、アイデアを出すこと、(権利上の理由から、一般公開できないのに)全力で制作する楽しさと喜びを得ることができました。
もちろん、これは私一人の力ではなく、運営サポートのメンバーの支え、動画を見た人の反応、いっぱいいっぱいになってる時の家族のサポートがあってこそです。
「頑張ってよかった。やり切ってよかった。」
そう思います。
ここで、少し言い訳っぽくなってしまうのですが……
もともと、11月定例で研究活動を振り返る動画を流す予定でした。
(12月自主定例で流したやつです)
しかし、11月初めに姑が事故を起こしてしまいます。
認知症のなりかけ……というか、初期段階だと、こっそり教えられました。
「もう、運転させられない。」
それが、家族が出した結論でした。
連日、姑の手を引いて病院。
待合室で案件をこなしながら、何とかやっていきます。
でも、思うように仕事が進まない。
ゆっくり歩く姑について買い物に行きます。
自分一人なら10分くらいの買い物でも、30~40分かかります。
「いろいろとやってもらって、ごめんねぇ」
「妊婦の時お世話になったから、なんてことないよ。」
お世話になったのは事実だし、本当にそう思っているけれど、心のどこかで、「これが永遠に続くのはきついかも」と思っている自分。
家事もままならない。
テザリングしまくって通信制限を食らう。
自分の時間が無くなり、ストレスが溜まっていく。
風呂やソファーで寝落ちする日々。
「もう、無理かも」
Twitterに吐き出すように、思っていることをぶちまけると、声をかけてもらえました。
出した結論は、「今は出さない。とにかく日常を取り戻そう」。
あの時、自分一人では「やめる」という選択はできませんでした。
「精神的にヤバい時は、重要なことを決めてはいけない。」
昔、自分とした約束だけは、きちんと守れていました。
あの時、Twitterやslackで反応してくれた皆さんには感謝しかありません。
いま、こうやって日常を取り戻しつつあるのも、皆さんのおかげです。
そして、研究期間は終わってしまいましたが、思い出の動画の完成版ができましたので、近日中にslack内「視聴覚室」で公開される……予定です。
◆その他
研究期間中に受けた案件で、自分が受注した内容の一部をランサーに発注する、という経験を得ました。
(私から発注することは、クライアントに確認済みです)
執筆時点で詳細は書けませんが、発注者ならではの悩みを知ることができました。
自分は何もできない。そう思っていましたが、研究員の期間を通して多くの発見と経験をすることができました。
期間中に認定ランサーにはなれませんでしたが、「脱、ポンコツの私!」だけは、成功したのではないかと思います。
追記:2023年1月
2023年1月1日、認定ランサーになりました✨
新年で一番驚いた出来事に。
躓いたり、休んだりしながらも、なんとかここまでこれたのは、とにかく前進することだったのではないかと思います。
関わった皆さんに感謝しています✨
応援ありがとうございました!
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